テンプレ回収1
入院して暇だけど…小説の内容が吹き飛ぶ程痛いッス
医療行為ですよね?って聞き返したくなる今日この頃
「コレが、テンプレって奴ですか?…」
「テンプレってのは、わからねぇーが…」
「この者達がゲスなのは、確かですわ…」
(まぁ、大人数で遅い掛かってるし…それに…)
「いや!離して!…」
「うるせぇ!…黙って付いてこれば良いんだよ…悪いようにはしねぇさ…ぐへへ…」
(なんというベタな展開や…)
「…ズキ…カズキ!ボーっとしてんじゃねぇよ…行くぞ!…」
「援護は任せなさい…さっさとあのゲスをぶっ飛ばして来なさい…」
「…事なかれ主義ってのは、無しッスか…まぁ、丁度やってみたい事も有ったし…やってやりますよ!…」
(やっぱり…打撃、当て身と来たら投げっしょ?…)
(最初は、俺の持ちキャラであるレッドサイクロン様でしょ?…)
「あぁん?なんだ?てめぇらは?…ごっふ…」
とりあえず雑魚の話は聞くつもりは無いので水平チョップからの~…
ファイナル…アトミーク…バスター!…
決まった!第三部完!…
「おぃおぃ…なんじゃそりゃ?…カズキ面白いことしてんなぁ…」
あの武神様は、やけに楽しそうに盗賊?達を切り伏せながらこっちを見てニヤニヤしている…
「カズキ…やりすぎですわよ…まったく…」
(いやいや、あなたの魔法の方がやりすぎだから…)
だって、盗賊?みたいな奴なんか上半身無くなってるからグロ過ぎてヤバいから…
さて、そんなことより…
もう1つ試したい技がある…
「てめぇー!…良くも仲間を!…」
なんて、三下の様な事を言いながら斬りかかってくる盗賊?の武器を弾き飛ばすと同時に胸倉を掴んで高く持ち上げる…
「調子扱いてんじゃねぇーぞコラァ!…」
やっぱり、俺の中で台詞と技ってセットだと思いましたまる…
って、事で回数忘れたから適当に地面に叩きつけてぶん投げといた…敵のど真ん中に…
「ひぃ…化け物…」
(俺の事か?…それよりこの2人の事だろ?…)
「まったく…カズキの言うとおりだぜ!この糞が!…」
うわぁ~…剣で斬ってるのあれ?1度しか振って無いのに細切れとかグロ過ぎてヤバいから…
「こんなゲス共を視界に残すなんて吐き気がしてきましたわ…」
なんて言いながら魔法で灰にしたりするんですか?しかも、風で吹き飛ばして灰すら残さないんですか…
…俺要らなくね?…かなりの数の盗賊?達だけど全滅まで秒読みな気がする~…
なら、俺は襲われていた人達を介護しときますか…
それにしても、ひでぇーもんだ…男は殺されて女は慰み者か…
「なんかイライラしてきたな…」
俺の中で…こう…どす黒い何かが…
「…くっ…いかんいかん…それよりも生きてる人を助けなきゃ…」
俺は、今出来る事をしよう…
「誰かー!…返事をしてくれー!助けに来たぞー!…今確かに聞こえた!待ってろ!すぐ行くから…」
俺は、微かに聞こえた声の方向に走りだした…
お読みいただきありがとうございます