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ORDEAL OF AIR  作者: 伊阪証
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クラッシュ・スチーム・ストリーミング「図書館は消し飛ばすもの」

KP いさか(私)

一部と三部

PL1 吹雪-メア

PL2 百鬼-新バサ

PL3 椿-そこアラ

二部のみ

PL4 吉良ココア-明々茜

二部と三部

PL5 必殺仕事人チサト-どすけべ丸

PL6 喜多の将軍様-蛇群鳴姫

PL7 キタちゃんBLACK-祭り行けよ


動画用の脚本とほぼ変化はありませんが二部三部は省略した箇所も入れてあるのと未公開シーンも含め今月中には出すのでよろしく。

あと雑談クソ多いです。TRPG動画の雑談ベースでやってるので。

挿絵(By みてみん)

KP「今回も例によって詰め詰めなので宜しくお願いします。例によって編集が封じられているのでシンプルにやってます。」

KP「今回は初参加が三人いるので簡単なシナリオで少しづつ叩いてから二部高難易度のやって貰います。まぁ私の信用出来る人なんで大丈夫でしょう。」

KP「先に言っておくと第一幕は簡単な事件と島の調査です。調査が本編なので事件は手抜きっす。あと前回動画『悪の氾濫』に関して見た前提で進めます。第二部はアレの高難易度版で、メンバーが変わるもののそっちの方も知っています。知ってた所でシナリオが全然違うので。」

