表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
二つのカケラ  作者: 檸檬
15/38

パーティー



その後、ずーっと倉庫で遊んでいた。

何気に下っ端君達とも仲良くなっちゃった☆



「おい、双子。新羅に入らないか?」



はい??蓮サン、とつぜん何を??

いやいや、無理っしょ。嫌だし。



「「ヤダ」」



即答ですよ、ハイ。だっていやだもん。



「即答せんといてや....。

ちょっとは考えてくれてもええやん!!!」



うーん...泣き真似はうざいよ、敦。

第一私ら水心だからサ??



「なんで...「プルルル」



ありゃ、携帯??



「ごめん、私の。ピッ!

もしもし??茱希だけど」



相手確認するの忘れてたわ....



「茱希様ですか!?

どこにいらっしゃるんです!!

琉希様もごいっしょですか?!」



うぉう.....。耳痛いですー。



「刹那ね?琉希もいるよ。どうしたの??」



刹那は私と琉希の執事。同じ歳。

敬語やめてっていってるんだけどねー...



「無事なんですね?実はご主人様と奥様が

一時帰国なさってるんです。

茱希様と琉希様にお会いしたいと。」



“ご自宅に上がらせてもらいましたけど、

不在でしたので。”

と言われた。


パパとママが帰ってきてるの!?

パパにも会えるんだ!!



「茱希??誰から?」



私が嬉しそうな顔をしているのを

不思議そうに眺めている琉希。



「刹那から!!

パパとママが一時帰国してるんだって!!」



そう告げると琉希の顔が明るくなった。



「父さんいるの!?会いたい!!」



私の家族はみーんな仲良しだからね!!

私達に反抗期なんて無かったんだよ??



「茱希様、お迎えに参りましょう。

どこにいらっしゃるんです??」



あ、忘れてた。ココ倉庫じゃん。

まぁいっか!!




「ちょっとまってね。刹那」



蓮達の方を向くと、戸惑ってる皆さん。

今なら逃げれそう☆



「用ができた。帰るから!!

ばいばーい」



ダッシュで倉庫をでた。



「刹那、新羅の倉庫にいるの。

できるだけ早く来て」


「かしこまりました」



追いかけられたら困るから。



3分程待つと、黒塗りのベンツが来た。

私達の前で止まると、

助手席から綺麗な男性がでてきた。



「茱希様、琉希様。お迎えにあがりました。

では参りましょう。」



私達は車に乗り込んだ。



倉庫の入り口から見ている人達がいるとも

知らずーーーーーーー。



「茱希、琉希。お前等は一体何者なんだ」



蓮は呟いた。

それは、ココにいる全員が思った事だろう。







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