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ORDEAL OF AIR  作者: 伊阪証
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悪夢の氾濫『スタンドの矢と書いてコロナワクチンと読む』

イー→イドーラ(ウンババ脚本の時のエアプワンピースの影響で脚本がバグる。)

ヨグ→ヨグ=ソトース

シュブ=シュブ=ニグラス

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

KP「前回動画と設定が変わらないため図書館調査パート等は省略してます。私のプレイはバレてるのでシナリオの根幹は理解した上でやってます。」

KP「前回の他三人は一人取引で一人同居、一人観光中につき普通に居ます。SKPは交代してます。」

KP「あと私は色々試してみたいタイプなのでそれに関してもお楽しみを。」

KP「・・・観光地がテロ組織からの襲撃を受けたという話題が冷めやらぬ頃、具体的には数日もしていない頃だ。貴女達は普段通りに過ごしていた。しかし、日常に異変が起きる。昔の馴染みであるという四人はいつも通り、街を歩いていた。」

KP「街並みに、一人、ひっそりと異質に包まれた。」

KP「臭う、血と肉のそれが臭う。鼻が曲がりそうな位に。・・・先に進めば、恐ろしい目に遭うだろう。」

KP「言っておくとSANは0/1消失なんで気にせんでええですよ。」

PL4「じゃあ死体かな、常識的な範囲の。」

KP「吉良ココアはSANチェックが1d6/1d10になります。」

PL4「弱めの神話生物?」

KP「・・・瞬きがゆっくりに見えた、その鮮血を目撃し、息も絶え絶えな神を見た。否定する様な姿をして。」

KP「・・・『国立フィリピン爆竹同好会大学附属高校』教師そう書いてある名札の文字、赤の雫を潰して拭い、そして除く。」

KP「一人だけ、直感的に気付いた。貴女はそれを見た事がある、それの名は・・・。」

KP「・・・ノーデンス、であると。」

KP「四肢は既に無く、首が俯いている点だけが唯一感情を理解出来る点だ。脱力した様に顔色は何も示さない。」

PL4「応急処置!応急処置だ!!」

KP「全員が迅速に動き、辛うじて生きているノーデンスを助けた。しかし・・・。」

医者「もう、動けないだろうな。これじゃダメだ。反応も確認出来ないし、家族も見つからん。」

医者「手は尽くしたが、生活保護受給者でもないから金が無い、論文にも出来ないから研究費も出せん。」

PL4「要因は現実的な範囲って事か?」

医者「ヤケになって千切られたって感じだ、野生動物でやるなら歯が鋭くないホホジロザメがワニみたいにロールして・・・その程度には引き伸ばされている。生きてはいるんだがな・・・。」

PL4「ノーデンストルソーはつくし卿に売れるかな。」

KP「教師側やぞ。」

PL5「もっと気にすべき所あるでしょそこは・・・。」

KP「導入終了、という事で本編にいきます。」

PL5「・・・大変だったねぇ、最近噂の変な高校でしょ?」

PL7「そんなに気にしなくて良いんじゃない?ほぼ変死体、工場機械に放り込まれたとかでしょ。」

PL6「そっちの方が闇が深い気がします!これでも生きているというのはトレーナーのセンスがあるという事、後で送ってみようと思います!」

KP「皆キチゲ解放しないせいで困惑してる。」

PL4「全員普段は大人しくて清楚だからな。誰もこの図書委員長風地味系がBLどっぷりのコレが薄味に見える口悪変態連中とは思わんだろうよ。」

PL3「一応言っとくけどあのコミュニティに入る奴は単騎で魑魅魍魎やってる連中しか居ねぇからな?」

PL2「私ここに入れる資格あるの気に食わないんだけど。」

KP「人妻系イケメンレズ性癖『明らかに似合ってない女装』のバリバリスポーツ系はどう考えても薄味じゃねぇからな?」

PL2「恋人の兄と姉に手を出す奴が言うな。」

KP「じゃあ再開・・・として、図書館は前回と同じだからカット、んで、少年兵やってるチサトは以下の情報、キタサンは親のツテで観光地の話を入手しました。」

KP「チサトはノーデンスとやらの人物に関する詳細を手に入れました。ココアは詳細を知っているとして取り調べの手伝いに午後動員されます。」

KP「キタサンは『観光地を襲撃したテロリスト』に関しての情報を手に入れ、生き残った数人に接触が可能だと知りました。が、現在保護と治療の為にチサトの方から接触しなければいけません。」

KP「・・・という感じで進んで。」

KP「それぞれどこから始めます?」

PL4「私は病室で調査受けてる感じで。」

PL5「私は上の権限で転校生が学校探してる感じで侵入かなー。」

PL7「残り二人は商店街で調査さかな。」

PL5「超さかなー。」

KP「彼奴等の代打だからもう情報知っちゃってんのよね。でもタネが分かった事如きで攻略出来るかは疑問。あと最初に接触出来るキャラってだけで他のキャラとも接触は出来ますが、ノーデンスとかは難しいです。」

PL4「前のシナリオを見る限りクトゥグアを味方にすればニャルに牽制出来るとして・・・どう味方にするかは現状不明なんだよな。」

PL5「以前はショゴロ使って味方にしたって事だけど、今回居ないし下手げに動いたりショゴロが別のと利害関係結んだら終わるんだよな。」

PL6「一人はシュブ確定として、高難易度で来るとしてキツそうなのは・・・。」

PL7「ヨグかアザトース。と言ってもアザトース出ないって言ってたからヨグだろうな。」

PL4「頼みの綱がこれだとねぇ。」

PL5「高校自体は知ってるから行けるは行けるけど・・・前みたいな商店街イベントがないって事は多分一人がノーデンスなのよね。」

KP「そやね。」

PL6「で、最高難易度だから多分ニャルは序盤に出てこない様に含めてないでしょうね。」

KP「うん。」

ナレーション「前回は魔女と言っていたがプレイ中は間違えて名前言っちゃってた。」

PL7「一部で出てきたクトゥルフとイドーラだけど、多分イドーラは敵で、クトゥルフはハスターと勢力争い中だから関与されない。」

PL4「そうなると神格の誰かから認められる・・・多分多くのシナリオを越えたココアなら認められるんじゃないか?」

PL4「・・・ヨグ=ソトースに。」

KP「NPCパートに入ります。」

KP「NPCパートは本編にはありませんが目星や聞き耳、盗聴器や隠しカメラで見つける事が可能で、この情報を得るシーンは動画上だとカットされてます。」

ヨグ「はぁ・・・なんて事だ。」

ヨグ「やらかしたな、私も。」

ヨグ「随分助けられたが・・・無理か。」

ヨグ「・・・とはいえ、まだ出来る事は多い。邪魔な奴等・・・少し見えた先の敵を殺す。」

ヨグ「そうしなければ・・・最悪の被害が出る。」

KP「彼の名は園田洋、この高校の生徒の一人であると同時に保健委員長として応急処置を心得て、今日も今日とて包帯で縛り付ける。」

ヨグ「・・・馬鹿な真似ばかりだ。ここに気付かれる様な事件があってはならない。」

KP「応急処置の道具は仕舞わなかった。もう切らしている。・・・これ以降、助けるには秘匿と命が必要だ。」

KP「再開しまーす。」

PL4「服は調達した、数人に金と外見で説得して丁度枠も空いている。」

PL5「潜入まではカット?」

KP「カットでええよ。」

PL5「じゃあそのまま入るけど・・・多分。」

KP「目星と聞き耳振って成功する度にSANが減ります。」

PL4「最高難易度でココア持ち込んでいい理由それかよ。」

KP「ココアはクリティカルで技能値上げる前提のビルドだからな。」

KP「成功したので言っておきますかね。」

KP「時々、視界の端に空間の歪みがある、だが、死体の臭い、それ以外に得体の知れない香り、側溝を流れる血があった。だが、本物ではないだろうと戦きはするが異変とまでは思わなかった。」

KP「・・・この学校では、常識も論理も通じないだろう。この学校では、法規も規則も存在しないだろう。そう思えた果てに・・・。」

KP「少し、ほんの少し身体を掠った後が出来た。酷く弱々しい、紙で切った様な傷なのに憎たらしいものではなく哀れな傷の様に思えた。」

KP「どうしますか?」

PL4「チサトが一番マトモだから任せた。」

PL5「ん、おっけ。それだとしたら保健室が外からだと物干し竿とか埃被ってない扉で分かり易い筈。」

KP「掃除してたらどうするんだよ。」

PL5「国立にしたの誰だったかな?」

KP「うあぁあ・・・。」

PL3「KP手玉に取られてんな。」

PL1「ジルヴィスターとパトリシアのコネを手に入れるなら狙うべき柔らかくて痛い場所だからな。」

PL6「ちゃんと譲るんだろ?偉い偉い!」

PL2「こうやって全員でメンタル鈍らせてシナリオ壊すのか。」

PL3「仕方ないね。」

PL4「そういや戦闘技能どうなってる?」

PL4「隠す隠れるの妨害型。」

PL5「拳銃回避のアタッカー。」

PL6「剣使います!エンチャント出来ます!」

PL6「エンチャント使って良いですか!」

KP「どうぞ。」

PL6「『I am the bone of my sword・・・』」

KP「強化すんな。増やすな。」

PL6「エンチャントはスイープさんに教えて貰ったものです!」

KP「それデュランダルじゃねぇよな・・・。」

PL7「ギターによる気を引く挑発回避壁役。」

KP「バランスは割と良いなここ。」

PL4「そんなお前の思惑を私が壊してやろう。」

PL4「恐らく対話か戦いか、全員対話だと次に繋がらない。かと言って戦いだと消耗し過ぎる。」

PL4「そのバランスをギリギリで攻めるのがこのシナリオだ。」

PL4「何故閉鎖海岸の終了時にグッドエンドが解禁されたか・・・あれは多分イードラが召喚されなかったから。」

PL4「倒せる設定になっていた影響で彼女はかなり弱体化していると予想出来る。コイツが無茶な難易度の戦いを強いたりはしない。」

PL4「思いっ切り戦闘に目を向けさせておいて戦闘に重点を置こうとさせる。・・・隙はあるが警戒しておけ。」

KP「あの・・・別にそういうんじゃなくて・・・戦闘時に説得して終了する場合のターン数調整してるだけでぇ・・・。」

PL5「流石に疑い過ぎ、馬鹿じゃないの?」

PL3「仲悪いなお前等。」

PL1「ああ、あれが最近流行りのバトロワだよ。」

PL4「まぁ、ココアの持ち込み認めたって事は『この学校において神格と接触する事なくヨグ=ソトースに会う。それをするだけの推理力が必要だ。』」

PL4「困った事に前回の動画にヨグは一切出ていない。シュブがヒントになるから生徒会室だと予想している。」

PL5「コンギョの方はどうなん?」

PL4「ライフル。」

PL6「根拠ね?」

PL4「え?」

PL7「コイツKP並にニブチンだぞおい。」

KP「うぇぇ・・・。」

PL3「死ぬ程嫌そうな顔してる。」

PL2「・・・あー、まぁあんまり聞かない方が良いよ。引くとかじゃなくて怖くなる。」

PL4「根拠はヨグ=ソトースの化身『ウムル・アト=タウィル』だな。ふさわしい者なら人間でも認める奴だ。人間の半分のサイズ・・・だが、SIZ変動した例があるから遅いタイミングで掛かると失敗する。」

KP「ヤバい!シナリオTAというか栗本チャレンジされてる!」

PL4「バイトだからさっさと終わらせてぇんだよ!」

PL5「いや参加すんなよじゃあ。」

KP「すいません呼んだの私です。」

PL6「結局悪いのコイツかよ!」

ナレーション「このシナリオのプレイ時間は動画時間とほぼ同じ程度で終わりました。」

KP「それでは保健室到着しました。」

KP「ちなみに門から一番遠い位置にあります。」

PL4「門から一番遠い場所なら近くにフェンスがあるだろうし破いとくか。」

KP「石の壁らしいよ。シナリオ貰った時からそうだった。」

PL6「多分誰かが車で突っ込んだなこれ。」

KP「いやクトゥグアとPLでショゴスロードを球にピンボールしてたから石の壁になったらしい。」

PL6「頭おかしい連中ばっかだなホント。」

KP「それでは・・・。」

KP「保健室は血だらけだった。割れたガラスはダンボールとガムテープで固定され、扉は安物で、付け替えた様に似合わないし、片方がスライド式なのにもう片方がスイングドアとなっていて、多分壊れたのだろうと判断した。」