KP「あ、あと二部三部の脚本に関しては既に作ってあるので概要欄からアクセス出来る様にしておきます。省略したけど結構長かった。」

KP「じゃあ早速やってきましょう、準備はよろしくて?」

KP「物語の鏑矢を務めますは妖ばかりの神秘の孤島、そこに建った新たな都市に、西へ東へ駆けていけ。」

KP「第一の鏑矢は野山掻き分け切り開いて来た、煙を撒けども圧倒的存在感と共に通り過ぎる。機関車のお話。」

KP「第二の鏑矢は神社に集る妖達の話、人を食らい、神を食らい、欺き、そして・・・忘れさせる。一世一代の怪演、宴と共に開かん。」

KP「第三の鏑矢は・・・即ち、風を切り裂き正確無比に落ちる特大の砲弾、ああ、何よりも正確無比故に、それは時に理解されぬ。」

KP「さぁさ、準備は終わりましたか?眠気は当然ありませんよね?・・・それでは、どうかご照覧。」

KP「西へ東へ、北へ南へ・・・そして、遥かなる空へ手を伸ばして。」

KP「第一部『テーマパーク・アイランド』」

KP「始まり始まり。」

PL1「気合い入ってんな。」

KP「久々の越乃景虎だからな。」

KP「・・・貴女達はあるクルーザーで、ある島に向かっていました。というのも、その島は観光名所として有名な一方で曰く付きの噂もある。」

KP「そこで島民は『曰く付きの噂・事件の数々を打ち破った者には然るべき対価を渡す』として、様々な人物に依頼をしました。」

KP「その提示する金額は、あまりにも高く、現実離れしている。命知らずに、金に目を眩まし、船に乗っていったのです。」

KP「クルーザー内で自由行動の時間です、友人関係である貴女方は・・・。」

PL1「魚釣り。」

KP「クルーザーで魚釣りすんな。」

PL1「国を釣れるか試してるんだ。」

KP「アトランティスでも釣るつもりか?」

PL2「ファンブったらクトゥルフ釣れる奴だなこれ。」

KP「目星の成功報酬はチラシ、図書館は失敗ですが重要なので一応出しときます。」

KP「チラシには『機関車と機関車の衝突!熱狂せよ!』『クラッシュ・スチーム・ストリーミング!』と書かれています。」

KP「一方で気になる本が一冊、これから行く場所に関する妖怪伝説の本が色々存在しました。しかし最新のものは数が少なく、読んでみても奇妙な文学だな、と思いました。」

KP「博物学と歴史は・・・失敗すね。」

KP「じゃあ船を降りて、島の上陸まで飛ばしーの。」

KP「クルーザーから降りてきた人々は多種多様で、トレジャーハントの格好をした四人家族、新婚夫婦が浮かれた服装で来たり、探偵の様なコートで身を包んだ男もいた。」

PL1「テーマパークに来たみたいだぜテンション上がるなぁ〜!」

PL2「水龍敬ランドみたいな?」

KP「ウチのチャンネルほぼ女性視聴者だから伝わって欲しくねぇんだけどそのネタ。」

PL2「最近問題起こして話題になったらしいけどな。」

KP「ふぇー。」

KP「広大な海、山に連なる木々、僅かに隙間も見れますが遠い場所に館や城もあり、線路も通っている。インフラの整備がまだ発展途上で、現代とは思えない。」

KP「パンフレット曰く、インターネットはキャッシュデータでしか使えず、島外との通信は安定しないものの、知識に関してはある程度揃っており、図書館もある。」

KP「港に降りて・・・聞き耳振れます。」

PL3「聞き耳って嗅覚も処理される・・・つまり臭いか。」

KP「せやな。」

KP「火薬の臭いがする。鉱山でもあるのか、船の燃料か。」

PL3「ちょっと待て。」

KP「はい。」

PL3「風だよな、海陸風を考えるとこの風は島から海ではなく海から島に向かう、つまりこの背後に火薬を持った人物がいる。」

KP「どうします?」

PL3「止めないのか?」

KP「想定はしている。」

PL3「そうか、じゃあ倒れたと言って連れてって・・・。」

PL3「芸術:料理でフルコース作るわ。」

KP「海軍カレー(直球)」

PL1「大丈夫!皆には振舞ったさ!」

KP「一応ネタバレしとくと閉鎖海岸の進行度が上がりました。」

KP「上陸したら他にもかなり人がおり、安いから観光に来たという人も多く、先のチラシ以外にもありましたが、あまり曰く付きと聞かないと報酬が少ないものでした。」

KP「三人は依頼者の場所に行く前に一箇所寄れます。」

PL1「肉壁と技能値が足りないかもしれないから同じ事してる人の手を借りよう。」

KP「技能値は現地調達するものだからな。」

PL1「急いだ方が良いかもしれんから2-1にするか。私と百鬼は行って椿は図書館とか案内所で張ってて。」

KP「即死系はないから安心して探すといい。」

PL1「動画化するらしいから速度的にね。」

KP「それは普通にありがたい。」

ナレーション「リアル五分後」

PL3「目的の物は見つけたけど図書館が私とNPCのファンブル連打で吹っ飛んだよ。」

PL3「一応情報としてはこれがある。内容は『黄金列車』・・・ドイツに昔あったものだな。」

PL3「他にも色々あったな、黄金列車を中心に機関車に関する都市伝説が多かった。妖怪伝説と絡んだ話も多かったな。」

PL3「それでも財宝系の都市伝説ばかりだったな、海賊が隠したとかそういうのかもしれん。」

KP「運転経理物理学機械修理重機械操作あたりならいいよ。」

PL3「どれもねー!!」

PL1「多分30tエンジンじゃない?」

PL1「輸送用の機関車はある程度のスペックが必要。電線を張らないのは発電関係が改善していないから。その程度の技術があるなら多分60tエンジンが実戦投入されている。だから30tはお役目ご苦労って感じなのよね。だから出て来ないって予想。」

