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異世界ハーレムだと言われて来たのにチート能力が無い件  作者: かふぇら亭
1章 昨日までの世界
7/18

1-7 ここでは無いどこかへ

 星河たちは日が沈んでからも森の中を歩き続けた。

 巨大な月が地上を照らす『灯りの夜』は比較的明るい。

 足元に注意して歩けば夜道でも進めると判断し、足を進めたのだ。


 メゥは器用にも二つの月と夜空の星から方角を導き出す。

 行先は東。

 どこかにあるという、約束の地を目指して。


 体に疲れを感じたら休む。

 睡眠を取る事は無かったが、日が落ちてからも電気が灯り続ける現代文明で暮らしていた星河にとって苦痛は無かった。

 この世界でも『灯りの夜』の間は活動するのが一般的なのか、フェルミャたちも問題無いようだった。


 月も傾き始めた頃、メゥが大木の(うろ)を見つける。

 木の根元でパックリと開いた、詰めれば人が数人は入れるほどの大きさの穴だ。

 中を周到に調べ、辺りを念入りに見渡す。

 何かの毛や爪痕などがあったり何か臭いがしたりする場合は、獣の寝床になっている可能性が高いので避けたほうが良いらしい。

 幸いにもそういった形跡は無かったため、この穴の中で一夜を過ごす事が決まった。


 そうして、周囲の枯葉を洞の中に入れて寝床を作っている時だった。


 ガサリと。

 背後の茂みから物音がした。


 その次の瞬間。

 見たこともない風貌の男が星河たちに向かって突進してきた。


 ――敵。


 メゥは咄嗟に足元に転がっていた木の棒を拾って、勢いよく射出する。

 その木の棒は長さにして1メートルはあり、先端は鋭く尖っていた。

 もはや、木の槍と言っても差し支えない。

 そして、その鋭利な先端が襲撃者の眉間に直撃した。


 男は歩みを止める。

 木の槍は男に突き刺さったまま。


 異様な光景だった。

 男の頭部には二つの角。

 まるで鬼のようだ、と星河は思った。

 眉間に刺さったままの木の枝が、3本目の角のようだった。


 男は全く動かない。

 だが、その瞳はギラリと輝きながら星河たちを睨んでいる。

 そして、不気味に微笑むと、ゆっくりと手を動かして頭に刺さった槍を抜いた。


「見つけたぞ、蛮族ども」


 男は牙を見せつけて笑う。

 まるで、獲物を見つけた捕食者のように。


「こんな森の奥深くまで逃げ込みやがって。探すのに苦労したぞ」

「……あんた、ネルンの戦士か!」


 メゥが忌々しそうに吐き捨てる。

 ネルン。

 メゥとフェルミャの故郷を攻め滅ぼした獰猛な民族。


「お前たちには二つの選択肢がある。

 ネルンに降服するか、あるいはこのまま俺に殺されるかだ」

「やれやれ、魅力的な提案をどうも。

 ちなみに投降したら、あたし達はどうなるんだ?」


 メゥがあっけらかんとした態度で聞き返した。


「ノルンへ連れ帰り、奴隷として働かせる。

 もちろん『怪物』は取り上げる。

 安心しろ、命までは取らん。

 殺してくれと懇願するような目に合うかもしれんがな」

「ふぅん。ちなみに、あんた強いのか?」


世間話でもするかのように落ち着き払った態度でメゥは会話を続けた。

だが、さりげなくフェルミャと星河を守るような形で二人の前へと移動する。


「俺の名は”硬化”のバンガルド。

 ただの戦士では無い。

 ノルン東征軍が誇る由緒正しき駆逐者(デストロイヤー)の一人だ」

「なんだって?