KP「チサトは職業上ナシでも良いです。」

PL5「キャラ的に受けとく。」

KP「おっけ、そこまで悲惨だとは思わなかった貴女達は、寧ろ早く解決すべきと決起、素早く保健室に入った。」

KP「・・・そして、目の前にはただならぬ気配を漏らす一人の少年がいた。」

ヨグ「怪我人じゃないなら帰ってくれ。今は忙しいんだ。」

PL4「引越しにつき見学に来たんだが、私の父が医者でね。」

PL6「嘘つけ写真だろお前の父。」

PL7「コロナワクチン持った医者な?」

KP「スタンドの矢はコロナワクチンではねぇだろ。」

PL5「いや死ぬか生きるか、生きてるなら抗体(スタンド)が宿るからワクチンだろ。」

ヨグ「ああ、助かるは助かるが人手は足りている。連れて来てくれると良いんだが・・・無駄に敷地が広いからな。覚えるついでに動いてくれると嬉しい。」

PL4「私は残る、扉の前にいる。四人にスマホで連絡を取りつつ迷わない様に待っている。」

ヨグ「・・・。」

PL4「私の事を知っているのか?ああ、そりゃ当然だ。過去に何度か神格を撃退し、それでも尚生きている厄介な奴だって。」

ヨグ「いや、結構だ。どうせお前に正体はすぐバレるだろうしな。」

ヨグ「ちんまい奴ですまない、私はヨグ=ソトース。今は治療でギリギリここを支えている。力だけは底無しに使えるんでね。」

ヨグ「そういう君は?」

PL4「私の名前は吉良吉影。」

ヨグ「ココア君か。」

PL4「ちょ・・・まぁいい。」

PL4「話がある、ある人物についてだ。」

ヨグ「うん?」

PL4「ノーデンスが致命傷を負って生き残っていた。人間の仕業ではない。一度助けられた恩としてこれは返す必要がある。」

PL4「情報を渡せ、一つでも多くだ。」

ヨグ「・・・多分、一番役に立つ情報は『ニャルラトホテプは行方不明』と『アザトースは今回の一件があっても力を揺るがしてはいない。』」

ヨグ「・・・この高校には当然シュブ=ニグラスもいる。だが、彼女には関与しない事だ。」

PL4「と言うと?」

ヨグ「最近彼女とは喧嘩中でね・・・あの生徒会長には手を出すなと言ったのに・・・。」

ヨグ「生徒会長にも会わん方が良い、だが、問題解決を生業とするなら真っ先にあった方が良いだろうな。」

KP「はい、少しシーン変えて。探索中ではクリティカルとファンブルでは特殊イベントが発生します。まだどこの派閥にも属していない為勢力争いに巻き込まれていないのです。」

PL5「受動的にと見せかけてこっちからアタックした方が良い奴ね。」

PL7「ヒントは生徒会室だが、クトゥグアは接触したらヤバいから理科室は避ける。どの道アクセス悪そうだし一階には行かない。」

PL6「さっき地図見た限り美術室が隣にあるのよね。ちょっと厄介だわ。」

PL7「美術室・・・あ、神官とか芸術家から接触するって事?」

PL6「そうそう。」

KP「入るのはヤバいけど通る位なら問題無いよ。」

PL7「ヤバいモブとか配置されてるから気を付けろ。」

PL6「美術室入る?」

PL7「入るか。」

KP「美術室・・・なんですが、ここには一人しかいません。」

PL6「目星聞き耳振らなくても良いか、急いでるから振る気がしない。」

KP「初見殺しみたいな卑怯な真似はしないから大丈夫。」

PL6「ゲーム運営特有の簡悔精神が無いのがいいな。」

KP「どうせアイディアなんで次から次へと出るんで留める必要性がない。」

PL7「じゃあ次回は四つのシナリオ同時に考えながら回すか。」

KP「出来るか!!」

PL4「出来らァ!!」

KP「美術室には特別なものはありませんが、複数の肖像画、それも学生服を着た若者です。また、先の少年『園田洋』もありました。」

KP「そして、キャンパスに絵を書き続けて何も聞かない少年が貴方達に目を向け、入る様に誘導します。」

銓「・・・ふむ、まずまずだな。」

KP「そう少年が言った。恐ろしい気配は何もしない。しかし、彼はあまりにも落ち着きと平静があり、奇妙が犇めく学園に似合わない。」

銓「私は天銓、人間だよ。チサトとやら、君とは同業者だ。・・・ま、二重スパイかつ人間側って事さ。」

銓「・・・ふむ、売っても得は無さそうだな。洋の臭いがする・・・ああ、あの喧嘩の事を知らないのか。」

銓「まぁいい、聞きたい事一個までなら、それ以降は差し出す物が必要だ。」

銓「さて、何を聞くんだ?」

PL7「人間について、ここにいる人間で注目すべき奴を全員挙げろ。」

銓「本当にそれで良いのか?・・・よろしい。なら、お前に教えてやろう。」

銓「七人だ、あの不確定要素達は面白い事をするだろうな。・・・名前はそれぞれ瓜田リカ、田蔵コウボウ、零丁コク、土塊サントウ、斗酒セキケイ、風光メイビ、一池ハンカイだ。」

PL5「全員四字熟語かよ!」

PL6「え?風光明媚しか知らんだけど。」

ナレーション「瓜田李下 多蔵厚亡

零丁孤苦 土階三等

斗酒隻鶏 風光明媚

一知半解」

銓「風光は暇だと聞いている、真っ先に会いに行ったらどうだ?」

PL7「ああ、その通りに。」

PL7「ココア、そっちの方で風光とやらを見たか?」

PL4「いいや、多分お目にかかれないね。」

PL5「まぁ保健室にはいなさそうだな。」

銓「風光の写真だ、演劇部で中等部二年生、隣の建物にいるだろう。あの小さい倉庫だ。」

銓「・・・ふぅ、これで面倒事が減ると良いんだが。」

KP「特にイベントないからダイス振って行っていいよ。」

PL4「こっちは連絡切って倉庫に行くわ。」

PL5「一応銃装填して撃てる様にしとく。」

KP「即死イベントはないけど即死させたら駄目だからね!?」

PL6「黙って私に守られてりゃ良いんだよお前は!!」

KP「共闘する系の方が好きだからあんまり好みじゃない。」

KP「それでは・・・風光は扉を開け、不可思議な花の匂いを漂わせる。男とも女とも言い難い・・・だが、強いて言うならメンデルスゾーンの幼少期に近い。」

PL5「レムの野郎に似てる・・・。」

PL6「レムもアレになるのか・・・。」

PL7「いや父親が成長ホルモンほぼ死んだアレだし問題無いだろ。」

PL5「でも多分レム似って事はコイツが手を出す事はなさそうだから多分生贄だけど助けれる。」

PL6「登場人物の属性でどうなるか分かるのシナリオ作る側として欠点過ぎる。」

PL5「経験則は人生の傾向を掴むと同時に人生を狭める行為でもあるからな。その人間性は嫌いじゃない。」

PL3「この腐女子四人は腐女子ってより男への理解がカンストしてる四人って感じするんだが。」

PL2「アイツ等で理解がカンストしたからこうなったんだぞ。」

PL4「で?そのメンデルスゾーンとやらが何を要求するんだ?」

風光「・・・誰だ?・・・僕はフーコー、名乗りは済ませたよ?」

PL4「私の名前は吉良吉影・・・。」

風光「ココア?良い名前だよ、オランダっぽくて。」

PL4「ちょ・・・まぁいい。」

風光「僕はこれから生贄になる、生贄というシステムには信仰と束縛において強い力がある・・・関与しない事だ。僕一人の犠牲で済むんだから。」

PL5「なら、邪魔立てするか。立場が違うんでね、こっちは昇給の為に助けさせて貰う。」

風光「へぇ、我欲的だけど良いんじゃない?一番信用出来るってものさ。」

風光「僕は生贄だからね、数ヶ月間飯は豪華だし、玉取って体が柔らかくなるまで待たされる。」

風光「ま、僕の一族なんてこんなものだよ。」

PL5「欧州だと美少年に数ヶ月間薬草ばっか食わせてその排泄物を丸薬として有り難がるってなかった?」

PL1「主に大陸部で。」

PL2「即答で擦り付けたな。」

KP「一番やりそうなクロウリーとメイザースがイギリスで活動しれるんだけど。」

PL4「そうでもなきゃコピ・ルアクなんてウンコーヒー作らんからな。」

PL7「ウンコーヒーの語感でツボれる。」

風光「生贄の内にやりたい放題しておくから、楽しんだら抜け出せる様にしておいてよ。」

PL4「・・・?」

風光「ああ、そうそう。」

風光「田蔵コウボウは信用出来る、だけど、信頼すると後悔する事になる。・・・この世界には計画や野望が多過ぎるのさ。」

KP「彼等が去った時に、拳銃を取り出してセーフティを掛けた。・・・狙った痕跡を刻んだ蟀谷辺りを撫でては、思う事があるらしい。」

風光「・・・覚悟を決めるか、粘る覚悟を。」

KP「・・・そろそろイベントが挟まります。・・・空気が張り詰め、息を呑むと首が絞まる感触がする。・・・怒りだ、ひしひしと怒りが行き渡っている。顔の横に触れる度に強ばる。」

KP「・・・迷わず逃げ出した、太刀打ちも出来ない。隠れて、そっとその方向を見る。」

KP「あの女だけはヤバい、肌の隙間から黒いひび割れが起きている。迫り来る影が這い寄り、未知の失望が逆巻く。」

KP「その身体が悪徳に落ち切った時、ほんの一瞬だけで漆を塗った様な大樹の姿が見えた。」

KP「このSANチェックを失敗した場合、金切り声で発覚します。」

PL4「おいクリティカルだぞなんか寄越せ。」

KP「じゃあ野生のウージー君をあげましょう。」

PL5「ウーリー?」

PL6「で、これからどうする?」

PL7「一回ヨグの所に行くべきだろう、アレのが原因かもしれない。」

KP「保健室に戻りました。」

ヨグ「うん?どうした。」

PL4「シュブらしき存在を確かに確認した。ありゃひでぇな。」

ヨグ「・・・そうか。」

ヨグ「現状君達がどこまで知っているかは置いておき、最近、イドーラの血によって神格のルールが改竄された。」

ヨグ「彼女はその信仰による影響を受け過ぎている。・・・まだ不完全だ、気付かれれば殺されるだろうな。」

ヨグ「・・・だが、そうしてしまうと他に力を付けた神格が人類を滅ぼすべく早急に計画を立てる。特にクトゥグア、奴は元々マイナー寄りだ、恩恵に変わるのもそう遠くない。」

グ「・・・君達には言っていいか。」

ヨグ「・・・私の身体、彼は普通の人間だった。端末や化身ではない。契約して住み着いている。・・・だが、彼が身体を明け渡した理由がな・・・。」

ヨグ「・・・すぐに死ぬから・・・つまり、病弱だった。」

ヨグ「私は長生きどころか、後数日の命だ。時間を戻す力もない。」

ヨグ「・・・田蔵には迷惑を掛ける事になるし、君達も例外ではない。」

ヨグ「誰が神格か、下手すれば未知の神格だって有り得る。」

ヨグ「MPは使い切るさ、ここは後回しで良い。」

PL4「KP、今のを録音して保持、クトゥグアの所へ行く。」

KP「そうしますか?」

PL4「ショゴロではニャル相手なのもあったが実力や精神を見せる材料さえあれば良い。」

PL4「もしもの為に戦闘用意だけしとくか。」

PL5「じゃあアイテムからM134取り出します。」

PL4「待てや。」

KP「許可してます。」

PL4「もっと待てや。」

KP「あ、じゃあ全員持ちますか?」

PL5「ドゥームズデイ強盗かな?」

PL6「そこのKPがGTAのフレンドずっと募集中だぞ。」

KP「クトゥグアの所に行きますか?」

PL4「構えた儘行きます。」

KP「研究ラボと化した建物の中で、一人の大きめの青年がパソコンとノートに没頭する。」

クトゥグア「ここには入ってくるな!」

クトゥグア「いや待てなんだコイツ等!?」

PL4「死ねぇぇえええ!!!!」

PL5「しゃあああああ!!!!」

PL6「だああああああ!!!!」

PL7「ミスタああああ!!!!」

クトゥグア「ぐあああああああああああ!!!!」

ナレーション「実際には真面目に戦闘してましたが三十分以上使ったのでカット。」

KP「ヨグの話とココアの体験談を話し、そして・・・。」

クトゥグア「・・・そうか、ならば認める他ない。」

クトゥグア「だが、もう一つの重要な話とはなんだ?」

PL4「ノーデンスが半殺し状態になっていた。」

クトゥグア「ノーデンスが?」

クトゥグア「・・・聞こう。」

PL4「何となく見当はついているんじゃないか?」

クトゥグア「まぁそうだな。」

クトゥグア「納得はしていないが理解はした。」

クトゥグア「確かに人類は嫌いだ、特に嫌いなのはどこぞのクソ野郎に似てやる事をポンポン変えていく様がな。」

クトゥグア「だが、君達は違う。そう思えた。だから手は貸してやる。」

クトゥグア「手を出して変に失わなくて良かった。反省として協力してやる。」

クトゥグア「研究が大幅に遅れる予定だ、暫定報告が出来るまではどこかで時間を潰すと良い。」

PL4「シュブの方を見に行ってくる。化身なら取り押さえる事に問題は無い。」

クトゥグア「ノーデンスがやられるとはな・・・ニャルだとしたら幻夢郷は関与していないとなるが・・・。」

クトゥグア「信仰が続く限り死は有り得ない。だが、死を周囲が決定した場合消失が確定するが・・・まぁ、そんな事は中々ない。。」

クトゥグア「・・・何より、都合良く変質させるどころか、誰に宿すかも簡単だ。生存第一、その為にシュブ=ニグラスとイドーラの契約は生命の装填の為必須。」

クトゥグア「・・・あの吸血鬼、人類側か、利用されているか。・・・どちらにせよ人類がミスした瞬間に崩壊は訪れる。」

クトゥグア「・・・彼等の為に、腕に磨きを掛けねばな。」

PL5「案外あっさり味方に出来たね。」

PL4「戦闘中の言葉でKPの目の奥が動いていたから多分なんかある。」

PL5「そんな事あったっけか。」

PL6「『子を守る為に手段を選ばないのも、子を守る為でも倫理や法を守るのも・・・悪くはないさ。だが、目的を忘れたらそれまでだろう。』」

PL7「なんのくだりだっけ?」

PL5「いや覚えてない。」

PL6「酒の缶だけで一袋行きそうだなこれ。」

KP「次は・・・シュブか、何かしながら行きます?」

PL4「隠れるしながら背後から、困ったら組み付きで絞め落とす。化身がステ盛ってる事はねぇよな?」

KP「一部キャラ以外は人間体だとステは大幅に弱体化してます。」

PL4「抑えるのは可能みたいだ。」

KP「言い出したからって断定するなよ。」

PL4「付け加えないって事は絶対にない。性格が良過ぎてね。」

PL1「女運は外見引き以外無さそうね。」

PL4「幕引きも早いけどな。」

PL5「あまりにも人の心が無い発言。」

PL6「母性と嗜虐心を刺激し過ぎる説ある。」

PL7「全員面倒いヒステリックになるのか・・・。」

PL3「ムスリムは母親同士が牽制し合ってマシになるぞ。」

PL2「全員母親マトモじゃないからなここ。」

ナレーション「KP→十年は見てない

PL1→性的興奮した挙句手術放置したせいで病弱にさせる

PL2→浮気失踪の托卵子

PL3→四人(一番マシ)