PL2「そういえば先祖機関車開発関係者だったね。」

PL1「母方がそうね、私の一番仲が良い人はスピード狂だから話が合うの。」

KP「ご主人はチャリにも馬にも拘るからな・・・。」

PL3「一番落ち着いてそうなのにやっぱ振り返るとヤバい女だよなアレ。」

KP「全員ヤバい定期。」

KP「じゃあある程度分かってそうなのでショーに案内しますね。」

PL1「まぁ大体予想ついてるけどね。」

KP「機関車ショー、そこは広大な野原で、線路が引かれ、100m以上離れた箇所にテントがありました・・・それもサーカスから借りた様な代物です。」

PL2「テーマパークですね。」

PL3「テーマパークだな。」

KP「チラシを見ると、この様に書いてありました。」

KP「『スチーム・クラッシュ・ストリーミング』」

KP「『これは機関車と機関車を衝突させる、大爆発を見るショー、アクション映画の似非爆発や、CGの妄想ではない。本当の爆発だ。』」

KP「・・・その様に記載されていました。」

PL1「ああ、クラッシュアットクラッシュね。」

KP「なんで一瞬で絞り込むのこの人企画倒れになりかねないんだけど。」

PL1「シナリオライターとしてこの程度じゃないって信じてるから、ね?」

PL3「この卓のメンバー対ミステリーで強過ぎるからな。」

KP「IQで比較したら多分私が最低ラインだからな。」

PL2「IQ知ってる時点で精神科通いの病んだ人だから知ってる時点で自慢どころじゃないからねそれ。」

KP「じゃあショーのガイド・・・名前決めてねぇや。」

PL3「フランシーヌ?」

KP「あかんそれ死ぬどころかもっと酷い事になる奴や。」

PL3「フランシーヌに性癖詰め込んで描写して。」

PL1「はよやれよ返事次第でしばくぞ。」

英語訳「(C'mon! You have a lights of choosing words and futures!!)」

PL2「はよやれよ内容次第でお前にやってやるよ。」

英語訳「(Hurry up! Your selected is your 3 hours after!)」

KP「女性陣二人怖いんだけど。」

英語訳「(I'm going to start tinder.)」

PL4「そいつらのネジ外したのお前だからお前が悪い。」

KP「えぇマジかー。」

KP「じゃあ即興ですけどやりますねー。」

KP「こういうショーのガイドは、やはり引き込む為に美しく仕上がっている。・・・あの娘は、人を見るなり駆け寄ってくる犬の様な側面を持ちながら、勢い良く飛びつき、土俵に引き摺り混む。対話の中ではすぐに絆されるだろう。」

PL1「外見出せよ外見。」

PL2「そうだそうだー!」

KP「うるせぇなメスガキ共が・・・。」

KP「手に持つ大きめの看板をお茶目に退かし、横から少し顔を見せる。初々しく見せつつも、そのその動作はどこからでも分かるし、角度も動きも制御され、固まると1ミリたりとして動かない。・・・武道を理解していたら分かる、バランスや動きがあまりにも良い。」

KP「赤の髪には白の光が混じり、目は輝き、そして、素肌は煤がかかりながらも仕上げる前の化石の様で期待してしまう。額の上をカチューシャで抑え、微妙なのに仕上がりは良い。そう思ってしまう。」

KP「それはきっと、目が眩しい位に輝いているからだろう。」

KP「なんか言えや三十秒くらい黙りよってからに。」

PL1「私のカチューシャ持ってたか探してくるね。」

PL2「あーあ、私ベリショだから無理だわ。」

PL3「この卓で一番正直なのでお前だから発言する度に説得力や普遍的事実になる事を忘れるなよ。」

KP「どうなってんだよ。」

PL1「で、これもそうだけど機関車の影響で大きく変わったか、機関車関係の人が大きく変えたとかの可能性が高い。どういう立場でも味方にしなきゃいけないって感じだから殺しはNGだね。」

PL2「こいつのシナリオは基本不殺、一人でも重要キャラ殺すとトゥルーどころかグッド行けない事も多い。」

PL3「良くも悪くもクトゥルフ感は無いんだよなコイツのは。でもエンド条件が厳しいとか同じシナリオだけど二三周は遊べる様に仕上げているのは良いと思う。」

KP「やめて殺しの相談しれっと挟まないで。」

PL1「クトゥルフ神話TRPGばっかだから普段・・・。」

KP「まぁ仕方ないわな。」

ガイド「おやおや、お客さん達、まだまだ早いですよ?いいですねぇ、素質ありますよ。」

PL1「ボ卿?」

PL2「どっちも本人じゃないっていう共通点があるぞ。」

ガイド「ここに見に来るのは良いですが、テントも危険な場所なので覚悟しておいてくださいね?半径100m程度じゃまだまだ危険なので・・・。うーん、150m位であれば被害はほぼゼロになるのでオススメです。」

