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ゲームオタクが異世界を生きるお話  作者: 四捨五入するとおっさん
4/6

テンプレ回収1

入院して暇だけど…小説の内容が吹き飛ぶ程痛いッス

医療行為ですよね?って聞き返したくなる今日この頃

「コレが、テンプレって奴ですか?…」


「テンプレってのは、わからねぇーが…」


「この者達がゲスなのは、確かですわ…」


(まぁ、大人数で遅い掛かってるし…それに…)


「いや!離して!…」


「うるせぇ!…黙って付いてこれば良いんだよ…悪いようにはしねぇさ…ぐへへ…」


(なんというベタな展開や…)


「…ズキ…カズキ!ボーっとしてんじゃねぇよ…行くぞ!…」


「援護は任せなさい…さっさとあのゲスをぶっ飛ばして来なさい…」


「…事なかれ主義ってのは、無しッスか…まぁ、丁度やってみたい事も有ったし…やってやりますよ!…」


(やっぱり…打撃、当て身と来たら投げっしょ?…)


(最初は、俺の持ちキャラであるレッドサイクロン様でしょ?…)


「あぁん?なんだ?てめぇらは?…ごっふ…」


とりあえず雑魚の話は聞くつもりは無いので水平チョップからの~…


ファイナル…アトミーク…バスター!…


決まった!第三部完!…


「おぃおぃ…なんじゃそりゃ?…カズキ面白いことしてんなぁ…」


あの武神様は、やけに楽しそうに盗賊?達を切り伏せながらこっちを見てニヤニヤしている…


「カズキ…やりすぎですわよ…まったく…」


(いやいや、あなたの魔法の方がやりすぎだから…)


だって、盗賊?みたいな奴なんか上半身無くなってるからグロ過ぎてヤバいから…


さて、そんなことより…


もう1つ試したい技がある…


「てめぇー!…良くも仲間を!…」


なんて、三下の様な事を言いながら斬りかかってくる盗賊?の武器を弾き飛ばすと同時に胸倉を掴んで高く持ち上げる…


「調子扱いてんじゃねぇーぞコラァ!…」


やっぱり、俺の中で台詞と技ってセットだと思いましたまる…


って、事で回数忘れたから適当に地面に叩きつけてぶん投げといた…敵のど真ん中に…


「ひぃ…化け物…」


(俺の事か?…それよりこの2人の事だろ?…)


「まったく…カズキの言うとおりだぜ!この糞が!…」


うわぁ~…剣で斬ってるのあれ?1度しか振って無いのに細切れとかグロ過ぎてヤバいから…


「こんなゲス共を視界に残すなんて吐き気がしてきましたわ…」


なんて言いながら魔法で灰にしたりするんですか?しかも、風で吹き飛ばして灰すら残さないんですか…


…俺要らなくね?…かなりの数の盗賊?達だけど全滅まで秒読みな気がする~…


なら、俺は襲われていた人達を介護しときますか…


それにしても、ひでぇーもんだ…男は殺されて女は慰み者か…


「なんかイライラしてきたな…」


俺の中で…こう…どす黒い何かが…


「…くっ…いかんいかん…それよりも生きてる人を助けなきゃ…」


俺は、今出来る事をしよう…


「誰かー!…返事をしてくれー!助けに来たぞー!…今確かに聞こえた!待ってろ!すぐ行くから…」


俺は、微かに聞こえた声の方向に走りだした…



お読みいただきありがとうございます

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