PL4→海外で新興宗教に嵌って心中の為に家族殺そうとする

PL5→托卵を隠す為殺して死体遺棄して逮捕された

PL6→女優(パワハラで有名)

PL7→風俗嬢(三十年目)でホス狂」

KP「なんだこの地獄。」

PL2「エヴァの世界観かな?」

KP「よし、出来たんで次進めます。」

PL7「コイツシナリオ作りながらやってるぞ。」

KP「臨機応変に変えてんだよこっちは。」

KP「それでは、シュブ=ニグラスらしき人物に接触します。どうしますか?」

PL4「組み付きでSTR対抗されないならAPPでゴリ押す。STR対抗になったらDEXで抜ける。対抗は無いだろう?不意打ちだし。」

KP「聞き耳で判定・・・しましたが60以上だからスルーで。」

PL4「よし来た。」

PL4「やぁ、どうしたんだ?」

シュブ「ぁ・・・やめて・・・。」

PL6「芸術で気を引くから精神安定剤ぶち込めチサト。」

PL5「こっちは隠れるで忍び寄るわ。」

PL4「芸術のカバーでこっちもAPP振る。」

KP「POW対抗アレなんだよなぁ。」

シュブ「・・・何よ、あのバカの差し金?」

PL4「バカの差し金ではないが差し金がバカではある。」

シュブ「・・・面白い面白い、はぁ、で?何をしたいの?」

PL4「・・・酷く後悔しているみたいだ、私はそういう人の為に力を貸していてね。」

シュブ「・・・信じない方が良いわよ。」

PL4「仕事の依頼だ、金に忠実なだけで君に忠実という訳じゃない。」

KP「すると背後から・・・。」

銓「不味い!今接触するな!!」

KP「銓がそう伝えた時に素早く反応出来たものの、既に手遅れだった。腕から先が無い、押しのけられた筈なのに切れている。他に切れた箇所は無い。」

KP「つまり、彼女に助けられた。腕を切って突き放し、巻き込まれない様にしたのだ。」

PL5「応急処置と喜多の芸術で強引に繋ぐ。腕の残りは?」

KP「中身吉良吉影なんで持ってて良いですよって事で。」

PL4「美しい手と顔をした女ってニュアンスは死体の方が使い易そうだからな。」

KP「分かるけどなんて事言うのさ。」

PL6「良し、ヨグの場所に連れていくからチサトは銓に聞け。」

銓「・・・図書館の情報から分かるが、信仰と強さは繋がっている・・・彼女はシュブ=ニグラスの化身だが、同時に人間でしかない。ヨグという存在を失いかけて、その中で信仰が歪み・・・ああなった。」

銓「・・・探したくば病院に行き、ある神格を仲間にしろ。・・・君達に幸運あれ。」

銓「『門の創造』」

KP「銓に肩を押され、次の瞬間には前が全く別の場所になっていた。」

銓「・・・これで良いだろう、君も馬鹿な真似はよせ。・・・このままでは奴等に殺されるぞ。」

シュブ「分かっているわよ・・・でも・・・。」

シュブ「抑えるには、『生贄』が必要。」

銓「生贄は簡単に用意出来るものじゃない、道具が必要だ、力が必要だ。・・・それを何一つ出来ていないのにどうするつもりなんだ?」

シュブ「決まっているじゃない。」

シュブ「先ずは恐怖を十分に有した貴方から産み直すのがいいわぁ・・・ねぇ、銓。」

KP「それでは、病院ソロパート、チサトのターンです。ココアの治療が終わるまでは学校パートは停止します。」

KP「・・・病院の一室、使われない部屋に放り込まれた。」

KP「するとそこには・・・。」

一池「うん?女の子を製造する機能は付けていないんだがな・・・どうしたもんか。」

一池「・・・まぁ良い、向こうでろくでもない事があったんだろう。」

一池「私は一池ハンカイ、この病院でエンジニアとシステムの管理をしている不登校アルバイターだ。あんな奇妙な所行きたくなくてね。」

一池「常識的に考えてフィリピン爆竹なんてついてる高校に行きたくないね!大学もセットとかろくでもない!!」

一池「で?君は?」

PL5「お股スリスリドスケベ丸です。」

KP「お前のネット上の名前なんて誰も聞いてねぇよ。」

PL5「衛宮チサト、国家公務員。」

KP「衛宮族であったか・・・。」

一池「・・・門の創造か、面倒事に巻き込まれたな。確かにここは問題無いと言ったが。」

一池「銓・・・ああ、あのアザトースに認められた神官か。どうせ奴なら生きている。クトゥグアが殺させる筈が無いし、何より田蔵がいる。」

一池「・・・残念だが、ノーデンスに関してはまだどうも出来ない。その為の機械は作っているんだが・・・少し足りない。あと少しなんだ。」

PL5「イス人との接触が必要そうだな・・・。」

一池「まぁ、こっちは余程の事がない限り手は出されない。ここの幹部が断言している。」

KP「ちなみに幹部の名前は宇野刹那です。」

PL5「絶対ウボ=サスラじゃん。」

KP「最高難易度だと基本関与しません。」

PL5「そうなん?」

KP「一池からは他の先に挙げられた人間の話を聞けます。」

PL5「それ不登校って言うのか?」

KP「彼は機械作ってた方が優秀なので。」

一池「ふむ、他の人間か。」

一池「瓜田リカ、田蔵コウボウ、零丁コク、土塊サントウ、斗酒セキケイ。」

一池「土塊サントウは最近家族が失踪したと聞いたな。借金もしていた。それ以外はサッパリだ。だが、奴自体は何かと優秀だ。借金取りに金目当てで生かされているんだろうな。」

一池「零丁コクは神格から『不幸の避雷針』と言われている程度に不幸を引き寄せる。その代わりに他者へ幸福を与えれる。本人が生きるのを苦痛と思っているから死ぬ事も出来ない。」

一池「田蔵コウボウは信用出来る、何故かは知らんがトラブルが解決する時は大体奴がいる。あと、奴の行動スケジュールをAiに学習させると一日の行動が何故か二十四時間超になる。」

一池「瓜田リカは外見が良い分、嫉妬と嫌味を言われる女だ。可哀想な奴だよ。何かと噂が絶えないが・・・銓が勧める程のでは無い筈だ。」

一池「斗酒セキケイ、高校内で死んだ奴の墓を勝手に作る奴だ。悪い奴じゃない、倫理がアレなだけだ。・・・すぐ逃げられるから話した事はないが。」

PL5「絶対イス人だろ。」

KP「あ、もう一つ。」

一池「瓜田と零丁は正反対の器具を有している。『静かな共鳴』と『不協和音』だ。心拍を他人に伝えて機能する道具だ。」

一池「静かな共鳴は心拍を向上させ、陰鬱を打ち破るものとして機能する。一方で不協和音は心拍数を抑制する事で冷静さを引き出す。音でそれを強いるのさ。」

一池「電子機器によるペースメーカーの誤作動も起きない、良いだろう?・・・一個十億円はするけど、安いもんだな。」

一池「が、瓜田を教えたという事は銓が誰かしらを犠牲にするつもりかもしれない、行ってくると良い。」

PL5「その機械は完成するのか?」

一池「いつかは。仮に早く完成させたいなら技術者を連れて来るべきだ。」

PL5「次は斗酒か、早速赴くとして・・・パート交代だな。」

KP「ココアの腕は何とか繋がりましたが、紐で繋がれた儘である事に変わりありません。」

PL6「不味いな。」

PL7「会話聞いて毎回記録するのは良いけどなんで録音せんの?」

KP「聴覚障害の訓練だよ悪化するだけだから治らんけど慣れる事は出来る。」

KP「あとお前等が変な話し方ばっかだから修正するの面倒いんだよ録音したとして。」

PL5「お股スリスリドスケベ丸の何が悪いんだ言ってみろ。」

KP「第一に良い所が一個もねぇって事だな。」

PL6「コイツ大学でも本名使わないしIDもユーザー名もこれなせいで姓しか分からん。」

KP「そいつの名前奈々美だぞ。」

PL7「お前の大好きな奈が入ってるじゃないか。」

PL2「そいつは言い間違えてもリカバリ出来る様に奈がついてるだけで評価プラスされるぞ。」

PL7「マジだった。」

PL7「あれじゃあ奈々美の名前聞くだけで嫌な顔するのはそいつのせいか?」

PL1「中学の頃異様に女に嫌われた奴だからな。後で聞いた事には『色んな女の臭いがする』とか『線香の臭いがする』とか言われてな。」

PL4「一日二時間墓参りする奴の臭いは嫌というか怖いわ。」

PL2「だからそいつに絡む女は性格良いもんで確保しとけみたいな事もあった。」

PL5「やっぱ女運極振りしてるだろコイツ。」

PL6「小学生の時にAiの仕組み理解してその上で雑誌集めて女子の顔の推移調べて美人になるリスト作って先に関係性築くのをやった奴だぞ運以外も振ってる。」

PL7「ディープラーニングの元ネタ説あるやべー奴だからな。」

PL2「不登校の奴の家に毎日通って一時間話してを二ヶ月続けた結果突然追い出されたし同行してた奴もあの会話の流れで追い出されるとは思わんとか言われたしな。」

PL4「女運極振りすると自動足切り機能付いてくるのか。良いなそれ。」

KP「アイツが足切りにならなくて良かったよ。」

PL1「やめろ重い。」

KP「お前等三部作の次も出て貰うからキャラの味付けはしておけよ。」

PL5「この中で一番濃いのは満場一致でお前だ。」

KP「は?」

PL1「先ず脳の異常と傷で平均の半分程度しか知能も知識も無い状態から視覚も聴覚も問題がある中ここまで辿り着いた時点で異常なんだ。」

PL2「脳の稼働が足りないからと思考パターンを変えて練度上げてなんとかするを小学生時点で辿り着いて始めてたのもおかしい。」

PL4「続き頼む、そろそろ出来たろ?」

KP「保健室の外、そこで再び燃える様な瞳に出会った。」

KP「彼の名は友利恒星、クトゥグアである。」

KP「SANを10差し出すか、SANを3減らして心理学か。」

KP「おい心理学しれっとクリるな。」

PL4「情報多めか?」

KP「SANはどの道減ります。」

KP「・・・彼は、本当にクトゥグアか。実体もある、幻覚ではない・・・何かが違う。」

KP「だが、敵対的ではない、そう思ってつい近付いてしまう。」

土塊「待ちたまえ、争うのは良くない。」

KP「廊下の先に、ある女が居た。髪の中に触手を漏らし、衣服は夕日で不思議と黄色に見える。」

KP「風の様に通り抜け、瞬きの後には乾くのを補い溢れた涙を拭きに来た。」

土塊「・・・私は土塊サントウ、少し厄介なものを押し付けられてここの主に挨拶したいんだ。」

土塊「一池から聞かなかったか?私は変身能力を持ち、実質的に信仰を横取り出来る。だからクトゥグアに協力しているんだが・・・ああ、この女の外見はは・・・いや姉だ。」

土塊「ま、男って事だ。変な趣味ではない。家族のせいで解像度が高いだけだ。」

土塊「という訳で通してくれ、触手が絡まって排泄が出来なくて困ってるんだ。」

PL4「ああ、良くあるよな。」

土塊「そうか?」

PL4「ズボンには紐っていう触手があるんだよ。」

土塊「そうか・・・。」

PL6「クトゥグアが偽物、片方ダイスロール無しって事はさっきの宇野刹那じゃねぇか?」

PL7「介入して入れ替わって・・・ああ、有り得るかも。」

PL4「クトゥグアがハスターの信仰を妨害して勢力均衡を維持するというのは分かる、ハスターが余程危険だったって事だ。」

PL4「イドーラ、ハスター、シュブ=ニグラスを弱体化させ、戦いの盤上から降ろす。」

PL6「それに問題があるんだよな。」

PL6「人間側がどの勢力か、多分死んだであろう銓は人間側として、風光は毒餌だとしたら別勢力だろうし、一池はウボ=サスラ、斗酒はイス人、田蔵と零丁と瓜田は不明だ。」

