始まり
チチチッ....
「茱希っ!朝だぞっ起きろって‼」
ん〜?誰ぇ...私の睡眠の邪魔するのは...
「遅刻するって‼置いてくぞ!」
..........。
「遅刻‼⁉今何時⁉」
すいませんっ!
私は神田茱希 高1ですっ!
兄弟が私も含めて2人でぇってやばい!
ある事があって転校初日なんです‼
「今8:00‼HRって何時から⁉」
8:00ってやばい!
8:30までに学校着かなきゃなのに‼
「琉希ぃ‼もっと早く起こしてよぉ」
私を起こしにきたのは
神田琉希高1
私と琉希は双子♪
顔は似てないけど、とっても仲いいよ♪
同じ高校に行く。
「何いってんだよ⁉
7:30から起こし続けてるし!
制服に着替え‼」
30分も⁉ありがとう!琉希!
って感謝してる場合じゃないから‼
琉希がクローゼットから引っ張りだした
新しい制服をキャッチして、
琉希が部屋から出てから着替える。
「ごめん!ママ、朝ご飯は⁉
琉希ちょっと待っててねー‼」
髪を軽くといてからリビングにダッシュした
玄関で琉希が叫んでるけど
朝ご飯食べないと私死ぬから‼
「茱希ぃーー‼まじで遅刻!
転校早々ありえねぇって‼」
琉希の雄叫び(?)が聞こえたんで
パン急いで口に突っ込んで玄関にgo‼
「「行ってきまーす‼」」
「いってらっしゃーい、気をつけてね」
急いで玄関を出て、
琉希の自転車の後ろに飛び乗った。
「捕まってろよ!飛ばす‼」
多分、もうHR始まってるけどね。
ま、気にしない!
だって私達が行くとこは星稜高校っていう
不良高だからっ☆
「茱希、着いた‼
......HR始まってるよな?」
琉希に物凄い鋭く睨まれちゃいましたっ☆
えへっ☆怖くないよ⁇私のが強いしね!
「ごめん!昼食奢るからっ!
何組かな?一緒だといいねっ」
はぁ...って溜め息つかれちゃったよ。
ゴメンナサイネ...?
「もういいから。ネクタイの裏見てみ」
ん?なんで裏?チラっ.....
S....S組?
「Sだけど....これクラス⁇」
あ、そういや言ってたね~。
説明係の禿げたオジサンが。
「まじ⁇俺もSだぜ!」
てことは!一緒⁉やったぁ‼
「一緒だね‼んじゃ職員室行こう」
ながーいながーい廊下を歩き、
職員室に辿り着きました‼
ガラッ...
「「遅れましたぁ.........」」
あれ?
琉希と顔を見合わせた。
「誰も.....いないね?」
なんでだろ.......⁇
「「とりあえず、教室いってみよう」」
ヤバイ事に気づいちゃいましたよ。ハイ。
HR始まってるじゃん。先生いるわけない。
またながーいながーい廊下を歩いていると
「おい、転校早々双子揃って遅刻か?」
ん?ココにいるわけない声が聞こえた。
うん、幻聴だよね。
「無視か?幻聴じゃねぇぞ」
あ、違うんだ。現実逃避してもいい?
「「幸人..........」」
後ろをふりかえると、悪魔が......‼
「理事長がうぜぇんだよ。
お前等が攫われたって言ってんだよ」
私らをさらえる奴がいたら見てみたいね。
まず攫う勇気があるかどうかだよね。
「さっさと教室いくぞ。
アイツ等放置してきた。」
え?教室?って事は、
「「幸人が教師⁉」」
ギロッて睨まれたけどさ、怖くないんだよね。
「俺が呼んだら入ってこい。」
シーン.....
幸人...何をしたんだい?
あっ、幸人は全国No.1の元副総長。
私と琉希は世界No.1の族潰し♪
「転校生、入れ」
え?いきなりじゃないですか⁉
ガラ....
「自己紹介。」
何故に単語⁇
「......佐川琉希」
え、琉希そんだけ?まぁいいか。
「佐川茱希です。よろしくね」にこっ
ん?どうしました男子諸君。
あ、私の笑顔がキモすぎたか.....
「席は、窓側の後ろとその隣」
....異常に私らの席周辺空いてません?
新種の嫌がらせ⁉....んなわけないか。
窓空 空 空⇦もともといない
側空 空 空⇦もともといない
茱 琉 空
こんな席。
変でしょ。確実におかしいでしょ。
「琉希....この席もの凄い嫌な予感がする
幸人も目あわさないし」
さっきからずーっと目を反らすんだよねぇ
怪しすぎるでしょ。
「HR終わり‼‼自習!」
そういいのこして逃げるように教室から
出ていった。