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プロローグ

愛してるが欲しくってのリメイク?バージョン。

彼女が目を開けると金髪碧眼美人の

少女が私に向かって微笑んでいる。


私は、一瞬ぼけーっと眺めていると次の言葉を聞き

驚いた。


「マリア、私の可愛い赤ちゃん。生まれてきてくれてありがとう」

そうまた、微笑んだ少女。


そして、ふっと隣を見ると茶色髪に茶色目をした

イケメン。


「リーシャよく頑張ったな。可愛い私の子供だ」

「えぇ、目がウィル様そっくりでとても可愛いわ」


その2人の言葉で確信したのだ。


私は赤ん坊に生まれ変わった…


いや、生まれ変わったとは少し違うかも知れない。


だって、この景色には覚えがある。



そして…

この少女のような母親の顔も名前も

隣にいるイケメンの顔も名前も

目が覚めると言われたこの言葉も

今、視界にある部屋も

全て覚えているのだから。








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