ヨグ「・・・田蔵か、彼と契約したから側としては私だろうな。」

ヨグ「あと漏らしたバカを連れて行ってやれ、物干し竿に届かないから布団の方も頼んだ。」

ヨグ「一ヶ月出禁だお前は、分かったか?」

土塊「マジかよぉ・・・いや、絡まったの私が悪い訳じゃないだろ・・・?」

PL6「大変そうだなおもらし。」

PL7「大丈夫だここのメンツの内三人は定期的に野外放尿してるから。」

KP「隣のハスキーのかと思ったらアレお前等のだったのかよ。」

ナレーション「PL5→心中に巻き込まれかけた時に父親に助けられて以来安堵するとほぼ確実に漏らす

PL6→父親が荒れて暴力によるショックから衝動的に

PL7→母親が連れ込んだ浮気相手のホストに暴力を振るわれ内臓が正しく機能していないから」

KP「そういえばメアリーと一番最初にあったの裏の道で小便してたの見た時だわ。」

PL3「イギリスといいフランスといいそういう趣味多いよなローマが泣いてるぜ。」

KP「文明は進化しても倫理は進化していないからな。」

KP「次はどうします?」

PL4「零丁と瓜田と田蔵に接触したい。」

PL5「斗酒も忘れるな・・・と言いたいがイス人には察されるだろうから信頼が厚そうな田蔵に接触し、そこから斗酒に接近するのか?」

PL4「ああ、全員別れてそれぞれ探す。」

KP「チサト合流しても良いですよ。」

PL5「シュブは見当たらない?」

KP「気配だけはします。」

KP「ダイスの結果は・・・瓜田ですかね。」

KP「後ろから迫る足音は恐怖こそないが心臓を駆り立て、血流が早くなる。」

KP「絶世と言うには不満が出る、かと言って美女でないと言われたら即座に否定したくなる。そんな女こそ・・・瓜田リカだ。」

瓜田「・・・はい、どうかされましたか?」

KP「意気消沈、この状態で尚似合っている顔が異常だ、彼女の顔色は悪いし、目もやつれている。なのにその消耗も老いも美しい。」

瓜田「・・・近くに来てくれるのは嬉しいですが・・・怖いので寄らないでください。」

PL4「大丈夫だ、嫌う理由もない。皆興奮を隠し切れず、スケベな思いを隠す為に怒って誤魔化してんのさ。」

瓜田「・・・そうなら・・・良いんですけど。」

PL4「言い訳ねぇだろ普通『ムラムラしちゃうから寄りたくない』とか。」

瓜田「・・・ポジティブなんですね・・・。」

PL4「ポジティブ?いいや、理論と理屈を信じているだけだ。最大値を常に出し続けれる様にな。」

PL4「一緒に来てくれ、そうすればどうにか出来るかもしれない。」

KP「あ、しばらく同行するとイベントが起きるのでそれも処理しますね。」

PL4「誰か出るのか?」

KP「田蔵コウボウが現れました、目が合っていない時は沈んだ様な顔の一方で、目が合えば即座に顔色を元に戻す・・・どうやら、体調以上に精神が優れないらしい。」

KP「彼相手だと心理学が自動成功します。」

PL4「振りたーい!」

KP「では行きますよ〜!」

PL4「はい!」

KP「せーの!」

PL4「ああ〜^^水素の音ォ〜^^」

KP「トルネンブラの音ですね。」

PL4「あ、要望通り罵倒ASMR作っといたぞ。」

KP「あざっすこれで原稿早く進む。」

PL5「罵倒は罵倒でも催促の方であったか・・・。」

KP「最近私も該当しそうになってるから作って貰った。」

PL5「時間が無いパターンだから良いんじゃない?」

KP「この動画遅れてる理由は設定のエラーでソフト破損、継承物語は百話まで作ってるせいで大幅に遅れてる、ボルバンはDV社で詰まってる。」

PL6「TRPGに時間調整と必要な要素抽出で直接書くより時間掛けてるしな。」

KP「あ、トルネンブラは別に敵意を持っていません。田蔵に手を出すと攻撃してきます。今ルートだと出番無いんですよね。」

PL4「不必要にSAN減らしただけかよ!!」

KP「あと30だぞ覚悟決めとけ。」

田蔵「・・・君の腕、大丈夫か?隠す為の上着・・・少し臭うかもしれないが受け取ってくれ。」

KP「使い込まれて薄着になったジャージを来ては、その汗臭さを妙に意識する。」

瓜田「コウボウ君!」

田蔵「リカか、今日はいつになく元気だな。」

瓜田「そうなの!面白い人がいてね・・・。」

田蔵「そうなのか・・・あ、君の事だったのか。・・・彼女は嫉妬されがちだから、君達みたいな人が居てくれると心強い・・・。」

田蔵「・・・うん、なら良いんだ。」

田蔵「・・・君達は、どこまで?」

PL4「悪いな、今は全然だ。」

田蔵「・・・神の座の奪い合いが始まる、逃げるなら早くするべきだ。」

田蔵「・・・サントウとメイビだけだな、後は。」

土塊「(私の事は黙っておく様に。信仰力の為にね。)」

土塊「サントウ君は仕事の為、とか言ってたけど・・・。」

田蔵「・・・そうか、なら。」

田蔵「あのサントウの死体は偽物って事で良いんだな?」

田蔵「動いてみろ、俺が先に切り落とす。」

土塊「・・・え・・・じゃあ・・・。」

土塊「クトゥグア・・・もしかして。」

PL4「やっぱヤマンソ辺りだったか。」

田蔵「急だが頼む、ある程度はカバーする!」

KP「という訳でヤマンソ戦です。コイツはどうやっても説得不可のイベント戦なので頑張ってください。」

PL4「クトゥグア呼ぶとどうなる?」

KP「多少対策されてるので工夫して耐えるなり延長するなりしてください。」

KP「火による攻撃が一定ダメージ以上のものになるとクトゥグアが急いで来るので、逆に回避しないのもアリです。」

ナレーション「この卓は回避判定後ダメージロール。演出で逆になる場合がある。」

KP「第一に何します?」

PL4「ダメージの様子見でスピードガン持ちながら回避。」

PL5「隠れるからの拳銃。」

PL6「マーシャルアーツと回避でダガー受け。」

PL7「クトゥグア用に取っといた消火器使う。」

PL4「この吉良吉影に弱点は無い。」

PL5「吉崎ココアみたいなメンタリティじゃないのは割と救いかも。」

ナレーション「確かのあ先輩の人の漫画。正直こっちのがヤバい。」

KP「どっちにしろ殺人鬼じゃねーか!」

PL4「漫画は遡るとエログロで満ちるからな。編集ストップ入らないから尚更。」

KP「疲れた方が描きやすいのに疲れると制御出来なくなるからな。」

PL4「敵側の動きは見れるか?」

KP「ヤマンソの場合全体攻撃だとその挙動を見れますが単体攻撃だと一瞬です。距離次第でどちらかを選んできます。」

PL5「ミニガンが残り十発?」

KP「ダメージ判定的には・・・学校の棟が耐えれないんですよね。」

PL3「そりゃ重機関銃だからな。射撃訓練場でも実弾じゃない上弾数も制限されている。」

PL5「真上に撃つ。音だけ鳴らす。」

KP「場所は伝わりましたが、まだ到達するまで5ターンかかります。」

PL6「さっき消火器って言っていたがどんなタイプだ?」

KP「粉末式、化学式ではない。」

PL7「理科室か家庭科室近くなら化学式もあるんじゃないか?火災の関係で基本一階二階だろうし。」

KP「私の高校は防災設備の前に物置まくってたどころか机とパソコンで完全に封鎖してたからこれが原因で事故起こして欲しい。」

PL4「災害の犠牲者は人災が多いものだぞ。」

KP「化学式だとSTRいるかな・・・あれあんま触った事ないのよね。」

PL6「2d100kgでいこう。」

KP「化学式の仕組み的にそこまで無さそうだが・・・やるしかないな。」

PL7「今日全員出目悪いなオイ!!」

PL4「仕方ないだろう親からして命運全員終わってるんだから。」

KP「あ、あれぇ?」

PL5「五連続ファンブル!?」

PL6「やる時はやる男だな。」

PL7「クリファンの範囲を5増やしたらずっとクリティカルかファンブルしか引かなかった男だぞ。」

PL5「運命が擦り切れてる。」

PL6「一周回って面白いの擬人化だな。」

KP「バトルパートの半分削れるなら幸運か。」

PL5「デバッグ作業とポジティブシンキングが結合してる。」

KP「それでは・・・クトゥグアの到着です。」

クトゥグア「近寄るな!その黄色の女にもな!!」

KP「息を入れて、場所を分断する。そして、その分断された場所にサントウは入っていなかった。」

クトゥグア「・・・危ねぇ、間に合った。ソイツはヤマンソだ、素早く気付けたお陰だな。」

クトゥグア「強制契約だ、迷惑を掛けるが今は許せ!」

KP「クトゥグアの契約

クトゥグアの眷属との対話時に交渉技能が不要になる。(眷属出てこないけど)

戦闘時ダメージに燃焼状態を付与し、スリップダメージが入る。

デバフ:出血・低体温症を負わなくなる。

バフ:心拍上昇により敵のダメージロールが3以上になった場合、1ダメージが固定で追加される。

味方全体に回避に+10、ダメージに+1の補正が入る。」

PL4「結構強いな。」

KP「銃は弾速が上がって威力上がります。」

PL4「寿命にデバフ負いそうだな。」

PL5「実質ギアセカンドね。」

クトゥグア「・・・下手な洗脳は先に封じるまでだ。」

クトゥグア「誰の手先か手口かは知らんが、厄介事なら始末するまでだ。」

クトゥグア「信仰を削ぐには最適解だな。」

クトゥグア「ここからが本番だ、さぁ、始めよう・・・。」

ナレーション「ここから10ターン、全員失敗により全く進みませんでした。」

ナレーション「というか今回一回の戦闘につき30分以上使ってるんでもう記録がありません。」

ナレーション「また、一人ファンブルだけで死にかけてる人もいます。」

クトゥグア「人間に絶望している?ああ、お前はそんな程度の浅はかな存在だったか。」

ヤマンソ「・・・何?」

クトゥグア「獣や羽虫に賢さを褒める事はある、だが、その愚かを躾てやる事も、思う事も考える事もない。」

クトゥグア「私という神が、下の真下に愚か等考えた事も無かった。ああ、新しい発見だ、お前はそこまで落ちていたか、とな。」

ヤマンソ「お前・・・。」

クトゥグア「そうだ!その絶望は素晴らしいな、神格はここまで落ちれるものなのか。」

クトゥグア「恥知らずを殺す事に異論は無いな?」

ヨグ「ない。」

土塊「勿論。」

クトゥグア「・・・さて、没収の時間だ。神話に汚名を残す前に。」

KP「ヤマンソに焔の残穢を残し、指を振って首を落とす。・・・ヤマンソの討伐を確認。」

クトゥグア「・・・ああ、今のはちょっとした演技さ。君達にはそう思っていない。せいぜいペット位の気持ちで見ている。」

PL6「友利が家で女飼ってるって噂流すかな。」

クトゥグア「研究室の前に待機用のベンチが設置されるからやめてくれ。」

クトゥグア「・・・それはそうと、ヤマンソが仕留めれたなら上々だ。・・・認めるしかないだろう。」

クトゥグア「ついてこい、私の研究室を、地下施設を見せてやる。」

KP「ここからは」

クトゥグア「色々調べてはいるさ、そっちの事情も。」

PL4「お前自身は何故科学に?」

クトゥグア「それはだな・・・。」

クトゥグア「人類の現状最も信仰されていて研究されている科学、神様たるもの流行には敏感であれ・・・いや、その話はやめておこう。あの山羊女には黙っておいてやれ。絶対にだ。ろくでもない事になる。」

PL5「これがノーデンスに関する文書だ、使えそうなら使ってくれ。」

クトゥグア「・・・君達のこの文書は受け取った。これに見合う情報は渡そう。」

KP「と言って一旦別れました。話が長くなるので分割します。」

KP「斗酒セキケイパートです。」

KP「彼は確かに中庭で墓を立てていました。」

斗酒「24人か。」

斗酒「24人・・・有り得ない話だし、酷い話だ。」

斗酒「・・・は!アレは・・・新製品!!」

PL4「・・・ふふ、人間であればかかる罠だ!これで掛かるのは人間だけだろう!」

KP「罠師免許と仕掛け籠持ち込んでると思ったがこれの為か。」

PL5「猟銃免許より取り易いし公安が敵視しないからな。」

KP「警察でマトモな奴を残したら警察犬しか居なくなるからな。」

PL7「お前はお前で何されたんだよ・・・。」

斗酒「ああ、私は人間だ!止められないこの気持ち!!」

斗酒「うおおおお!!開発途中なら続けざるを得ない!!」

クトゥグア「一池の所に引き渡してくる。・・・これで完成するな、脳分析機が。」

PL4「脳分析機?」

クトゥグア「ノーデンスから情報を聞き出す為に開発を早回しにした、神経に針を刺さずとも分析し、言語化する便利ツールだ。」

クトゥグア「別の使い方も可能だ・・・生贄をより有効にするというな。」

クトゥグア「それとは別で、一池から届け物があるらしい。」

一池「『・・・ああ、協力感謝する。ドローンと人工衛星の映像だ、テロ組織が持っていたものらしい。宇野が許したから乗っ取った。』」

一池「『これから君達には重要人物それぞれの動きを監視しつつ戦力を集め、シュブ=ニグラス及びイドーラ、ヤマンソの制圧が必要になる。まぁ、終わったらしいが。』」

一池「『そこのは協力するのか?』」

クトゥグア「確認する限りは問題ないだろう。一応体内にグレネード入れてある。下手に暴れればバクシだ。」

一池「『そして、最優先の目標はイドーラ、それを利用してシュブ=ニグラスを討伐する。』」

KP「もう少し後の台詞先に持ってきてついでに伝えておきます。」

クトゥグア「お前達の最も警戒すべき事は、その幸福の影に潜む不幸だ。」

クトゥグア「人間の身体に縛られた以上、限度や限界もある。」

クトゥグア「正常な恩恵も、もう無い。与えられる幸福は無くなった。信仰もやがて崩れ落ちる。これらかは幸運を奪い合う時代になる。」

クトゥグア「私はそれを止めるべく、そして効率良く行う為に事件が起きるまでは動けない。事件の全貌が明らかになる事でそれは抑止にも規範にもなる。」

クトゥグア「・・・それが嫌なら、止めた上で証明して見せろ。私が出来ない雑務を。」

クトゥグア「残りは実力次第だ。仮に弱いとしても、神に打ち勝ったお前達なら、難題とは言わん。」

PL4「さっき言っていた生贄の仕組みだが・・・単純な恐怖とかか?それだけじゃないよな?」

KP「調査パートが長いので全部まとめて言います。」

クトゥグア「生贄を何故使うか、それは簡単だ。生者でなくとも思考は発生する。・・・言うなれば、死者も生者も図書館の様に形として残る。」

クトゥグア「・・・今回の発生原因は、クトゥルフ等の存在を知った人間が過去の人間の総量を一気に上回ってしまった、というのが原因だ。」

クトゥグア「・・・だが、死者はこれ以上変化しない。脳を放棄し、魂に焼き付けた思考を反芻し続ける。」

クトゥグア「だから、生贄は最適だ。常に自分の事を考える存在・・・要するに思考を固定する楔だ。そしてそれで利益を得る人間はビジネスとして拡大、信じる人間は恐れや歓喜を抱く。」