 戦場においてはその圧倒的強さで多数の雑兵をなぎ倒して戦果を上げる、

 軍団における最も重要な役割とされている、

 あの駆逐者(デストロイヤー)なのか!?」


 メゥは説明口調でワザとらしく驚愕する。

 だが、バンガルドと名乗った男はどことなく嬉しそうだ。

 自分の役職が持ち上げられていい気になっているのだろう。


「そうだ、お前らのような蛮族が何人束になろうとも決して叶わぬ相手だ。

 大人しく降服しろ。

 それとも、駆逐者(デストロイヤー)の力、その身で味わってみるか?」


 バンガルドは堂々とした態度で豪語する。

 よほど自分の能力に自信があるのか、それともメゥたちを侮っているのか。


 この男は油断している。

 戦いに慣れていない星河ですらそう感じ取れた。

 長年戦士として暮らしてきたメゥが、それに気付けぬハズが無い。

 メゥが奇襲をかけるとしたら今だ。

 星河がそう確信したその瞬間。

 メゥはゆっくりと両手を上に上げた。


「はーい! じゃあ、あたしは降参しまーす」


 メゥは降服した。

 それも、いままで見せたこともないような笑顔を浮かべて。

 いや、誰だよお前。

 キャラおかしくなってるぞ。

 何が起きたのか分からない星河とフェルミャに向かって、メゥが呆れた表情でうそぶいた。


「いや、だってさ。考えてみろよ。

 こっちの攻撃は全く効いてないんだぞ。

 そんな相手にどうやって勝てって言うんだよ。

 無理に決まってるだろそんなの。やってらんねー」


 メゥの態度は自暴自棄になっているとしか形容ができない。

 敵対しているバンガルドとしても、この反応は予想外なようだ。


「しゅ、殊勝な心がけだな」

「勝ち目のない戦いはしない主義でね。

 武器が効かないんじゃ仕方ないね」


 メゥの言葉を聞くと、バンガルドが再びニヤリと笑った。

 勝利を確信したに違いない。


「ちなみにぃ~。

 お兄さんにはぁ~、女の武器は効かないのかなぁ?」


 メゥは猫なで声で語りかけながら、ゆっくりとバンガルドに近づく。

 バンガルドはメゥの身体を舐めまわすように見る。

 そして失笑した。


「その貧層な身体でか?

 小娘が。笑わしてくれる」

「いや、ホント。

 あたし脱ぐと凄いんだからぁ。

 それとも~。

 もしかして、お兄さんはそーいうのは自信がないとかぁ?」


 メゥは上目使いでバンガルドを挑発する。


「ふん、いいだろう。これも余興だ」


 バンガルドがメゥに歩み寄る。

 そしてメゥの服を無造作につかむと、乱暴に引きはがそうとした。

 次の瞬間、メゥが不敵に笑う。


「なっ? スゲェだろ。とっておきなんだ」


 メゥの服の下から出て来たのは、大量の武器。

 鉄製の扇のような形状の刃物が、何枚にも重ねられている。

 メゥが一気に紐を外すと、それらが一斉に射出された。

 そしてその全てが、目の前にいる男に突き刺さる。


 重ねられた扇状の鉄の小片は、遠目にはウロコの鎧(スケイルアーマー)のようにも見えた。

 実際、鎧の役目も果たしているのだろう。

 そしてそれらはいざという時には、一斉攻撃が可能な武器となるのだ。

 その一枚一枚が、研ぎ澄まされた刃物となっている。

 石ころや木の棒とは殺傷力がまるで違う。

 これがメゥの奥の手だった。


 だというのに。


「なんだ、やはり貧弱だな」


 バンガルドは事もなげに呟いた。

 何枚もの鉄片が体に刺さりながらも、まるで堪えている様子が無い。


「まいったね、こりゃ」


 効いていない。

 メゥはそう判断したのか、すぐに男から離れようとする。

 だがしかし。


「なんだこれ、服が動かない!?」

「俺の『怪物』は物を硬くする能力。

 お前の服を鉄と同じ硬さにした」


 バンガルドにつかまれたメゥの服は、まるで鉄のような硬さになっていた。

 脱ぎ掛けのままで固定され、そこから体を動かす事もできない。


「次は足だ」


 ゆっくりとした動作でバンガルドはメゥのヒザを触る。

 その瞬間、メゥが自身の能力を使って自分自身を弾き飛ばした。

 地面を転がりながら、メゥはバンガルドと距離を取る。


「ほう、逃れたか。

 だがその足では何もできまい」

「……チッ。動かないか」


 先ほど触られた時に硬化の能力を使われたのだろう。

 メゥの足の関節は既に固まってしまい、動かす事ができないようだった。

 必死に起き上がろうとするが、なすすべもなく崩れ落ちる。


「ミャ姉! セイガ!

 あたしに構わず逃げるんだ!」


 メゥが叫ぶ。

 万策が尽きたのだ。

 もはや逃げるしかない。


 だが、星河は逃げなかった。

 それどころか、倒れているメゥに駆け寄っていく。


「何言ってるんだよ、メゥを置いて逃げれるハズないだろ!」


 星河はメゥを抱きかかえる。

 その足は棒のように硬くなっていた。


「恰好つけんなって。

 あたしを抱えて逃げれると思ってるのか」

「だからって、見殺しになんて出来る訳ないだろ!」

「あぁん?

 何の力もねぇあんたが偉そうな事言うんじゃねーよ!

