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1（前世の記憶）
婚約者の名前を変えました。
彼女は、眠りの中で２人の人物の記憶を思い出す。
1人目は、葛城里緒 22歳
庶民の家に生まれOLとして働き平凡な人生を暮らしていた。
22歳のある日彼氏に乙女ゲームのハマり過ぎて振られ
その彼氏の浮気相手に刺されるまで…
２人目の記憶は、マリア・メイ・リーテルとしての記憶。
彼女は、シャルウテ国の上流貴族リーテル公爵家に生まれ
父、母、兄に愛され育った。
5歳の誕生日に紹介された２人の人物に逢うその日まで…
弟となった養子：アレン・メイ・リーテル
そして、婚約者として紹介された
シャルウテ国の第二王子レオンハルト・トゥール・シャルウテ
に出会い１人目の記憶を思い出すのであった。
この世界が前世でドハマリした「愛されたいお姫様乙女ゲームのような恋物語」の世界であること。
そして、彼女が悪役令嬢と呼ばれる立場であることを…
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