クトゥグア「・・・都合良く嫌いな同族を減らせるからな。躍起になるだろうよ。」

クトゥグア「思考も発想も脆い、私はそれを是としない。」

PL5「脳分析機、イドーラはほぼ確定だな。」

PL6「生贄に作り替えるのがイドーラの役目、これをどう利用するか次第で神の在り方を変えられる。」

クトゥグア「ノーデンスの資料の中にあった・・・だから、あの神社は弱まった。生贄なんて止めるべきだ、とな。・・・薬物で昔は緩んでいたんじゃないか?」

PL3「それ共有されてんの?」

KP「共有されてない前提より共有されてる前提の方が良いんで。」

クトゥグア「・・・テロ組織に情報が渡っていたのは不味い、これがもし地球全体・一部で適応されている場合、それを利用・兵器化、逆に恐れから排斥や邪神を生むからと殺戮さえ起きるうる。」

クトゥグア「何より、一番の懸念は、アザトースが起きる可能性だ。もし、奴が目覚めたならその日に宇宙の全てが崩壊する。アザトースを上回る信仰を一日で手に入れ、支配者を入れ替える。それ以外ない。」

クトゥグア「アザトースの信仰者は大半が神だ、それを削ったらどうなるななんて目に見えている。」

クトゥグア「もし、そうなったなら地球の大半を犠牲にして生き残るつもりでいる。覚悟しろ。」

PL6「タイムリミット作りやがった。」

PL4「いや、そうでもないぞ?」

PL4「私は最初からタイムリミット有りと見越していた。厄介な事に誤魔化す様な振りをしていたが。」

PL4「第一部の『全て、白日の元へ』だっけか。少し疑問なのが『ソラリス』を引用したシナリオだったな。」

PL4「ソラリスはラテン語で太陽・・・で、これに恒星の考えを持ち込むと疑問が生じる。」

PL4「恒星では主に青白か赤・・・その中で白日なんて表現をするか・・・だな。クトゥルフでそんなややこしい言葉選び、さっきまで英語でシナリオ回してた事で気付かせない様にしている。ちゃんと日本語でそう書いている。レムがいたら第一部の時点で気付けただろうな。」

PL4「・・・なら、答えは簡単だ。」

PL4「クトゥグアはもしもの為に、フォウマルハウトと太陽を入れ替えた。フォウマルハウトはほぼ白だからな。」

PL4「もし解決出来なければ地球を消して、物語を終わらせるつもりだったのさ。」

ナレーション「実際のフォーマルハウトでは『惑星が消えた』という話があります。今の所は実際は観測出来てなかった説が有力。」

PL4「前回動画のエンドが『白昼の恒星』はまだ疑ってなかったがなんかやたら主張すると思ったらこういう事だ。」

PL4「更に前回のシナリオのエンドカードはあんな名前の癖して星空、『太陽の無い空』だ。」

PL4「TRPGとかゲームならではの伏線の張り方、いいと思うぜ。」

PL7「・・・背筋がゾッとした。」

PL6「回収しない・気付かせない伏線、TRPGならではだな。」

PL4「多分そろそろ裏でパートが進むから盗聴器の準備をする。」

KP「という訳でNPCパートです。」

KP「出来るだけ一時間ちょいで抑えたいのでこの後聞く内容も全部詰めてます。」

風光「・・・生贄は避けられない。」

風光「・・・あんなに失敗して、残骸も大して仕事出来ていないのに・・・。」

風光「・・・もう腹は満たした。そろそろ逃げる準備だ。」

土塊「いいや、契約は絶対だ。」

土塊「お前の様に親に売られた奴に自由なんてない。」

PL4「・・・風光ダメそう。」

PL5「でしょうね。外見からして生贄にしようとしている感じするわ。」

KP「次のパートは・・・。」

瓜田「・・・コウボウ君、忙しいのかな。あの人たちはよく見るけど・・・。」

瓜田「ポジティブ・シンキング、出来る限りの出来る事を計画に一個でも多くを。」

瓜田「・・・邪魔はさせない、彼の敵なら一人でも多く排除する。」

PL6「やべー女爆誕したぞ。」

PL7「こいつに信仰力削がれたらヤバいって感じか・・・でもそうなると田蔵が絶対介入して来る。」

PL4「騙して別の場所に送り込むのもアリだが・・・多分無理だろうな。」

銓「・・・何とか生きていたか・・・肉体の保護は間に合った・・・。」

銓「・・・不味いな・・・もしもの場合はあの核搭載船で吹っ飛ばすか。」

銓「最低限は上層部に話し合う・・・しかし、電撃戦になる。一瞬でアレを凌駕して、支配をすげ替えるとして・・・。」

銓「・・・支配を終わらせる、確実な安定と均衡を。簡単に乱れる世界に終止符を。」

PL6「これさっきの情報取れなかったらこっちで臭わせてくるのか。」

PL7「嗅がせに来てるな。」

PL4「他には?」

KP「セキケイはあっさり協力したとの知らせが入りました。まぁ彼が主役なのは次からなので先にお披露目ってだけです。」

KP「あとこのシナリオを終わらせるとエンド方法がどれであれ、第一部の島に彼は行きます。」

KP「それでは、最後に。」

クトゥグア「洋、お前はそれで良いのか?」

ヨグ「・・・ああ。」

クトゥグア「神としては良い判断だ、だが、人間としちゃ褒められないな。」

クトゥグア「『人間らしく』向き合え。それをさっきの女に聞いたんだろう?」

ヨグ「・・・そうだな。」

クトゥグア「思考力も下がって来たか・・・返事が遅い。・・・一日で終わらせる必要があるか。」

KP「迫る刻限、そして、終わる世界。」

KP「その中で、空気を読まない風を切り裂く銃弾の音がした。」

KP「複数箇所で爆発が起きる、プラスティック爆弾の臭いが広がり、ミニガンでボロボロになった建物は音を立てて崩れる。」

クトゥグア「シクッた!!サントウを逃がした!!」

PL4「無事なら良い、それで?」

PL5「ドローンで見れるか?」

一池「『今は宇野が救急車を出すどころか現地で治療した方が良いと色々持ち出している!少し待ってくれ!!』」

一池「『・・・人間だ、アレは普通の人間。』」

一池「『零丁コク、アイツだ。』」

一池「『銃の販売ルートを調べた跡があった。』」

PL5「それ私も調べた。けど複数人いて詳細も無かったのよね。」

PL4「多分正規品じゃない、それか誰か殺して奪ったかだ。」

一池「『調べた限りの情報を出す。後は頼んだ!』」

KP「彼は借金をしている様です。そのせいか貧しく、最近両親や兄弟がアルバイトや仕事場で見ない、という話を聞きました。」

PL4「一つ聞きたい。第一部の話だが、トレジャーハントって言ってたよな。」

KP「そっすね。」

PL4「おかしくないか?借金取りが仮に島送りにするとして、その場合は確実に一定以上の金が手に入る方、事件の解決に乗り出す筈だ。」

PL4「其方の方が安全で、確実だ。・・・じゃあ、どうしてトレジャーハントなんてしようとしたんだろうな。」

PL4「ケース.1、借金の金額が増えた。

ケース.2、吸血鬼の館や黄金列車を狙った。」

PL4「吸血鬼の館には人がいたが、鉱山には人が居なかった、アクセス的にも悪くはあるが、それでも奇妙だ。」

PL4「借金取りは最初から奪うつもりでいた、だがそこで予想外にもテロに巻き込まれ死亡、零丁は復讐し、こうなった。」

PL5「零丁孤苦、落ちぶれて苦しんで誰も助けないさまを指す言葉だ。」

PL7「強制非エンカキャラとか初めて見た。」

クトゥグア「信仰力が落ちたら今後の計画も乱れる!・・・下手をすれば・・・。」

KP「しかし彼は黙った、不安を煽るだけ煽り、信じる神へ祈りを促す。」

PL7「言い切らない事で信仰力を損なわず、不安を煽り拡大する・・・。」

PL4「アイツは人の嫌な所を何度も見てきたからな。」

PL5「人間不信を有効活用してる。」

KP「別に今は人間不信じゃないぞ。」

PL7「生徒会長の方はどうなんだ?」

KP「それに関して言っておくと、空席です。」

PL7「・・・ん?」

PL4「念の為聞いておく、シュブ=ニグラスの名前は『漆原両一』か?」

KP「いいえ。」

PL4「『漆原』ではあるのか?」

KP「はい。」

PL4「ショゴスロードが居ない、漆原の名前が違う、ニャルラトホテプが行方不明。」

PL4「・・・つまり、このセッションは前回の『悪の氾濫』の延長線にある。信仰があるならば他の人間を器にする事も出来る。」

PL4「クトゥグアが比較的友好なのはライトオとの接触後だからだ。」

PL4「・・・シナリオを継続させ、徐々に改善し、やがてストーリーを終わらせる。これがこのシナリオの目的という事だ。」

PL5「それだとしたら・・・うーん、特別恩恵があるとは思わんが・・・。」

PL4「伏線自体は他にもあった、クトゥグアは生徒会長を病院に送っていた。だから一池とも面識があった。」

PL4「だが、『静かな共鳴』『不協和音』がここにある事を考える、そうするとある程度道具や技術は持ち込まれただろう。神格の存在を知っている上に幹部にウボ=サスラがいるから治療法を出していてもおかしくない。」

