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ゲームオタクが異世界を生きるお話  作者: 四捨五入するとおっさん
2/6

スキル取得と開発

痛くないように麻酔しましょうねぇ~…


その麻酔注射が痛すぎるから!


「痛いッス先生…」


「もう少しだから我慢してね…」


歯医者かこの野郎…


と、思った今日この頃です…



「「違う!そうじゃない」わ」


「はぁ…どんな感じですか?…」


「「こう!シュバっと!」」


(そんなんで分かるか!…)


「なんで出来ねぇかな?…」


(てめぇは、武神様だからじゃねぇの?…)


そう…この男性は、前世で有名な剣術使いで死して神界に取り上げられた武神様だそうだ…


「そうよね…」


こちらの女性は、前世は魔術師で男性同様に神様になった女神様だそうだ…


(そして、あんたも出来るんかぃ!…)


(わからねぇ…擬音ばっかで…やだやだこれだから天才ってやつは…)


「スキルに天才有ってもわからねぇ…」


「「なんでわからないかな…」のよ…」


「仲良いッスね…」


「「はぁ?」」


「そういうとこ…ろ…」


(やべぇ!すっげー睨まれてる…)


「魔術師如きバッと前行ってズバッとすりゃ終わりじゃねぇか?剣術で斬撃だって飛ばせんだぜ?…遠近死角なんざねぇーよ…」


「はぁ?魔術師が、近接出来ないとかいつの時代のお話しかしら?私が、遠近死角無しの無敵の魔術師だった時は剣術使いなんて…ふっ…」


「「あぁん?やんのか?ゴラァ!?」」


(アホなのこいつら?…あっ…)


「あの仲良くした方が…」


そう言って俺は、2人の奥を指差した…


「「あ?…あっ…もちろん仲良くするさ…」わ…」


(そりゃ…上司が奥からニコニコして見てたらそうなるわ…)


(マリアン、ユーダ…お主等…)


「「はっ…なんでしょうか?創造神様…」」


(お主等…教えるの…へたっぴじゃのぉ…ほほほ…)


(…へたっぴって…ぶはっ…)


「…申し訳ありません…こいつ…カズキ殿が、もの覚えが良くなくて苦労してるのです…だから…」


「そうですわ…この私とユーダで丁寧に教えてますが…何故か覚えてくれないんですよね…難しいのでしょうか?…やっぱり彼には…」


(ほぉ…天才のスキルが有ってスキル取得出来ぬと?儂の与えた才能…スキルは伊達と…言うことかのぉ~?…)


(あっ…地雷を踏み抜きやがった…しーらねぇ…空手の真似事して聞いてなかったことにしよっと…まさに触らぬ神になんとやら…)





30分位したかな?…


2人揃ってDOGEZAをして創造神様に謝ってるけどまだまだ続きそうだ…


しかし、30分も動き続けてるけど体力的限界が見えない…


………凄いね人体!を通り越してるぜ……ん?…




《新たなスキルを取得しました 体術 空手 》


お?お?スキルゲットだぜ?…ってか、こんな感じで良いの?…簡単過ぎね?…いや、マジで…


なんか楽しくなってきた…確か魔法は、イメージだったよな…


こう…波動…拳!…な~んちゃって…えぇぇ?…なんか出とる!?…


マジか…やはりオマージュするなら偉大な主人公達だったのだ…


次は、竜巻…旋風…脚!…


おぉ?お?…うおぉぉお………うぷっ…酔うこれ…やべーッスわ…


でもでも…楽しーい!…良しこうなったら…トコトンやってやるぜ…




(どうじゃ?…1人でスキル取得しておるぞ?…)


「…申し訳ありません…」


「…見誤っていました…」 


(しかし…なかなか面白い男じゃな…今までなかったスキルを取得す…否…新しく作り出すぞ…)


《新たなスキルを取得しました 魔拳術 》


(ん?…スキル取得?…魔法なの?体術なの?…分からんけどなかなかカッコいいんじゃねぇ?…)


「なかなかの技のキレだ…やれば出来るじゃないか…まるで、何十年と磨いてきたような洗練さ…良いねぇ~手合わせしたくなってきたぜ…」


「あんた、馬っ鹿じゃないの?…怪我させたらそれこそ神界から追い出されちゃうわよ?…でも、凄いわね…両手突き出しながら無属性かしら?を飛ばしたり蹴り上げながら、脚に炎属性を付与するなんて…」


(凄いじゃろ?…両名もしかと精進するのじゃぞ?…(前世の記憶から格闘ゲームからひっぱり出してきたとは…言えんのぉ~)


「アハハ…楽しい!…異世界ってのも悪くないね!…」





お読みいただきありがとうございます

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