再起
九條奏多
種族 醜蝶
称号 復讐魔王
全体基礎体力Over
平均基礎攻撃力Over
全体魔力Over
能力【破傷魔】【破傷切】【火香地獄門】【魔王剣】【代償転換】【能力詳細】【能力分解】
【再生眼】【復讐能力】【人ヲ失ッタ醜蝶】
【双孤斬燦】【真武術】【神天使】
表示不能
一週間が経った。九條さんの家や修行場所から俺は離れた。ケジメをつける為だ。
そして俺は今、街にいる。
賑わっている街だ。名前はカールスタムと言っただろうか、とても美しい街だ。言語能力は日本語でもいけた。ステータスに表示されなかった所に書いてあるのだろう。言語能力に関する物が。
だが俺にとって一番大変なのは仕事だ。仕事がとりあえずない。だから金貨などがなく食事には困らないが住処がない。
そんな時に俺はギルドのポスターを見つけた。
ポスターを見た俺はギルドとやらに向かった。
お金が無いので仕方ないのである。
ギルドに着いた。
西洋の独特の雰囲気が漂うどちらかというと酒場の様な感じの場だ。
俺は中に入る。
中にはテーブルと椅子があり、店と受付に分かれている。
周りには暑苦しい漢どもが酒を豪快に飲んでいる。とても楽しそうで愉快な場所だ。
僕は受付に向かった。
受付には女性がいた。
「すいません、ギルドに登録したいのですが」
「はい、わかりました。大同盟ギルドに登録するのですね、ではこの紙に、名前と三つの役職から一つ選び提出して下さい。」
登録が完了しました、
最初にこの大同盟ギルドについて説明したいと思います。
まず大同盟ギルドには五つのランクがあります。
最下級がクリスタル
その次がサファイヤ
その次がルビー
その次がダイヤ
そして最高ランクがレッドダイヤモンドです。
このランクは一定の条件を満たすと上がります。
まず九條奏多さんは、クリスタルからですね。
わからない事があれば何なりとお伝え下さい」
その後、俺は受付から下がった。
そしてミッションが貼ってある看板に向かった。
『ゴブリン討伐』
『オーガ討伐』
など色々なものが書いてあったが、どれも下級モンスターばかりだった。
俺はまた受付に向かった。
「オーガ討伐より難しい仕事は無いんですか?」
「オーガはレッドダイヤモンド級ですよ、あんな生物レッドダイヤモンド級くらいしか倒せませんから」
この時、俺の頭には世界と常識の狭間が生まれた。
頭の整理をする。
そんな時ふざけたじじいが俺に話しかけてきた。