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「恋」と言われたから「愛」にきた

作者: ケロ坊

恋愛とはなんだろうか


これはある種の哲学的なものかもしれない。


正直言うと私は女性の友達が少ない、手が2つあれば十分数えられる程度である。

まあそれでも別に構わないと思ってるし、むしろ十分なまである。


勿論そんなことはないと言う人もいるだろうが

少なくとも、僕が知っている人で、女性は色々な意味で腐っている。

色々な意味でね、うん、色々な意味で。



自慢じゃないが、女性、つまり女子には散々裏切られてきている。

まあ小学生のことはあまり覚えてないのだが、中学生の記憶は未だ鮮明にある。

中学2年生の時、その時の女子あるあるなのかは聞ける相手もいないので分からないが、学年で表では仲良さげなのに、裏では散々お互いの悪口を言い合っているということがあった。


そこで私は、その片方に、散々悪口を言っていることを伝えた。別に嫌がらせとか、ではなく、ただ、その現場にいること自体がめんどくさいと思っていたから、というのもある。そもそもその時の私は人から嫌われることになんの抵抗も感じていなかったし、そもそも大抵の人には嫌われたいと思っていた。



だからなんのためらいもなく言えたのだが、その一週間もしないうちに、その両方が、嘘を言っていると裏で言われ、twitter、裏垢などで散々叩かれ、まあ割と本気で嫌われていた。


男子友達がいれば良いし、サッカー部だったため、嫌いだった人に嫌われても別になんとも思わない。

ただまあめんどくさいことはあった(サッカー部の友達がその女子達と遊ぶ時には、まあ当然だが、呼ばれなくなるとか)




さて、ここまでは前置きとして、ここからが本題。






中学3年生

実は2年生の冬、12月頃に当時好きだった子に振られていた。

まあ変なことばっかしてたからね………ふぅ



でもまあ3年生ともなると受験で忙しくなるし、勉強にも取り組み始める。

正直2年生の時も何故あのタイミングで、失敗すると分かっていそうなタイミングで告白したのかというのも、受験があって、早くケリをつけたい

というようなマイナスな気持ちがあってという悲しい理由だった。


まあ、今考えればそうして良かったとも思えることだから話しているのだけど、


そう、だから自分が異性を好きになることはもうないと思っていたし、

好きになりたいとも、恋愛をしたいとも思っていなかった。


でも、まあ感情とは意識をしなくても当たり前にうまれるものだ。



3年間同じクラスで、苗字が近かったこともあり、

理科や、美術の出席番号順でも必然的に近くなり、話していた女子。

彼女と、3年になってからの数学の小クラス授業も隣になった。




今言うと1学期から薄々気づいていた。

だけど今ここで恋愛をしたら受験に響いてしまうのではないかと、ずっと誤魔化してきていた。




俺は、彼女を好きになってしまっていたんだ。





あぁ、またかと、自分でも思った。


でも彼女は、

何も考えないように、感情を消そうとして、

自分すら騙して、別に意味もない欺瞞で友達と距離を置こうとしていた自分に、



なんかこう、優しさっていうか、その時の自分にないものを見せてくれた。


私は、うん、

僕は人の笑顔が好きだ。

人は笑っている時が一番カッコよくて可愛いと信じてる。



本当に凄かった。

今だから言うと、彼女がいなければ学校になんか行きたくなかった。

数学の時間が本当に楽しみで、チャイムが鳴ればすぐにその教室に教科書を置きに行き、来るのを待ってたりもした。

勿論、素振りとかは見せないようにして、だけどね.。


それを卒業まで続けいった。



そして中学校を卒業して、私は彼女に告白した。


答えはokだった。

と言っても成り行きで、だけれど。



高校に入るまでも

LINEも沢山して、卒業の打ち上げまでサッカー部を途中で抜け出して

彼女の方を優先した。





まあ、高校に入って別れてしまったんけれど…


けれど、まあ、そんなものだと思う。

高校生だ。学校も違う。



何か、どうしようもない話を綴ってしまったけれど、


恋愛というのは、好きになることだと思う。

当たり前のことで、それは私の答えの一つに過ぎなくて、他の多くある、ものの中の一つだが、




何か、出なくても、何故か、でもいい


好きになれることだ。



勿論、それが人に対するものでなくても、ものや、アニメのキャラクターでも変ではないと思っている。



好きになるっていう感情は、好きになるとしか表現できない。


恋愛とは、何かを好きになることでしか、表現できない。



恋愛とは、


何かを好きになれる。


という事そのものなのだと私は思う。





まあ、私は、あれ以上人を好きになる事はないかな。


これからどんな恋愛をするかもしれなくても


彼女ほど僕が好きになる女性は現れない。

あんなに人を好きになる事はもうできない。

と思う。




まあこんな経験から一つアドバイスするなら


好きな何かが出来て、もし手に入れる事ができたら。

何があってたとしても、それを意地でも離しちゃいけない。

一度縄を外した船は、波に流されて、だんだんと遠くなる。



チャンスは2度は回ってこない。


「恋」と言われたから「愛」に来た。.......

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