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二つのカケラ  作者: 檸檬
18/38

じゅーはち




「しゅっきー!!起きろー!!!!」



「んぎゃー!!何!?重いっ」



耳が壊れるって!!!!

眠気も吹っ飛びますよ皆さん!!




「おはよー茱希」


「おはよ、琉希って!!!!

刹那いるなら起こしてよー」




刹那はもっと丁寧に起こしてくれますし!?

目覚め最高ですよ!!




「いえ、起こしたんですけどね.....」




どうやら話を聞くと、


刹那は何度も起こしたけど、

私が起きなかったから先に琉希を起こすと

琉希が私を起こして、今に至ると.....



私が悪いんじゃん!!!!


あれ??刹那、制服.....



「そっか!!刹那も学校行くんだ!!!」


「はい。でも時間が.....」




えっ?じ・か・ん??




「わぁー!!!!ごめんっ!朝ご飯はいいや!!

着替えるから出て待っててぇ!!」



ーーーーーーーーーーー



ーーーーーー



ーーー



てなわけで一応間に合って理事長にいます。



「君が舞島刹那くんだね。

茱希と琉希と同じクラスがいいよね。

席も近くしといたから」



まっちゃんナイスっ!!

初めて感謝した!!!



「茱希達はそろそろ行かないと遅刻。

幸人に怒られるよー。」



ぅわっ!!やばぃ!!!!



「琉希、行こっ!!刹那、また後でね」



教室に入ったら幸人に怒られて、

席につきましたー。


んで、敦にバカにされた。

殺そうかなって思ったよ、本気で。



「転入生がいるぞー。ついでに男な。

イケメンだぞ、入れ。」



「前島刹那です。よろしくお願いします」



そんなに微笑むと倒れる女の子いるよ?


あ、すでに4人犠牲者が.......



「席は茱希の後ろな」



やった!!まっちゃん&幸人最高。


蓮達がめっちゃ擬視してるよ。

それでも笑顔を崩さない刹那は凄いよ。



「んじゃーな。自習だってさ」



他の先生達怖くて近づけないからって

幸人に伝言するとかさ.....

どこまで怖いの??



「茱希様、宜しくお願いいたします。

授業はないんですか?

先生が見当たらないんですけど...」



ちょっ!!!!刹那っ!



「えっ?茱希様って「刹那ぁ!!案内するよ!」



海斗の言葉を遮り刹那と琉希を引っ張って

教室を出た。中庭の影に連れて行った。



「いい?刹那、“様”はダメ。敬語も。

ここでは佐川で通ってるの。

学校では執事の役職は忘れて。」



「ですが......、茱希様は茱希様ですし....

慣れてしまってるので...」




うーん....困ったなぁ.......

バレてもいいけど...態度が変わるのはな...




「それに新羅には私の顔がばれています。

倉庫に行ったとき後ろにいましたので」




えぇ!?やっぱり追いかけてきてたの!?

ヤバいじゃん!!!!

でも.....いつかはバレるんだしいっか。

新羅にだけ教えてあげよう。




「「いっその事バラす??」」



やっぱそう思いますよねぇ琉希さん。




「いいんですか?」



水心はばれちゃマズイけど

神田の事ならいいよねー。



「「いいよ」」



じゃ、屋上にいれば来るよね。



「屋上で待とうか」








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