KP「無理に遠ざけるつもりはなく、疑う余地は見つからない。一方で目を離すとすぐに離れ、去ってしまう。どうやら随分忙しいらしい。」

KP「これ以上彼女を調べるなら、聞き耳や追跡が振れます。失敗しても優しく注意されるだけですが、多少好感度が下がります。」

PL3「なる。じゃあ一旦線路側に行ってみるか。」

KP「スタッフ自体は少ないですね。ガイドがメディアと交渉、機関車を運転手が整備とは行かずとも掃除をして死装束を整えています。」

PL2「どっちかと言えば喪服だけどな。」

KP「侵入して探しますか?」

PL1「百鬼隠れる隠す持ってたから行けるだろ。」

KP「単独行動ですね。」

PL1「説得言いくるめあるから待機するわ。」

PL3「変装振っとく?」

PL2「頼むわ。」

PL2「よし、じゃあ行ってくる。」

KP「残り二人は?」

PL1「調査するわ。」

KP「じゃあこっち先に処理しますね。ノーヒントで単独行動は難しいでしょうし。」

KP「メディアの人達に話しかけますか?」

PL1「後ろの方にいたら尚良い。」

PL3「薬学と医学が使えるかなこれ。」

KP「一応使える場所ありますよ。」

PL1「じゃあメディアに話を聞きます。説得かな。」

PL3「変装振って新人のフリして過去がどんなだったか聞いてみたら?」

PL1「ああ、それアリだな。じゃあ『これも修行の一環だから!』って先輩に言われました的な説得でいこう。」

KP「了解了解。」

KP「ちょっと長いですが調査した内容と聞き込みの内容全部まとめたものです。実際のプレイではこの話はバラバラになってます。」

モブ「ああ、じゃあ今までのこの祭りとか知らなさそうだな。」

モブ「このテントなんだがよ、この後アクリル板が設置されて壁になるのさ。昔物理学者が『この距離なら大丈夫』とか言って観客に死傷者が数人出たんだとよ。」

モブ「しかも、翌年・・・第二回から運転手が『線路の真ん中で女が立っていた』なんて言うのさ。」

モブ「それがな・・・遺体も何一つ残ってねぇ、仏さんも何も無いってよ。燃えるし、爆発もした。だが、海の底にも、山の上にも無いってさ。」

モブ「つっても、運転手はもう昔の鉱山ブームの最初に機関車の整備士兼運転手やってたジジイだよ、他のは頭イカれたんじゃねぇかって風に思ってんだ。」

モブ「面白ぇだろ?俺はコイツを事実だと思っている。そうだよ、コイツは妖怪伝説に関連している、ってな。仮に商売やるとして列車飛び込み亜種じゃインパクト薄いし、鉱山で動かしてた行きは人員、帰りは貨物の積みまくったノロノロ列車で事故るってそうそうねぇぞ?」

モブ「だから幻覚にしても見ねぇって思うんだ、例外があるとすれば、大事な人間か、殺した人間か、となる。・・・人口調査をした履歴を見る限り、それも無かったけどな。」

モブ「消去法で妖怪が出てくるって訳だ、凄いだろ?俺も凄いと思う。死人が名簿にすら載ってねぇし、人気をマメに付けるここの連中でも妊娠中と疑わしい人一人書き記してねぇと来た。」

モブ「結婚という概念が薄いからな、ここは。だから妊娠中の女を付け狙らって、産んだ後交渉して次の子を作る・・・その中で記録から逃れるのは無理だろうって思うんだ。」

モブ「言い忘れていたが、何回も開催された訳じゃないから不十分だが、過去二回は同じ運転手が被害に遭ったし、右側でも左側でも起きたらしい。」

PL2「じゃあその話を聞いて調べて血の痕跡も何も無いってのと写真撮って向こうで医学薬学判定して貰うわ。」

KP「分かった。でも何もねぇからスルーって感じですかね。」

PL2「まぁあんまり疑わない感じか、衝突箇所だけは見ておきたい。」

KP「衝突箇所は伏せながら行けばバレません。誰も居ません。」

PL3「まぁ恒例行事的に爆発現場に近寄りたがる奴もいないだろうな。」

PL2「冬木市みたいなもんだろ。」

KP「衝突箇所には分かり易くマーカーがついていて、以前の様な事故が起きない様にテント側に火薬が仕掛けられています。武器用ではなく、鉱山にあるダイナマイトの様なものです。」