PL4「科学を研究し、シュブ=ニグラスの被害者をドローンで探索して、目星使いまくっても見ていない。」

KP「有り得ない位振って有り得ない位失敗してるからな。」

PL4「目星55で成功率24%だよ。」

PL4「そしてここで大事なのはNPC厳選して神格を攻略するシナリオって事と・・・。」

PL5「・・・いや、それ言われた所で・・・。」

PL4「もう一つある、過去これに参加したPL持ち込めるって事よ。」

PL7「・・・でもそれで持ち込めるの逃げ上手のバカ気味だぞ?」

PL4「・・・あれこれ二回目?」

KP「よく気付いたなあとは頑張れ。取り敢えず野生のライトオスポーンさせとくから。」

ナレーション「(想定してないけど面白そうだから放置しとこ。)」

PL6「気付くのが早過ぎたな。」

KP「どうも、最速です。」

PL5「何か違う!」

KP「『最速です!』」

PL4「声優的には催促なんだよな。」

KP「そういやカレン・オルテンシアの声優この人だったな・・・。」

KP「最近ソシャゲの声優って新人多いんだなーって見てたら中京大学出身の人いたんだよな。ドルフロとかアズレンに出てた。」

PL3「アズレン、ドルフロか。何役?」

KP「アズレンは不知火で・・・ドルフロが確か〜。」

KP「DP-28、タチャンカのアレ。」

PL4「アレかよ。」

PL5「アレだったか。」

KP「『最近デュランダルの勝負服がフレディー・マーキュリーのライブ服にしか見えないライトオです!』」

PL5「おいやめろ。」

PL4「交通事故っすわ。」

KP「『それはそれとして何か用ですか?』」

KP「『それはそれとして!』」

KP「『何か!』」

KP「『用ですか!!』」

KP「『用が無いなら帰ります!以上!』」

PL4「なんか割とコイツの素だな。」

PL1「興味があるまでは動かない、危険になる程嬉々とする、他人に責任を押し付けつつ後は任せて前進する。」

PL1「この上なく被ってる。」

KP「『ほらほらそんなに放置してると動画時間が二時間超えますよ!!』」

PL4「・・・それだったら、以前戦ったニャルラトホテプはどの程度の強さだった?」

KP「『最初は全ステ18でしたね、徐々に出力が上がっていました。』」

PL4「・・・弱体化させつつ、人選を行う。そして正気を取り戻させる。更に生贄で干渉し合うので釣り合い取れる状態に抑える。」

PL4「分かった、これだけあれば駒の進め方は確かになる。」

KP「お?やりますか?」

PL4「今から次シナリオに向けてフラグを立てながら進める。だが、最優先は零丁、これに関してはチサトに任せた。」

PL5「任せろ、大体内容は分かっている。」

PL4「喜多ちゃんは田蔵、キタサンは瓜田の監視と説得だ。余裕があったらノーデンスを連れてくるのが良い。」

PL6「承知!」

PL7「了解!」

KP「どのパートから?」

PL4「零丁をダシにイドーラを味方にする。」

PL5「仲間に出来るのか?」

PL4「イドーラの力は『万能』というか長生き過ぎてどんな力でも持っている。それは信仰力が弱まっても実力は決して落ちていない。」

PL4「どう考えても戦ってはいけない存在って事だから当然、挑まない方が良い。」

PL4「確実に説得しかない、それかヨグに力を借りて時間を戻すか、ね。でも弱体化してそこまでの時間戻せないし、向こうも同じ事が出来る。」

PL4「イドーラは空間と時間の操作が一応のメイン、信者を不老不死や金持ちにしたりする。不老不死に関しては肉体改造・・・脳分析機で観測しながら行って・・・。」

PL4「その時に殺せば、生贄として信仰を固定出来る。」

PL5「・・・そうかぁ、割とヒント自体はあったな。」

クトゥグア「・・・そういう事だ、私はそれを利用してシュブ=ニグラスを抑圧するのを考えていた。」

クトゥグア「・・・イドーラは私が抑える。説得は任せた。」

クトゥグア「・・・すまない、今の私では彼女を仮に説得出来たとしても苦しむだけだろう。」

KP「全員、素早く動き部屋を去った中、クトゥグアは一人呟く。」

クトゥグア「アフーム=ザー、自分の子を助けれなかった馬鹿な親の言葉なんて聞きたくないだろうからな。」

KP「・・・と。」

PL7「クトゥグアが甘い理由はそういう事だったか。」

PL6「人間の姿形になる事でやっと会えた子供が人間に収められた事で信仰をいつの間にか失った。」

PL5「だが、その死を忘れず、人間を恨む事も出来ずに研究に没頭する。」

PL4「・・・神様だったな、やっぱ。」

KP「それでは、零丁コクの攻略から。」

PL4「男子高校生相手なら必殺技作っとくか。」

KP「え?」

PL4「食らえ!必殺!」

PL4「絡繰外法・二つ玉分断!」

PL6「ネタ被ったわ。」

PL7「お前らが被ったって言うと別の意味に聞こえるんだよ。」

PL6「男性反転・金玉■し!」

KP「何しとんねんお前ら。」

PL4「ターゲッティング広告。」

KP「え?」

PL5「たまき〇はサイズ大体ビー玉より大きめでピンポン玉よりは小さい位が良いよね。」

KP「その切り方はやめろ。」

PL6「手に入れて遊べるサイズが良い。」

PL7「アレだ、玉デカいのは男性向けで言う所の長〇首に近い。」

KP「物凄く腑に落ちんちん。」

PL4「SCPかな?」

PL2「その理屈で言うといさか女になるんだけど。」

PL5「それやると死屍涙々で子供を何度産んでも奇形か流産かで心が折れるパート入るからダメ。」

PL4「そういう理由!?」

KP「零丁コクに関しては先にまとめましたけど、どう説得します?」

PL4「最終的な後押しはイドーラがやるとして、イドーラを強引に合流させたいな。」

KP「何故?」

PL4「いや、メタ推理してる。」

PL5「と言うと?」

PL4「エンカしないって事は対策方法が神格にあると思っている。」

PL4「先ず予想するなら信仰が少ない、気まぐれ、力が合っていない、もしくは死者蘇生を可能にする神格だ。」

PL5「こうやって絞っていくとイドーラが遠のくから、逆にイドーラが彼に関係すると?」

PL4「多分イドーラと和解しないとそれを把握出来ない様にしている。・・・知られたら不味い事じゃないかと睨んでいる。」

PL4「簡単な内容だと思ったが、神格の話だから仮に言った所で信じて貰えるかは分からない、ダイスでゴリ押しするのを望んでいないだろうからな。」

PL5「話したって事はそれをイドーラ相手に使えって事か?」

PL4「ああ、だが、シュブ=ニグラス以外にも同様の被害者はいるだろう。彼女程酷くはないだろうが、同じ状況である可能性も捨ててはいけない。」

KP「ヨグ=ソトースからこれから行く貴方達へ、餞に来ました。」

ヨグ「・・・もしもの事があれば、彼女を止めてくれ・・・無理なら殺しても構わない。・・・武器は渡す。」

ヨグ「これは、私と彼女が契約し、互いに殺す事で暴走を抑えるシステムとして作った専用の魔術。」

PL5「死のウエディングリング?」

PL6「死がふたりを分かつまで(遺産相続)。」

ヨグ「・・・解呪自体は簡単だが、効力は一瞬だ。」

ヨグ「・・・これを君に託す。」

PL4「安心しろ、使いはしない。」

ヨグ「・・・ありがとう。」

KP「もう彼は歩けない、だが、距離は開いていく。意識を全うするまでは眠らない、だが、壁にもたれていた。」

KP「順序的には・・・。」

PL4「全員の次のシーン見せてからイードラ戦で。」

KP「おっけ。」

KP「貴女は零丁コクの場所へ赴きました、そして・・・。」

KP「場所は西門付近、そこから入ると垂直の位置に校舎が並び、丁度西門から入る彼を迎撃出来る。」

KP「心臓が鈍る、苦しいのではない、生を手放す様な意気消沈を感じ取ってしまう。」

KP「愛情を貰った、感情を与えた、過去積み上げたポジティブが霧散する。」

KP「POWが一時的に5下がります。」

PL4「目星。」

KP「そう思ったものの億劫になりながら、気だるげにゆっくり首を回します。」

KP「少し熱気が湧いてきました・・・この感触は少し前にあったもの・・・そうだ、彼女の名は・・・。」

PL4「・・・腕切られてそんなに時間経ってないからレナリ切れてないだろ。」

KP「人間ってアレ続くのどんぐらいやろ。熊とかだと一日続く奴も居るらしいけど。」

KP「まぁ真っ向勝負使ったって事で。」

PL4「ロッカーに入るな。」

ナレーション「素早く静かに、真っ向勝負、スタングレネードの三つを足すと『棚跨ぐグレの煌めき』が発動出来ます。嘘です。」

KP「瓜田リカの好感度を一定以上に上げると銃持ちながら徘徊するんでそれとかち合います。」

PL4「合ってるのは価値じゃねぇかな。」

KP「うーん、デバフ盛ろうとしたけど免除かな。」

PL4「やったありがと大嫌いだけど。」

KP「そりゃそうだろうな。」

KP「田蔵コウボウは重要人物なので早目にお披露目するべく条件変えときました。」

KP「銃口と銃口に割り込み、匕首を見せびらかす。全て先を読んでいたかの様に、しれっと割り込む。後方からの発砲音が当たった気がしたと思えば彼は避けている。不思議と当たっていない。」

KP「何もかもが間一髪の癖に、そうしなければ生きていられなかったとも思ってしまう。」

KP「絶対なる正解、完璧ではないが不足している箇所がどこにもない。これを否定したら只の文句でしかない。」

KP「洗練されていればこうはならない、だが、洗練されていなければここまでは辿り着けない。」

KP「ヨグ=ソトースやクトゥグアが全面の信頼を置き、他の神格も手を出さず、トルネンブラが精神を守り、この学園で英雄となった人間。」

KP「田蔵コウボウ、彼が再び現れた時、緊迫した顔で、息を切らしながら、疲労しながら辿り着いた様です。」

PL4「スモーク焚いて直線に連れてく、ライトオ持ち込んでどうにか出来ないか?」

KP「あのキャラ最近ミ=ゴに改造されてSTR17になったものの・・・片方しか出来ません。」

PL4「腕の耐久値はどんなもんだ?」

KP「3以上消耗したらチョン切れます。」

PL5「チョン↑パァ↓(物理)」

PL4「ちなみに切れた時はどんぐらい痛いもんなん?」

KP「切れ方次第で変わるけど医学と麻酔あったらDEXとINT落とす代わりに耐えれる。」

PL4「ねぇわ。」

KP「あ、じゃあそのまま行ってください。」

KP「スモークと同時に瓜田を抱え、素早く逃げたものの、繋いだだけの腕では何の役にも立たず・・・救助した中、その腕は千切れ切れず・・・。」

KP「骨と骨の繋ぎ目が刺さる、無駄に治癒で再生させられて様々な箇所に通った神経が助けを乞う。動くと痛む、痛むと動く、慣れるまでこうするしかない、そうしなければならない・・・。」

KP「その筈だった、次の瞬間、腕が元通りに、繋げた糸すら無く綺麗さっぱり治っていた。少し短くなり、幼くなった。」

KP「これは三日前の腕だ、腕だけが三日前のものだ。そして、田蔵が声を掛ける。」

田蔵「馬鹿な真似はよせ、危なかった。」

PL4「あ、ありがとう、本当に。」

田蔵「借り物の力だ、時間を戻すって借り物の。もう殆ど使えないが。」

田蔵「・・・君が助かったのならそれで良い。彼女も、ここまでやらかすとは思っていなかった。これも管轄不足だ。その恩を返したとでも思ってくれ。」

KP「田蔵に助けられた、そして、ヨグ=ソトースが信頼する理由もよく分かる。」

PL4「んー?」

PL4「(いやコイツ多分ヨグ信者じゃねぇな。・・・誰だ?ウボ=サスラでもない・・・いや、まさかな。可能性は切らないでおこう。)」

PL4「(ノーデンスをあの状態にした犯人、正直そこは絞れた、それと同一人物ではあるだろう。)」

PL4「(だが、明かすと不味い、田蔵が隠れてやっているのか堂々とやっているのか、別に目的があるか・・・土塊がハスターを演じていて、クトゥグアがそれを知らなかった・・・ハスターにも何か背後があるんじゃないか?)」

PL4「(不味い、根本が全然明かされていない。)」

PL4「(KPに色仕掛けはアリかもしれんが私は普通に嫌だからメアリーに尋問させるか?頭回ってない可能性も否定出来ねぇ。)」

KP「考え事か?第三部もあるから気にするな。まだ挽回は余裕だ。」

KP「信用も信頼も自分の為に大事だぞ、まぁ、しない事も大事だが。」

PL4「・・・つまり、次のパートに移せって事だな?」

PL4「いや、ここで敢えて私は真っ直ぐに向かう、信頼と期待に応えてやるよ。」

PL4「ノーデンスを半殺しにし、田蔵コウボウと契約したのはハスターだ。」

PL4「時間関係だからヨグだと思っていたが、一般相対性理論の描写があった。」

PL4「腕の再生だ、腕本体を時間遡行で用意し縫合した。世界線は一本、それを繰り返し先までの行動を完成させるまで盤上に立っていた。」

PL4「ヨグ=ソトースは治癒の魔術での再生を数分間の時間遡行で身体を戻し実行し続けた。」

PL4「他者に時間遡行をしない理由は、この学園では時間を戻しても生贄の材料や狂信者と戻しても無意味になる、治癒でしか治せない。」

PL4「自分のMP、それを戻す為に脳以外を時間遡行し続けた。出来るだけコンパクトに、出来るだけ軽く。」

PL4「それを続ければシュブ=ニグラスを助けられるから。そう考えて動いている。」

PL4「だが、悪化し続けている。だからこそ一度見直すべきだ。」

PL4「『誰が敵か』ではなく『全員を味方にした上で敵を炙り出す』のが大事だ。」

PL4「敵は神格側に居ない、人類側だ。」

PL4「それも、善意で動く存在だ。」

PL4「・・・良し、今から時間稼ぎだ。チサトがわざとイドーラに挑戦し鉢合わせさせる。」

PL4「零丁を強引に説得し、イドーラに再会させる。こうすればイドーラに対して戦闘→説得をさせる必要も無い。」

PL4「想定されてない挙動まで追い込んで目的を達成する!」

KP「(言っておくと想定してます。)」

PL6「こっちは想定外だし、喜多ちゃんは芸術あるからノーデンス、こっちは斗酒に話を聞く。どっちも学校から抜ける事になる。」

PL5「クトゥグアの戦闘技能開示出来る?」

KP「えーよ。」

PL5「体力4しかねぇ。」

KP「仕様だぞ。」

KP「補正込みで100あったのに全部削りやがったからなお前等。」

PL5「イドーラの信仰は?」

KP「最近来たのでまだ弱いです。」

PL5「ギリ行けるか。」

PL5「下がってろコナー。」

KP「開けろ!エッチなのはダメ!死刑だ!!」

PL5「日車版のエッチなのはダメ!有罪!没収!死刑!の奴も好き。」

KP「さぁ、準備は終わりましたね?」

KP「イドーラ戦です、始めましょうか。」

PL5「おい、生贄は順調か?テロ組織と関係を結んで馬鹿やった気分は?・・・いいや、もう結構だな。」

PL5「挑戦でもなんでもない、殺しだ。その覚悟は出来たか?」

PL5「こっちばかり見ない方が良いぞ、足元を見逃すなよ。」

クトゥグア「実際は足元じゃないのにな、性格わりーな。」

クトゥグア「さて、対神格は効果もそうだが演出も大事だ。」

クトゥグア「準備終了だ、やるか。」

KP「裏手がが豪炎で燃え盛るが、しかし貴女に影響はない。耳目はイドーラに向くものの、クトゥグアや貴女には向かない。」

KP「だが、その数々の難題を返り討ちにした。宇宙よりも遥か古き女神がその力を存分に振るう。」

KP「窓ガラスから魅了された人間が続々と落ちる。落下しても骨折程度、新たな関節を生み出そうと前に這い寄る。」

クトゥグア「百も承知だ!こんな事!!」

PL5「何するつもりだよ!お前もう体力ねぇじゃん!!」

クトゥグア「少し眩しくなるから気を付けろ。」

KP「周囲の人間が一斉に悶え苦しむ。血を吹き出す位に身体を掻きむしり、顔を下へ叩き付ける。」

クトゥグア「・・・これが最低威力だ、絶望的だな。」

KP「この力は彼に由来して契約していなければSANチェック、周囲で一人でも発狂すると全員それに応じてSANチェックされます。」

KP「クトゥグアと屋外で戦うとこれ食らってほぼ即死。」

PL5「選択間違えただけで1か100並に難易度差あるなこのシナリオ。」

KP「難易度調整私じゃなくてちっさだし。」

PL5「まだそのネタ擦ってんのか二年目だぞ。」

KP「イドーラもその余波で血を吐く、目の奥から涙の様に。口の奥から涎の様に、身体の穴という穴からも。」

KP「その次の瞬間には縫合する様に治される、それは首だけだ。右脚は糸の様に重なって治り、左足は内側から生え直し、右腕は肩から金属が強引に繋ぎ止め段々と縮み、左手は燃え盛る炎の中から選び、繋いで形を整える。」