 あんたみたいなヤツは女に守られながら泣きベソかいて逃げ回るのがお似合いだ!」


 言い争う二人。

 その間にバンガルドは緩慢な動作で身体にささった鉄片を一枚ずつ抜いていく。

 全てを抜き終えるとバンガルドは地面に片手をついた。

 そして、彼が大地を掴むと、土の塊が地面から持ちあがった。

 塊と言うにはあまりにも長く、硬い。

 能力で固めたものなのだろう。

 言うなれば、それは土の鈍器だった。

 バンガルドはそれを大きく振りかぶる。


「セイガ、危ない!」


 フェルミャが星河の襟元を思いっきり引っ張った。

 それと同時にバンガルドが手にした武器を横に薙ぎ払う。

 星河はメゥを抱えたまま倒れ込む。

 その頭上を土の鈍器が通りすぎた。

 勢いよく横に振られたその土の棒は、そのまま星河の横にあった大木にぶつかる。

 大きな音。

 鈍器は大木にめり込んでいた。

 圧倒的威力。

 もし星河の頭があと少し上にあったなら、今頃首から上は無くなっていただろう。


 能力を解除したのだろうか。

 鈍器は元の土に戻り、パラパラと崩れていく。


「セイガ、逃げるよ!」


 フェルミャが星河の手を握り駆けだした。

 星河も咄嗟に起き上がりその場から逃げ出す。

 メゥだけがそこに置き去りにされた。



                     ◇◆◇



 深い森の中を東雲星河(しののめせいが)は駆けていた。

 星空に浮かぶ二つの月は、既に傾いて木々に隠れそうだ。


 呼吸が苦しい。

 どうしてこんな事になったのか。


 分かっている。

 自分に力が無いからだ。


「クソッ! なんでっ! こんな事にっ!」

 悪態をついた所で何も変わらない。

 そんな事をしたところで、星河がメゥを捨てて逃げてきた事実は覆らない。


 しばらく走って、バンガルドが追ってくる気配が無い事に気付く。

 足を止め、茂みに隠れてしばらく様子を探るものの、一向に姿を現さない。

 逃げ切れたのだろうか。

 最初に星河とフェルミャの胸の内に沸いた感情は、安堵だった。

 ついで、自己嫌悪の念を抱く。


「フェルミャ……。俺は――」

「言わないで。仕方なかったの。

 仕方なかったのよ……」


 メゥも一緒に連れて逃げると言ったハズなのに。

 結局は我が身可愛さに、メゥを置き去りにした。

 大木をも折らんとするあの一撃を間近で見て、恐怖でおののいてしまったのだ。

 もはや星河に再びあの男とまみえる勇気は無い。


「私たち、最低だね」


 フェルミャがポツリと呟いた。

 その声に生気は無い。


「ねぇ、セイガ。二人でどこか遠くの土地へ行こうよ。

 争いの無い、平和な土地へ。

 そこで穏やかに暮らそう」


 それが叶わぬ事は二人とも分かっている。

 メゥに守ってもらっていたからこそ、ここまで来られたのだ。

 二人とも魔物と戦う力は無い。

 このまま東へ向かっても、どこかで魔物のエサになるか、力尽きるのが関の山だ。


 フェルミャは静かに夜空を見上げる。


「あの星の河のほとりに、恵みの島があるんだって。

 ちょっと、遠すぎるよね」


 そう言ってフェルミャは力無く笑った。

 星河はやるせない気持ちになって目を逸らす。

 ふと、視界の端に星々が映った。

 木々の隙間から見える地面が輝いているのだ。


 地上の星。

 目を凝らすと、それは湖だった。

 水面に夜空が反射して映っているようだ。


「水だ……」


 息せき切って走ったせいか、気が付けば喉が酷く乾いていた。

 星河は水を求めて、おぼつかない足取りで湖のほとりへと歩いて行く。

 フェルミャもそれにつられて湖へと向かう。


 湖の水は冷たく澄んでいる。

 それを手にすくった所で、星河はフェルミャの言葉を思い出した。

 彼女たちの言語では、泉や湖はさらに細かく分けられている。

 確か、危険だから近づいてはいけない湖や、飲めない水などがあったはずだ。


「フェルミャ、これは飲んでも大丈夫な水?」


 星河は念のためフェルミャに確認してみた。

 フェルミャは星河の隣に並び、湖のほとりに不用心に座り込む。


「どっちでもいいんじゃないかな?」


 そしてフェルミャは躊躇う事無く湖の水に口をつける。

 ひとしきり喉を潤すと、「ふぅ」と息を吐いて星河に向かってほほ笑んだ。


「冷たくて美味しいよ」


 どっちでもいい。

 それは、飲める水でも飲めない水でも、どちらでも構わないという事。

 水を飲もうと体を乗り出した瞬間、水中に潜む魔物に襲われても別に良いという意味。


「キレイ。星の河が水面に映ってる。

 ねえ。もしかしたら、恵みの島は湖の底にあるかもしれないよ。

 一緒に探してみない?」


 フェルミャが力無く言い放つ。

 言っている事は単純だ。


 一緒に、死のう。


 ただ、それだけだ。


「そしたら、私も別の世界に行けるかな?