PL2「少し前に爆発させて破片の方向を逸らす為か。」

KP「だから別に問題はありません。メディアの人に聞くと予め説明されてる・・・と返されます。」

KP「他に何か。」

PL2「線路に繋ぎ目とかない?ストッパーとか。」

KP「有馬記念。」

PL1「貴方の所の主人自国が高速馬場じゃないのに文句垂れてるけどどうなの?」

KP「あんな形で障害レースに文句言う人あの国で他にいないと思うよ。」

KP「で、機関車を止める為とは思えないですが船で言うと・・・船で言うとなんだっけ?」

PL1「ボラードの事?日本語で言うと係船柱ね。機関車の方は車止めじゃない?」

PL2「油圧式と摩擦式、どっちも当て嵌らなさそうね。鉄オタ君が熱心に話してたわ。」

KP「良かった動画撮影だからちゃんとストッパー掛けてくれてる。」

PL3「それにしちゃ心底死んだ目だけどな。」

KP「男で尚且つ魅力を感じないってのは分かった。」

PL2「私の知ってる中で唯一外見と内面の評価が天と地の差を持つのはお前だけだよ。」

KP「言われてるぞメア。」

PL1「お前だよ間違いなく。」

KP「随分イカれた外見評価だな。」

PL2「ごめんて・・・災害多めで遠距離恋愛キツイからって別れたのはほんと私のせいだから・・・。」

PL1「え?別れてたの?」

KP「知らんかったのかお前。」

PL3「よしこれ以上は触れないでいこう。」

PL3「鏡とか、写真とか、タブレットとかを設置出来る感じか?」

KP「やろうと思えば。と言うより目標地点として活用していた感じですね。邪魔にならない様にアクリルで作ってある様です。」

PL3「機関車もコロナ対策の時代か。」

KP「リモートワークがアウトオブコントロールしてるんだけど?」

PL2「接客業ならぬ接触業。」

KP「人を殺して業が深いってね!」

PL3「傷も深いぞ。」

KP「心の傷も深いぞ。」

PL2「ごめんて・・・。」

KP「じゃあどうします?」

PL3「黄金列車が証拠もなんもねぇから探したい。TRPGってなると誰かが持ってる可能性が高い。だとすれば不自然な路線、仮に移動するにしても港湾施設がある。魔術的なものにせよその場合空間がある程度ある筈だ。どれも証拠無しに出来るものじゃない。」

PL3「一番臭いのは・・・あの山の家だな。それ以外ない。」

PL2「仮に行くとして、次の話の用意だったら酷い目見る事にもなるぜ?」

PL3「・・・ここから手打ちか・・・仮定するなら、犯人は黄金列車を盗む為に殺す様に見せ掛けたか・・・。」

PL3「若しくは、焼いた後に、骨等が残らない様に酸で溶かしたか。確か居たよな、血管に硫酸流す奴。」

PL3「いや、ここは時間掛けずにもう決定ってして良いだろうな。調査がメインとか言ってたし、チュートリアルなんだからササッと済ませるか。」

PL2「黄金列車があるならそれをどうやって止めるか。推理を真面目に聞いてくれるとは思わないのよね。」

PL3「そうだな、制作持ってるなら何とか出来ねぇ?」

PL1「それで動かすとしたら・・・閉鎖か?」

PL3「黄金列車を狙う奴は間違いなくコソ泥の類だ、扉を思いっ切り閉めるのもアリだな。破られない保証は無いが。」

PL2「・・・うーん、重いってなったら曲がれるのかそれ。」

PL3「線路の先行ってみるか、目的地が分かった方が良い。ガイドにでも聞いてみるか?」

PL1「運転手かガイドだとどっちが黒い?」

PL3「プレイヤー視点じゃ運転手だろうからガイドを信じざるを得ない。」

PL1「警戒して言いくるめで聞き出す。機関車を観光様に環状線にする、とかでな。」

ガイド「ふんふん。」

PL2「星川?」

KP「会話縛りポンプの次はそれかな。」

PL1「ンナとンナナでモールス信号送られた気持ちになれよお前。」

KP「ふんファーw」

PL1「今は誰がご主人様か忘れちまったらしいなお前。」

英語訳「(Remember I f**k your a** with my c**k.)」

KP「いや忠誠心誓った覚えねぇよ。」

英語訳「(I think forgetting is best choice.)」

PL2「リカバリしろよ泣くぞ。」

KP「忠誠は誓ってないけど互いに誓い合ってるからな。」

PL3「リカバリの時だけツンデレ混じりにすんな。」

PL3「・・・よし、やっぱりストレートに捕まえるか。」

PL3「これ以上無駄な行動は控えた方が良いだろう。チュートリアルだし一応。」

PL2「さっき拾ったもの何この・・・スプレーヘッドみたいな奴。」

KP「スプレーヘッドみたいなやつ・・・。」

PL3「それアレだ、鉱山用の壁にぶっ刺す燭台。円柱の方にロウソクぶっ刺してもう片方を壁に刺すのよ。」

PL1「・・・ちょい、薬学で鉱山周辺調べた方が良いかも。」

PL3「そりゃ・・・何でだ?」

PL1「石油とは事情が違うの。多分だけど・・・。」

PL1「次の話に関わるであろう要素を思い付いた、多分これが核心になっている。」

PL3「・・・あ、分かった。すまんな、世界にはそういうものもあるのか。」

KP「運転手には会いますか?」

PL3「そういや話してねぇわ。」

PL2「まぁ地雷の可能性あるしね。」

PL1「もしもの時の為に応急処置と薬学と医学あるから。」

PL2「併用出来たっけそれ。」

KP「ウチの卓は応急処置は1d3、医学は1d2(戦闘中は応急処置の加算のみ)、薬学は1+デバフ軽減・解除なんで。生物学で1回復もある。デバフ解除は制作とか芸術でも出来る。」

