衝撃
今はの夕食中ですっ‼
琉希の顔色はだいぶ良くなってるけど
今日は族潰し止めとこ......
「ねぇ茱希、琉希。私、海外行くのよ。
貴方達は残るでしょ?
だから、2人で暮らしてね☆」
...........What?
ママ、とうとう頭イカレタ??
「「はぁっ!!!!!?」」
あ、パパが今海外で仕事に行ってるんだ。
一応日本でトップの会社の社長。
優しくて自慢のパパなんだよ♪
親バカだけどね........
「あんた達仲良いからいいじゃない♪
私だって隆さんと暮らしたいのよ!!!」
隆さんとはパパの事です。
ママとパパは今もラブラブ。
「........いつから?」
「明日から。
学校に近いマンション購入済よ♪」
私って仕事早い♪とか言ってるママは
ほっといて.....
「「はぁ......。わかった」」
溜息もでるよ......
うん、でも納得かも。
部屋の家具が綺麗さっぱり消えてたし。
「うふふ♪そう言ってくれると思ってたわ
マンションは隆さんの所の物だから
家賃は必要ないわよ。」
パパの物って事は高級マンションか.....
最上階にしよう、景色もいいだろうし。
「「ごちそうさま」」
2階の部屋に行って、ベットにダイブした。
「ん〜...疲れたぁ」
こんこん
カチャ....
「茱希?寝てんの?」
琉希かぁ.....狸寝入りしてやる。
「........。」
ベットに座った琉希。
気付いてないのかな?
「..........族潰し、行こっかな。」
えぇ⁉
「駄目!!琉希、顔色悪かったんだから!!!」
ニヤリと笑った琉希を見逃さなかった
そこで気付いた。
「やっぱり起きてたな?茱希」
っ!!!!?はめられた!!!!
「むぅー...、琉希の意地悪!!」
プイッと顔を背けた。
「ごめんって。ほら、こっち向けよ」
両頬を手で包まれて琉希の方を向かされた
......よく似てるって言われるけどさぁ、
私こんなに顔整ってないんだけど??
いや、ブラコンじゃないよ?
多分私がいつも一緒にいるから高校では
騒がれないんだと思うよ。
まぁ、もともと新羅がいたからってのも
あるだろうけどね。
「.......んな見られても困るんだけど?」
少し頬を赤らめる琉希が可愛い。
よく恋人に間違えられたよ、うん。
「あはは♪綺麗だなぁって思ってね。
ママ自由過ぎだよね?
いきなり2人で暮らせって...。
琉希だからいいけどねぇ」
にこにこ笑って思った事をそのまま言った。
うちは基本自由だから楽なんだよね。
「そうだよな、いきなり明日からって....
せめて1ヶ月くらい前から言っといてほしいよな」
あー.....なんだか眠い.......
このまま寝ちゃおうかな.....
「ん....琉希ぃ...眠い.....、寝る。
琉希ここで寝てね?おやすみ...」
そのまま意識を手放したーーーーー。
「おやすみ、茱希。
俺の一番大切な人....」
その呟きは茱希には届かない..........