KP「これが神だ、だが、与えられた力ではなく、自分自身で完結させている。」

クトゥグア「加護があっても即死級だ、気を付けろ。」

PL5「分かっている!」

KP「ちなみに攻撃を回避すると同ダメージによるカウンターが入るのでお気を付けて。」

PL5「銃だと跳弾か?」

KP「裁判所が当たるって言ってるんで当たります。」

PL5「よし、じゃあ考えがある。」

PL5「カウンターはどのタイミングで入る?」

KP「即座に、でしょう?」

PL5「読まれてたか、神格+田蔵か一池、斗酒を持ち込むのが正規って辺りか?」

KP「それではどうぞ。」

ナレーション「即座にこの対応された。PL5の中身はスポーツ学部なのでこの手の話に強い。」

PL5「建物はミニガンでボロボロだ、そこに銃弾を撃ち込む。」

PL5「回避判定を行い、即座にカウンターが成立する。ダメージの前に判定をされる。」

PL5「その場合ダメージ要因は落下物、だから落下物に対してダメージが入る。その時ボロボロな建物は瓦礫としてバラバラに解体される。」

PL5「砂になるまでカウンターし続け、確率を確実にする。これはイドーラの攻略法だ!ミニガンを認めたのも建物を用いて倒すのを想定していたからだ!」

KP「カウンター判定しまーす。」

PL5「あっ・・・。」

KP「ダメだった。」

PL5「ここ大事じゃん!?自動成功とかで良かったじゃん!?お前がダイス振るとそれ確率で動く自爆装置になるのよ、分かる!?」

KP「もうTRPGでダイス振りたくない。」

クトゥグア「不味い!生け捕りだ!回復なんて便利な物は持ち合わせていないぞ!!」

PL5「STRとDEXそれぞれ判定!そしてカラーボール投擲で目星封じる!!」

KP「OK!」

PL4「よし、じゃあこっちはアクションを起こすであろう零丁に対し説得したいが・・・出来るか?」

KP「それなんですけどね・・・。」

KP「銓は二重スパイなので特殊ですが、スパイ自体は複数います。単純に説得するのではダメです。」

PL4「じゃあ銓とかを引っ張り出せば良いのか。・・・銓生きてそうだがな、どうなんだか。」

KP「生きてはいますが助けるのは難しいです。」

PL4「じゃあ助けたのはクトゥグアか、研究所臭わせてるし可能性は高い。」

PL4「移動が無理あるなー、手元だけで解決したい。」

PL4「・・・あ。」

PL4「多分スパイは神格の援護になるのを恐れて干渉中だろ?でもさっきイドーラは最近来た、一斉に発生した訳ではない。なら見慣れない自分、ましてやAPP合計20だと神格を疑う。だから自分に狙いが行く筈だ。」

PL4「そこで敢えておもらしする。盛大にジョボボと。『あ、コイツ神格じゃねぇ』と思わせる。」

PL4「どんな奴でも困惑は通用する。固いやつでも神格の体液は危険物だと警戒する。だがテロリストを利用して効果を確認してから撃つ。」

PL4「じゃあ今から説得するけど頑張って漏らし続ける。」

KP「量決めるわ。」

PL4「1d100リットル?」

KP「小便小僧の一週間辺りの排尿量じゃねぇんだぞ。」

PL1「配管壊れて1000~2500リットル位無駄にしたことあったよなアレ。」

KP「誰かの腎臓になれたなら。」

PL4「それはやめとけ。」

PL4「デシリットルで行こう。」

KP「はぁちゃま潮吹きやんけ。」

PL6「V見てねぇ癖になんでアレ知ってんだ。」

KP「あんなもん外に出すな。」

PL7「外どころか外国に漏れてんだよ。」

KP「まぁ取り敢えずジョバンニの代わりに音姫流しときます。」

PL5「そのノリで許されるの流しそうめんと流局位だからな?」

PL6「おもらしトーク盛り上がるなこの卓。」

KP「滴る液が蛞蝓の様に残る、分かっている程何か分からない、近付けないが為に迂闊な真似も出来ないし、寧ろ何も隠さない姿勢に恐怖を覚える。」

KP「最も人間的、されど、最も非人間的。」

KP「理屈が分からない、意味が分からない。だが、あの行為は少なくとも彼女自身に優位である。」

ナレーション「小便です。」

PL4「零丁家、その正体は発明家だ。吸血鬼に渡したのはシェルターの製法だ。発明なら借金は多くて当然だろうし、トレジャーハンティングで余分に稼ごうとしたんだろう。」

PL4「だが、そこで思い付いた。吸血鬼と取引し、借金取りを殺せば借金も無くなり、今回の収入が増えると。借金取りも多分単独じゃない、複数居たからコクを一人だけ置いて集め、同時に殺せる様にセットした。」

PL4「そこで少し見直す、吸血鬼の目的だ。あの時人魚の像はいつ頃盗まれた?」

PL3「それは確か吸血鬼出現後だった筈だ。噂の発端ではあったが館は当時無かった。」

PL4「吸血鬼は人魚の像を盗んだ、祠がいつの間にか立てられた御神体というものの価値や効能を信じて奪った。」

PL4「だが、御神体を無くした事で人の間に混乱が起き、その理由を御神体に特別な力があるからと考えた。」

PL4「『探してはならない、知ってはならない、何より、信じてはならない。』・・・これは盗んだのをバレない様にする為じゃないか?」

PL5「・・・意味深な言葉と読まない方が良いって事か?」

PL4「ああ、そういう事だ。」

PL4「湖なんて入ったら低体温症になる程度にはキツいらしいしな。一番のトラップになるし、仮に崩れても埋もれて見つからない、だから金鉱脈を探した連中を妨害してたのさ。」

PL4「御神体、情報の筋となる芸術品・・・」

PL4「そして吸血鬼の館への侵入方法は『家の材料』だ。」

PL4「機関車の貨物車、硬い絵、貴金属。どれも材料にピッタリだ。」

PL4「そして、零丁家は殺されていない可能性が高い、吸血鬼が行った、そしてシェルターを家の全面に施す予定だった。」

PL4「・・・で、そこを燃やした馬鹿は置いておき、零丁コクに家族の生存を示唆する。」

PL4「これが困った事に多分今言わなかったら不味かった。イドーラがテロに加担したのは吸血鬼を殺す為だ。」

PL4「イドーラと零丁家には間接的な因縁がある。吸血鬼を殺すのを妨害したというな。」

PL4「何であろうとイベントは強制的に進行する、そう踏んで今回の行動に移した。」

KP「ねぇそれ第三部で分かる情報も必要なんだけどシナリオの5%消し飛んだよ今。」

PL5「推理力は想像力次第だからな。高過ぎても低過ぎても弊害になる。」

KP「今から第三部作り直すか、使ってみたいネタあるし。」

KP「・・・さぁ、時間が迫りつつあります。」

KP「学校から誰かさんが廊下を落としたせいで人数が減り、その影響か信仰が崩れ始め、人間としての姿を失い始めました。」

一池「・・・間に合え!」

斗酒「心配するな、あと三日は猶予がある。」

一池「目的がちげーの!分かったか!」

斗酒「特別な武器も何も無い、後ろには手足が切られた男。どうするんだ?」

一池「どうにかするまで走り続けるだけだ!」

斗酒「そりゃあ良い。」

一池「この学校司法機関も警察機関も動かんからこのまま突っ込む!!」

一池「『そっちの状況は!?』」

PL6「お?連絡取れた。」

一池「『今から会話を代わる、話してはおいた、だから彼に聞いてくれ。』」

ノーデンス「『・・・やぁ、君達。』」

ノーデンス「『待たせたな、ノーデンスだ。』」

ノーデンス「『治ってはいない、脳分析機でスピーカーを鳴らしているだけだ。』」

ノーデンス「『・・・お前達が心配する事はない、既に足りている。』」

KP「ノーデンスの契約

DEX+2 APP+2

各芸術+15 マーシャルアーツ+20」

PL4「APP22なんだけど。」

KP「服脱いだらAPP減るからな何故か。」

PL6「服の下に龍の血かけられた?」

ノーデンス「『・・・後は任せた、どうやら最低限の仕事もさせてくれないらしい。』」

KP「西門より空間が歪む様な、墨汁を水に落とした様な弧を描く淀みが空に広がる。」

KP「周りの人間は悶え苦しむ。」

田蔵「どうしたんだ!?」

PL4「萎縮だ、しかも結構威力が高い。」

田蔵「・・・大丈夫なんだよな?」

PL4「大事な奴はな。」

田蔵「あと君のそれ悪化してる気がするけど・・・。」

PL4「契約で抵抗はつくけど無効には出来ないからなじょばば。」

KP「これまとめてる時どういう意図で回してるのか分かんねぇよ私。」

PL4「解説以前に全員酒で忘れてる。」

ナレーション「違和感がある時は大体編集時のミスか頭脳の不足か翻訳ミスなので許して」

PL5「今からイドーラ投げるから二人フリーならサポート頼む。」

PL4「よし、全員強制集合だ、今からイドーラのある話をしよう。」

KP「お?」

PL4「イドーラは元々信者数で力を増やすという性質があり、この設定を他にも適用したのが今回の例だ。」

PL4「イドーラは弱くなっていた、信者も元々多かった筈だ。」

PL4「多分テロ組織は無関係だ。トップは共犯者の蘇生の為加担した・・・とかだろうが、信者数が大事な上、今弱い状態であの手は打たないだろう。しかも認めてる国がある組織だ。邪神を狙っている以上関与しない様にする筈だ。」