PL3「いやいや、芸術(料理)があるじゃないか。あと製作と変装があるな。」

PL2「お前犯人候補全員消して回るつもりか。」

PL3「村の連中の本棚も全部漁ったけど特に何も無かったしなぁ、あの四人だけが候補になる。共犯も考えてはいるが全員ではないだろう。」

PL1「ガイド、運転手二人、主催者。他のスタッフは新参だったからシロだろうな。」

PL3「これで集団リンチ戦になる事はない。神話生物とか出てくるかもしれんが。」

PL2「とりあえずライフル構える。」

KP「絶対怒る以前にPTSDの可能性ある相手に銃向けんな。」

PL1「お邪魔ー。」

PL2「隠れてライフル、遠くじゃなくて凄い近くの茂みで相手撃てる様にしとく。」

PL3「もしもの時は変装して死体処理な。」

KP「犯人ではないけど迷宮入りさせてくるやべー奴等。」

PL1「陰謀論版CIAみたいなもんよ。」

KP「渋い、老兵の様に目を滾られた男が出て来ました。」

運転手「何用だ、お前等は見た顔ではないな。」

PL3「これ見えてないパターンか?疑ってる?心理学・・・いや、医学で表情を判断する。」

KP「目はしっかり見ているのですか、たまに変に逸らしたり、瞳孔が変な挙動を見せますね。」

PL3「乱視みたいな状態か。」

KP「私他人から目壊されて通常の視界を知らねぇんだ。」

PL3「もう少し外見の良い女を見極めれる様に祈っておく。こんなキワモノを引かない様にな。」

PL1「誰がキワモノじゃ。」

KP「お前はどう足掻いても生物的にキワモノだよ。性格のせいでそれが三倍ブラッシュアップされてるんだよ。」

PL2「キワモノは認めるけどコイツはどう足掻いてもキワモノとしか付き合えないぞ。」

KP「類は友を呼ぶが理論値出し続ける限りは無理っすね。」

PL3「まぁじゃあ目が悪いって感じか、深刻だが、別に老いたって感じでもない、老兵って表現してるから姿勢とかは問題無いんだろうよ。」

KP「何か聞きますか?」

PL2「言いくるめで『私達は警察の者です。殺人事件や行方不明事件があり、その捜索を行っています。』って感じで。」

KP「えーと、その場合は自動成功です。」

PL3「自動成功・・・過去に人を轢き殺したか?」

KP「どう聞きます?」

PL3「『貴方は相当昔に鉱山業における機関車運転手を引退、とはいえ突然という事は裏がある。・・・例えば、人を轢き殺したとか。』」

KP「あー、ちょっと不味いかな。」

PL3「地雷だったか。」

PL2「狙いを頭にしておくか。」

PL1「逃げる準備するよりもスタッフ犠牲にした方が良いわこれ。」

PL3「仮に助けに来たのが犯人だったら信用得て計画に組み込む可能性がある。複数犯だったら何も無い可能性が高い。」

PL3「計画的かつソロで行うとしてもそれ位慎重だったら利用出来るものは確実に利用する。助けに来た時点でその気はあるだろうしな。」

PL1「冤罪擦り付けられる可能性は?」

PL3「推理の早期披露で対策する。先に手を打てばそれの真偽はどうあれ、推理に思考が寄っていく。疑われるかどうかより主導権を確保して立ち回った方が良い。容疑もその為に利用すれば良い。」