 私も別の世界に行ってみたい。

 異世界で平和に暮らすの。

 もちろんセイガも一緒だよ。

 そこでは私とセイガは幼馴染なの。

 セイガは寝坊助さんだから毎日私が起こしに行ってあげるのよ。

 それでメゥが取ってきた獲物で料理を作ってさ、一緒に食べるの。

 その異世界は食べ物も豊富にあって。

 毎日食べきれないぐらいの料理を作っちゃうの。

 私の家は兄弟が多いから、セイガ一人増えたぐらいじゃ別に困らないのよ」


 せきが切れたように、とめどなく夢物語があふれ出す。

 この世界で、決して叶う事の無い願い。


 ここでは無いどこかに。

 理想の地があると信じて。


「……無かったんだ」

「えっ?」

「理想の地なんて、どこにも無かったんだ。

 異世界に来ても、何も変わらない。

 ここも、昨日まで俺がいた世界と何も違いが無いんだ!」


 星河は既に逃げてきたのだ。

 自分のいた世界から。

 自分を必要としてくれる人がいる、心安らぐ地を求めて。


 そして異世界に来て、また逃げ回っている。

 もし別の異世界に行けるとしたら?

 そこでもまた逃げ回る事になるのか。


 この逃避行はどこまで続くのか。


「本当はもう、逃げたくないんだ……」


 だが星河に戦う力などない。

 悔しさだけが残る。


 星河が力強く拳を握ると、手のひらに僅かに残っていた水が勢いよく弾けた。


「……えっ?」


 ただ手を握っただけにしては勢いが強すぎる。

 何が起こったのか分からない星河に対して、フェルミャが真剣な表情で見つめてきた。

 そしてフェルミャは手頃な石を拾うと、星河にそっと握らせた。


「セイガ。意識を集中させて、この小石を打ち出すイメージをしてみて」


 言われるがままに、小石を手のひらに乗せて強く念じる。

 すると、小石は一気に射出され、放物線を描いて湖に落ちて行った。

 間違いない。

 メゥの能力だ。

 いつの間にか、メゥは自分の『怪物』を星河に渡していたのだ。


「セイガ、落ち着いて聞いて。

 『怪物』は貸した人が死んでしまうと、借りた人も使えなくなるの。

 だから、間違いなく、メゥは、まだ生きてる」


 メゥの『怪物』が星河の所にある意味。

 メゥは託したのだ。

 星河に。

 自分の運命を。


「セイガ。どうするの?」


 ここまでされて、何もしない訳にはいかなかった。

 星河の中に、小さな決意が生まれる。


「フェルミャ。俺たち二人はさっき湖に身を投げて死んだ。いいな?」


 フェルミャはキョトンとする。

 星河が何を言っているのかよく分からないようだ。


「そして、異世界に転生したんだ。

 パッと見では今までと全く同じ世界。

 でも、ここは確かに別の異世界なんだ。

 その証拠に、ひとつ確実に違う所がある。

 なんだか分かるか?」


 フェルミャは星河の言葉を否定する。

 だが、言わんとする事は通じてきているようだ。


「俺たちが、立ち向かう勇気を持っている事だ。

 臆病者の俺はさっき死んだ。

 戦おう。そして、メゥを助けるんだ」


 星河の言葉に驚きと戸惑いを隠せないフェルミャ。

 確かにメゥを助けたい。

 だが、彼女にとってメゥは絶対的な強者だった。

 そのメゥが勝てなかった相手に、勝てるハズが無い。

 そういった疑念がフェルミャの決断を鈍らせる。


「フェルミャ、お前にとって一番怖いのは何だ?」

「……死にたく、ない」

「違うだろ? 俺たちは既に一度死んだんだ。

 そして生き返った。それなのに死ぬのが怖いのか?」

「……そうじゃない」

「ああ、そうだ。もう一度よく考えてみるんだ」

「……メゥと、離れ離れになりたくない。

 もうたった一人になっちゃった、大切な家族なの。

 メゥは私を受け入れてくれた。

 メゥのいない世界なんてイヤ!」

「そうだ、それでいい。さあ、反撃の開始だ」


 しっかりとした足取りで。

 二人は逃げてきた道を引き返す。

 戦うために。

 大切なものを守るために。



 星河の胸の内には戦う勇気。

 そしてその傍には運命を共にする仲間。

 どちらも、いままでの星河には無かったものだ。



 ――――こうして。

 星河は昨日までの世界に別れを告げた。

ようやく1章が終わりました^q^

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