PL4「一気に死ぬ事件があり、その際に信仰が消えた。だが、それを繋ぎ止める誰かが居た。」

PL4「多分それが零丁コクだ。」

PL4「零丁コクが信仰を助け、徐々に戻った。多分だが見つけたのは島だ。だから吸血鬼の噂や行き方も知っていた。」

PL4「材料にうってつけと移住し、進出を目論んで外に出たが失敗・・・って感じでこうなった。」

KP「ユニクロみたいなやつが居たんやろなぁ。」

PL5「倫理捨てたら利益が出るからな。」

KP「ラブホとか?」

PL6「それが真っ先に出て来る奴初めて見た。」

PL4「死ぬ事件は恐らく吸血鬼由来だ、だから零丁家が吸血鬼に加担していると知ったらコクは死ぬし、信仰を支えるコクが居なくなればイドーラも消滅する。」

PL4「悪ではなく悪夢、その理由は吸血鬼だ。昔は医療を瀉血により解決していた、吸血鬼はその記憶を悪夢として見たものだろう・・・と、名前を付けたんだろうな。」

PL4「・・・その時、生贄は作れなくなり、神格の延命は出来なくなる。」

PL4「これが今起こっている事だ。水面下で歯車は動き続け、悪夢は溢れ始める。」

PL4「神格や人類に気を取られてはいけない、先ずはそこから、そして人類の問題と神格の問題を解消するのが次の部だ。」

PL4「締めに向けて進めるぞ。」

KP「動画だと多分一時間あたり。」

PL5「就活中にそんなもん作るな。」

KP「・・・それでは、ラストスパート行きましょう。」

イー「・・・何よ!この変人!」

PL5「驚いたかよ!全力で投げ飛ばす!」

PL5「・・・お前の感謝を伝えるべき人間がいる、その為に手を貸しただけだ。」

クトゥグア「(お前のせいで救助作業忙しいんだけどな。)」

PL6「サポート行くぞ!」

PL7「応!」

PL7「と言ってカーリングストーンの準備する。」

KP「そんな準備するな。」

PL6「終わったら次はノーデンスの車椅子押すわ。その前に瓜田を抑えるべく走る。」

PL7「いやそれ私の方が早いからやっとく。それ次第で脳分析機用意かな。」

KP「(今思ったけどPL3がいるから全員一人称私になってるけどメアリー以外全員一人称俺なんだよなぁ。PL2だけは別の理由だけど。)」

PL4「田蔵に零丁がイドーラをキャッチ出来る様に修正をこっそり頼み、気を取られている隙に瓜田を抑える。」

田蔵「・・・ああ。」

KP「田蔵はこっそり瓜田の足元を崩す、その優しさからか今度は丁寧に、折れる事なくキャッチ出来た。」

KP「また、イドーラも同様の結果となった・・・全員がその中心に注目し、魔女の顔色が変わる。」

イー「・・・あれ・・・もしかして・・・。」

KP「探し求めた彼を、やっと見つけた。」

KP「間違った選択、間違った方法、間違った目的・・・全てが地の底に落ちた様な彼を、責める事はしなかった。」

KP「優しく声をかける事しか出来ない、こんな中でも嬉しさが抑えられないのだ。」

イー「もう、これ以上は復讐しなくて良いでしょう?」

零丁「違う・・・。」

イー「これは私の恩返し、昔に助けられた・・・ね。」

零丁「違う!」

イー「兄の様に勇敢で、姉の様に溌剌で、父の様に豪胆で、母の様に優しい。」

零丁「違うんだ・・・。」

イー「それが貴方よ、ね?」

零丁「違う!違う!そんな訳が・・・。」

KP「その姿を恥じた、縋られた事にではない、今の復讐を選び、無関係な人間に手を出し、特定の人物を殺せば金を払うという取引をした自分を。」

KP「本当は、彼女のあの小さく醜い姿に自分を重ね、落ちぶれたと慈悲を込めていただけ・・・。」

KP「褒められるべき事は何もしなかった、結果的に良かっただけだ。だから腹の中で何も肯定出来ない。」

KP「・・・それを察した喜多は、ギターを握り走り出した。」

PL6「・・・いいや、違わないね。本に様々な感想があり、絵に色々な見方があり、音楽に多々音色がある、それと同じ様に人にも様々な見られ方があるのさ。」

PL6「それでは聞いてください、『よ〇はま、たそがれ』」

PL7「五木ひ〇し!?」

PL5「なんかダメな気がする。」

PL4「キタサン因子入ってない?」

KP「こんな所でクリティカル出すな。」

PL5「あんな所でファンブル引くな。」

PL6「しょうがないにゃあ・・・。」

PL4「ヘンテコな歌に気を取られてる隙に一池にアドレナリン注射貰って零丁に刺しとく。」

PL5「隠れるあるからAPPゴリ押し組み付き頼む。」

PL7「結局こうなるのね。」

KP「イドーラは本人が説得出来ないなら周囲を納得させるまでと話し始めた。」

イー「私は昔、助けられたの。信仰力に縛られるんだけど・・・信者がある日、大量に亡くなって・・・不老不死を与えた一人以外死んでしまったの。」

イー「小さくて、醜くて、考える事も出来なかった。だから忘れていたし、何も出来なかった。」

イー「そんな私を助けてくれたんでしょう?」

PL4「やっぱり合ってたか。」

イー「信者に莫大な富を与える、頑張って掘り出して渡して、奇跡の様に演じるのは難しかった。不老不死は無理だったけど今なら頑張れば出来るかな。」

PL4「恩恵手動だったの!?」

PL5「ハーベストじゃん。」

イー「そうやって頑張って・・・何とか生きてる。」

イー「・・・貴方がいつか自分を肯定出来る様に、頑張る。」

KP「・・・そこで一旦終わるかと思えば、全員がイドーラから目を離した時、全員が見回していた。」

一池「・・・リカ?」

瓜田「・・・ぅえっ・・・?」

PL5「親戚だったか?」

土塊「いやいや・・・。」

KP「・・・イドーラのその空気感すら壊す、全員の関係性。誰が誰という正体暴きに混乱する。」

クトゥグア「静かに、一通り確認するべく一人一人どういう関係性か言え。」

KP「その一喝に圧倒され、全員が一人一人話し始める。」

KP「ざっとまとめると家系図にするとかなり近く、兄弟姉妹も混ざっていた。更には、産まれた時間があまりにも違う、斗酒や一池に限っては百年以上前、しかし肉体年齢は決して多くなく、人体に異常は無い・・・だが、その答えはすぐに分かる。」

ナレーション「ここはPL4にシナリオ密度を軽くされたので対策として色々即座に考えて増やしてるだけです。というか動画の為に色々改変してます。」

銓「・・・遅れてすまない、まだ治療中だからやっと立ててだな・・・。」

PL4「理由が分かるのか?」

銓「知っている人間を連れて来た。」

ヨグ「・・・私の影響だ。並ぶ事のない彼等を並べてしまった。」

PL4「つまり時間遡行か?」

ヨグ「急に力が無くなった時、管理する力を失った時だ。その弊害として彼等がいる。・・・適応が早過ぎて分からなかったが。」

PL5「まだ何かありそうだが、今はもう一つの問題を抑制する時だ。」

PL4「イドーラと脳分析機で生贄を作れるんだろ?」

PL7「うーん、少し疑問なんだけどさ。」

KP「どうしました?」

PL7「信仰力に縛られているならさ、主神とか唯一神とか出てもおかしくないじゃない?そして邪神が出てきたって事は人類の悪が集積したって事?」

KP「んー、ちょっと急いでる状況ですが一回間挟みますか。」

ヨグ「何故か猛烈に妻に興奮する連中がいる、まぁ、分からなくもないが私はあくまでアザトースに番として彼女を貰った、正直近親モノ・・・って嫌悪感も最近芽生えた。・・・彼女には幸せであってほしいからな。・・・私は、どうなろうと構わない。」

PL5「シュブふたなり妊婦概念。」

PL6「やはりおねショタであったか。」

KP「お前等のせいだぞ。」

ヨグ「君達は『唯一神』を知っているね?その上で聞くよ。何故彼は現れないのか。圧倒的な数の信者がいるのにも関わらず出てこない。」

ヨグ「・・・同じ様に過ごしたら分かる、唯一神は歪んだ信仰の上にいる。道徳と共に経済や政治に合致し、拡大した。・・・だが、有名過ぎて利用され、嘘に塗り固められ、そして・・・。」

ヨグ「・・・今の君達は、考え無しという場合もあるが、それ以上に道徳性を身に付け、嫌うのを抑え・・・その結果、罪悪感が根付く様になった。・・・それが、私達邪神を呼び寄せた理由だろう。裁きを望み、罪を悔い・・・だから、文字通り邪神になってしまう。」

ヨグ「・・・それが嫌なんだ、君達の素晴らしい姿を壊したくない。」

ヨグ「・・・だからこそ、私はシュブ=ニグラスの生贄になるべきだ。」

KP「しかし、同じタイミングで田蔵は言った。」

田蔵「いいや、アンタは神だ、人間が呼び寄せたなら人間が生贄になるべきだ。・・・と言いたいが、生贄にしようとしたら多分トルネンブラが許さない、反対だが、自分には出来ない。自分勝手だが許してくれ。・・・まだ、やるべき事がある。」

PL4「(多分時間遡行でこの問題を無くすべく奮闘してるからそう言ってるのか。まぁ、当然だな。)」

瓜田「・・・田蔵とか、ココアちゃんが死なないなら。」

零丁「僕が行く。」

イドーラ「コクは駄目よ、信仰力はそんなにないから、勝手に弄ると私も崩壊してしまう。」

零丁「・・・ごめん、早とちりだった。」

一池「・・・行こう。」

斗酒「ダメだ、お前はその機械を使える数少ない人間だ。」

土塊「私は・・・不味いかな。」

クトゥグア「新聞記事になるんじゃないか?」

土塊「うーん、やっぱり断るべきだったかな。」

クトゥグア「犠牲になる事を頭から外しておいた方が良いだろう、特にお前は。」

瓜田「・・・じゃあ、私?」

ヨグ「・・・君達は優しいな。だが、私が生贄となる。・・・これは私の責任だ。イドーラ、準備が終了するまで誰が希望しようと私以外の相手を生贄にするなよ。」

イー「・・・本当にそれで良いのね。」

KP「本当に、そうしますか?」

PL7「・・・一回、シュブ=ニグラスに会ってみるのはどうか?」

イー「問題は無いわよ、分析したから設計図作って実行まで用意するわ。」

PL4「ありがとう・・・彼に代わって礼を言う」

イー「ふふ、いいわよ。」

PL6「全員絶妙に声変えて話すの耐えれないヤバい笑うしかねぇわ。」

KP「仕方ねぇだろSKP今お仕事中なんだから。」

PL4「思ったより戦闘無かったな。」

KP「お前らが戦闘外でどんどん削れるからこうなってんだろ。」

ナレーション「PL4 HP→3 SAN→10

PL5 HP→5 SAN→2

PL6 HP→3 SAN→6

PL7 HP→4 SAN→4」

PL6「失敗かな。」

KP「そうなったら次の部ねぇからな。」

KP「個体値以外の設定は変えてないから信仰に問題があった訳ではないが・・・。」

PL7「お前のダイス結果が死ぬ程悪いんだよ。」

ナレーション「クトゥグア HP→3

イドーラ HP→2

人魚 HP→2

テロリスト HP→-7

ヤマンソ HP→-20」

KP「まぁ確かに悪かった。」

PL6「『確かに』ではあるけど『全面的に』『かなり』『異常な程』が足りてないね。」

イー「もし、余裕があるなら元になった人間を探してみるのはどう?私は元からある姿だけど、そこのクトゥグアみたいに眷属って可能性もあるし。」

PL4「お、じゃあ調べとくか。」

銓「・・・それに関しては持っている。」

銓「園田洋、漆原涼菜の両名、その記録だ。」

PL4「ちなみに必須?」

KP「もうほぼ後処理パートなので重要ではない。」

KP「それでは、早速。」

KP「それはほんの少し前、園田洋は病弱、そして死にかけの弱った人間でした。」

KP「彼は時間を戻す、それが出来る神に願い続け・・・祈りの果てに、残り数時間の身体に神を宿した。」

KP「一週間、一週間の猶予だ。」

KP「『邪神は倒すべき存在だ、しかし、邪悪でない限りそれを断言してはならない。』」

PL4「(倒すべき存在・・・か。言い方次第じゃ、絶対に倒さなければいけないだよな。)」

PL4「(次のタイトルに関連している?・・・多分これ自体は伏線だが、活用法がサッパリだ。)」

PL4「(・・・何となく何がしたいかは分かる。)」

KP「園田洋とヨグ=ソトース。」

KP「与えられた猶予と、倒すべき邪神と、残り時間。」

KP「・・・さぁ、何を選択するか。」

KP「価値観、倫理観、正義感。」

KP「・・・この物語の終止符を、そして、一人の命を。」

クトゥグア「君達を尊重しよう。準備は出来ている。神性に対抗し、一点を狙う火砲を。」

PL4「あとはシュブが襲いに来る前に対処するだけだな。」

KP「はい、少し私のダイス運が最悪なのでこれからの戦闘は『起きた一連の出来事の重点を抑えその結果だけ脚色し伝える・・・という感じにします。』」

KP「でもあまりにも失敗し過ぎて誰も一歩も動けなかったさっきのはナシで。」

イー「準備は出来た。後はこの針を打ち込むだけ。」

KP「ヨグ=ソトースに針を打ち込みますか?」

PL4「打ち込まないとどうなるんだ?」

KP「自ら奪って自らを打ちます。」

KP「迷い続けた結果、些細な逡巡の結果。」

ヨグ「・・・君達には酷だったか・・・すまない。」

KP「延命として時間遡行を行い、数十秒の猶予を与えました。」

ヨグ「・・・あれ・・・ここは・・・。」

ヨグ「神様・・・?」

ヨグ「・・・あれ、漆原さん・・・。」

KP「園田洋の命は、捧げられ使われたのです。」

ヨグ「・・・あの日は、助けてくれてありがとう・・・。」

KP「残骸が無駄に声を出す、心が削られていく。」

ヨグ「・・・やっぱり、神様なんていなかったんだ。」

PL4「(ここで元ネタ分かるの私しかいねぇから無視しとくか。)」

ヨグ「・・・。」

KP「失われた信仰では、彼を助ける事は出来なかった。・・・力が湧き上がっても、足りないし届かない。」

シュブ「・・・ありがとう。」

シュブ「ああ・・・。」

KP「将来は闇という閃光で、一瞬の内に崩れ落ちた。心の中に溢れるその悪夢を抑えて、なんとか悪笑う。」

KP「それが、報われる事はない。それが、今あった幸せを取り戻すものではない。諦めた上で、救われないと知って、それでも生きる必要がある。」

KP「・・・彼は、私を信じていると。」

KP「彼が生を強制している・・・それでも、不思議と悪い気がしなかった。」

KP「こうして生きる事の良さを知ると同時に、大事な人の死の悲惨を重くする。」

KP「会いたいな、そういう気持ちを抱えながらまた生きる。」

KP「・・・それでも、立ち直らなければいけない。時計の針を世界ごと巻き戻す事はもう出来ない。」

シュブ「・・・お恥ずかしい所を見せてしまいました。私は夫のヨグ=ソトースと出会えて本当に良かった。だから後悔して・・・。」

シュブ「未熟ではありますが、この騒動に始末を付ける為・・・貴女方に協力させて貰います。」

KP「NPC:シュブ=ニグラスが弱体化した状態ですが加入しました。次シナリオでは序盤はノーデンスの治療の為不在なものの、中盤から戦闘でも参加します。」

PL4「ちなみにエンドとしては?」

KP「バッドエンド。」

KP「これを攻略される前提だったのでバッドエンドだと次に負担が増えますが謎とか伏線とか全部アイツに掘り返されたんで。」

KP「そして、最後に一つ言われます。」

シュブ「貴女達、一人拳を落とさなければいけない相手が居ますわ。こういう事をやる時に絶対関与する・・・。」

シュブ「・・・ニャルラトホテプ、あの大馬鹿者を。」

KP「最終幕『届かねばならぬ場所』

簡単に言うとニャルを吹っ飛ばすシナリオです。」

KP「はい、今回はこれで終わりなんですが。」

KP「困った事にPL4こと吉良ココアが参加出来ないので、出来るだけ多めに解決するとか言って伏線ほぼ全て処理して終わらせやがりました。」

KP「しかし、現時点では一万字で一割完成してない感じです。脚本の記録ガタガタだったんで。」

ナレーション「貴方は、ここに存在してはいけないものであると理解する。・・・神話技能も、オカルトも要らない。外見だけで恐怖より先に焦燥が迫る。」

ナレーション「さぁ、解き放つ準備は出来たか?倒すべき邪神、踏破すべき試練がそこにある。」

挿絵(By みてみん)

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