そして、だいたいいなくなった
掲載日:2026/02/28
短いです
「お前とは婚約破棄する!」
王子が、自分の婚約者に婚約破棄を宣言した。
何故か、舞踏会とかいう大勢人がいるところで婚約破棄する王子。
根回しとか大丈夫なのかね?
「これからは、このエヴァが私の婚約者だ」
王子の腕に絡みついている男爵令嬢エヴァは、優越感に浸っていた。
「そうですか。かしこまりました」
婚約者の令嬢は、冷静に言って、舞踏会の会場から出て行った。
「あのバカ王子が将来国王になったらこの国終わるよ」
「もうこの国出よう」
「そうしよう」
王子の婚約破棄宣言から10日後。
国内の貴族と裕福な商人がいなくなった。
裕福じゃない商人や、平民は、引っ越すお金がないから、そのままいるだけだ。
国王は、婚約破棄宣言した王子を廃嫡する事にして、国から出て行った貴族や裕福な商人を呼び戻した。
が、誰も帰って来なかった。
「この親にして、この子あり」
「歴史は繰り返す」
国王も、若かりし頃に婚約破棄宣言していたから、信頼を失っていた。
国は、徐々に衰えていった。
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