PL1「演説の為の土台整え始めてるから気を付けろよ。長ったらしい癖に妙に耳に馴染む話するだろうから。」

KP「大丈夫ほぼ聞こえてないから。」

KP「もしもの時には『演説上手いね、もしかしてアメリカ大統領やってた?』とか煽っとく。」

PL1「ちなみに運転手はどうなった?」

KP「『貴様ら・・・。』と怒りの素振りを見せますね。」

PL2「魔羅・・・?」

PL3「どうしたいきなり。」

KP「まあ特に何も起きないんですけどこれ以上留まると危険です。」

PL3「じゃあ待ってみるか。」

ガイド「ちょっとちょっと!何をしてるんですか!!危ないじゃないですか!!」

PL1「NPC強制召喚系だったか。」

PL3「大人しく帰るか。」

ガイド「いやぁ、危なかったですね。普段は優しいんですけど、この日だけ荒れてしまう性格でして・・・。」

ガイド「やはりあの事件に関係していそうですが、正直、不明瞭な点が多過ぎてどうも出来ないんですよね。」

ガイド「何か分かったんですか?」

PL3「少なくとも種は確定した。」

PL2「どうする?縛っとく?」

PL3「神話生物だったら対抗で負ける。心理学もナシで。」

PL3「じゃあ丸々カットして推理の答え合わせ用に全員集めるか。」

KP「祭りだよ!全員集合!!」

PL3「・・・自信はないが、答えを明かそう。」

PL3「答えは絵だ、運転手は絵を使って騙されたんだ。」

PL3「反対側の人は見ていない、客も見ていない、つまりフラットな状態・・・。」

PL3「真ん中のマーカーに絵を立てかける、直前に接近するあの司会ちゃん以外いないってこった。」

PL3「機関車つまり鉱山、硫黄で目があまり見えてないんじゃないか?あの運転手。だから引退したがこれなら出来るとこのショーに手を出し、家族の為に辞めれない。」

PL3「だが、あの司会ちゃんは辞めて欲しかった。事故死する可能性があった。せめて生きて欲しいと。」

PL3「じゃあ、推理パートをシフトして次の話をしよう。」

PL3「芸術品はどこから調達したのか、図書館でチラッと出ていた。」

PL3「黄金列車だ、ドイツの都市伝説だな。」

PL3「・・・あの女、辞めて欲しいのは事故死で捜査が入ってこれの存在がバレる事を恐れた・・・って事だ。真面目な奴を賄賂で釣るのも難しい、とな。」

PL3「確実に味方にするべく言いくるめを考える。」

PL2「金あるから美術品を金にしたければ頼れ、とか?」

PL3「よし、それだな。」

PL1「完全に見せ場奪われたわ〜。」

PL2「本は読んでるけどミステリーだけ異様に苦手な人だしね。」

PL3「見つかりにくくする為に『列車なら陸上』って偏見を利用して多少推理しても海底トンネルがないからで孤島はスルーされるな。武装している説があるから重量的に海上輸送も考えないだろうし。」

PL1「貨物だけ取り外せよ。」

PL3「それもそうだが列車カプ厨でも居たんじゃねぇのか?」

PL1「予想外過ぎて逆に有り得るわ。」

PL3「多分先頭車両にも価値があるんじゃねぇか?例えば素材が高いとか、他にも貨物を多く積んでも速度が落ちにくかったり、技術的な可能性、他にも芸術的な価値を持つ場合もあるし・・・クトゥルフである以上、既知の技術から外れたものの可能性もある。」

