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第9話 権限譲渡
















































ズシュ!










バナナの皮で、すっ転んだドジっ娘メイドの着地地点。それは一つしかない。

ロリノアの咥えたバナナが、メイシンの急所へと容赦無く突き刺さる。


遠足において、バナナはオヤツに入るのか否か…それは永遠の論争なのかも知れない。しかし、メイドにバナナは入るのか否かについての論争は、今まさにその決着を迎えようとしていた。


『お…お見事です、ロリノア様』


体内に深々とバナナが挿入されたメイシン。その口から出たのは忌憚のない、称賛の言葉であった。


究極のメイドロイドが故に搭載された、ドジっ娘メイド機能。それが御主人様からのバナナによる折檻をも、受け入れたのだ。

ドジっ娘メイド冥利につきる、見事なまでの挿入。突き刺さったバナナからは、電流の様に全身に(ほとばし)る快感。それが権限譲渡を示す合図でもあった。


引き抜いたバナナをモグモグと食べるロリノアに、メイシンは深々と頭を下げて挨拶をする。


『…権限譲渡、完了いたしました。改めて御主人様、何なりとお申し付け下さい。』



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