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王国によって巻き込み召喚された青年は、異世界を存分に楽しむ  作者: アーノルド
第一章 勇者召喚されちゃいました
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第6話 バルドの本意

俺は、このアルティーナ王国の最強の剣として、常にこの国と民の安寧を考えている。だが、国王陛下と王女殿下は、私のことを信頼してくださらない。勇者召喚などど迷信紛いなものに手を出して、異世界の餓鬼共を王宮内へと迎えてしまった。


俺が許せないのは、大したスキルも持たない一般人を呼出したことだ。他の三人は、まだこの世界で生きる為の力を持っているから、その力をこの国のために利用してやれば良い。


だが、あの子は違う。スキルを持たぬものは、この国にとって他の民らと何ら変わらん。ということは、私にとって、守るべき存在である。


昨日の態度は、あの子をこの国に留まらせ、この国の安全な街へ追放という形で保護する為だったのだが、勘違いさせてしまってはいないだろうか…。


私は友人や妻からもよく、言葉足らずだと指摘されている。


この国の、この世界の問題を、異世界の子供らの力を借りるのは、間違っているのではないか。俺は、そう思えてならない。あの独房も場所をしてっているのは、俺と国王陛下だけ。そもそも、あそこは俺たちが幼き頃に前王陛下に叱られて、閉じ込められていた場所だった。


他のとこは知らんが、ベットや机、シャワーを完備してるから、牢屋とは考えんだろう…。


いや、待てよ。俺、あのときに照明すらつけていなかったのでは?そうなると、昨夜は、真っ暗の状況で過ごしたということ…。


早く行かねば!まずは、謝ろう。他はそれからだ。

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