PL1「でも現代設定って言ってなかったっけ?」

PL3「じゃあ後者の方が現実的だ。」

KP「聞き耳振ってください、ファンブル以外は成功とします。」

KP「二人ファンブル引くなや馬鹿どもが。」

PL3「黄金列車に浮かれてたんやろなぁ。」

KP「遠くで機関車の動く音がします。」

KP「そして、それは会場とは全く別の方向に、一台で進んでいました。」

PL3「速くなる前に畳み掛ける!」

PL1「多分この感じだとエンジン吹かしてないから思いっ切り飛び乗れるでしょうね!!」

PL2「初期値だけどライフル振っとこ。」

KP「1クリで致命かな。」

PL3「ダメージロールは?」

KP「1d20の出血+麻痺で。」

KP「即死しました。」

PL1「料理振るか。」

PL3「回復系全部足せばなんとかなる。」

KP「コイツら殺意高っけぇなオイ。」

PL3「一番殺意が高いのはダイスだぞ。」

KP「ダイス無しでも殺意しかねぇだろ。」

KP「どうします?止まりませんけど。」

PL1「DEXで追い付ける?」

KP「うーん、ギリギリ可能です。」

KP「ちなみに本来は和解したり戦闘でどうにかする必要がありますが血の気が盛んな連中によりお亡くなりになりました。」

PL1「武装車両なのに狙われるからいけない。」

KP「戦闘チュートリアル次のパートだし・・・。」

KP「貨物車両は一両だけ、機関車本体と石炭積んだ車両で合計三両です。」

PL1「あれ結構スピード出ないそれ。」

KP「ダイスでスピード決めるか。」

PL3「爆速機関車が完成するからダメだ。」

KP「まぁいいやダイス無しで追い付いて。正直失敗時のイベントがペナルティまぁまぁ重いからナシって事で。」

PL3「聞いたらヤバい事言われた気がする。」

KP「次回の密度が減るんでこっちで消化するだけです。」

PL3「ブレーキ掛けて中探す。」

KP「貨物車は非常に狭く、かなりのサイズを誇る翡翠や骨董品、芸術品があった。アラビア数字で3と書かれており、他にも存在するのでは?と思われます。」

PL3「これで全部じゃないって事か。」

KP「そこで気になる箱が一つ、それを開けると複数の絵がありました。」

KP「絵が四枚、一枚一枚捲ると、ストーリーがある訳ではないが不思議と気分が悪くなる。」

KP「一枚目は赤鱗と書かれた大蛇だ。二枚目は頭だけの大きな地蔵、三枚目は子供と言える程度には小さい少年が立った鳥居、そして最後は見てすぐに理解出来た、人魚の絵である。」

PL3「その人魚の絵は黒人ですか?」

KP「アジア人です。」

PL3「国際問題かな。」

KP「その発言が一番の国際問題だよ。というかお前もアジア人だぞ。」

KP「絵はかなり頑丈かつ強固で、石版の様に意地でも未来に伝えるという感じがします。」

PL3「頑丈か、ロゼッタストーンみたいな感じ?」

KP「絵は普通ですし、巨大な石に描かれている訳でもありませんが、絵画としては異常って感じですね。あと別に恋太郎並の情報量もありませんね。」

PL3「あのシーン海外だとロゼッタストーン言われてるからな。」

KP「似てるわこれ。」

PL3「機関車でそのまま鉱山付近にあるものの探索してさっきの結果を得ておきたいな。」

KP「じゃあ飛ばしーの。」

KP「マップです、孤島ですけど結構広いんで人は来ません。」

PL2「武器取り付けて某機関車ハンティングゲームみたいにしようぜ。」

PL3「それ多分運転手死ぬ奴。」

KP「じゃあそろそろさっきの答え出しますねー。」

KP「薬学の結果・・・。」

KP「これが、違法薬物の原料であると分かりました。」

PL1「やっぱりだ、ポトシ銀山がベースだよこれ。」

PL3「・・・うーん、それで発生する問題と言ったら・・・。」

PL1「神社で祀っている物は、一体何か。ロクでもない物でしょうね。」

PL3「薬物で信仰させれたものの、今はそれが失われていると。」

PL2「最近未成年者淫行乱交薬物パーティしようとしたら突然自殺して消えたセレブいたよね。」

PL3「自覚が足りんな。」

KP「セレブとして?」

PL3「人間としてだよ。」

KP「私はオランダで色々案内してくれた女の子が最後の方で小学生だったと聞いてオランダ怖くなったよ。170位あったぞあれ・・・。」

PL1「老人とか女性でも180cm超えるの少なくないからねあそこ・・・。だから国土沈んでるのかな。」

PL3「そういやシャロの親ってオランダ由来だったな。どうりで兄以外三姉妹で身長180超える訳だ。」

KP「薬学の結果からどうです?」

PL3「自生種かもしれんが外部から持ち込まれた可能性の方を考える。生態系・・・いやこれ生物学持ってないとダメだな。」

KP「持ち込まれたものですね。」

PL3「神社邪神いるやつだわ。」

KP「チュートリアルなんで敵味方になるかはそっち次第です。」

PL3「早めに明かしとけって感じか。」

KP「動画的には一旦ここで切ろうと思うけどどう?」

PL2「・・・あ、ちょっと待って。休憩前に聞きたいんだけどさ。」

PL2「このシナリオに出てくる妖怪は・・・神に対抗しうるもの?」

KP「・・・はい、それは神性に対抗しうるものです。」



KP「はい一旦ここで終わりです。」

KP「ちなみに実際の推理は始まる前どころかメディアに聞いてる所で言ってました。編集必要な理由がここの卓メンツに推理させるとかなり早い段階で終わるからなんですよ。しかもあのメディアモブの会話途中で始めたのでほぼ最初です。」

KP「俺は編集の為に頑張った。というか動画作るの遅い原因コイツらが推理披露するタイミングマジで空気読まねぇの。最初に真実に辿り着いて死ぬモブやってんの。」

KP「一応失踪した時用に概要欄にネタバレ貼っときます。」

KP「編集が進んでないだけでもう脚本自体は完成してます。就活関係で遅れてるんでちょい待って。」

KP「ちなみにこの動画で一番グダってる原因は私です。抗鬱剤が記憶消すタイプのものなので細かく記憶出来ず手記憶で紙数枚のシナリオを完成させてます。最近大学の課題も億劫なので多分遅れます。」

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