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脳ある俺は存在感を隠したい  作者: 永遠の中二病
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第4話 当日

各自で作った一品を、皆で食べて感想を、言う。順番は、俺 小野美 清湖の順番でやる。


「まずは、俺が作った一品だ。俺が作ったのは、[鶏つくね]だ。」

小野美と清湖の前に大きめの皿と小皿を、二つずつ置いた。

大きめの皿の上には、竹フォークで刺した鶏つくねと横には、野菜の盛り付けを、小皿には、卵の黄身が入っている。

「その卵の黄身を、つけて食べてくれ。」


「思ったより、美味しいわね。」

「良多さんって意外と器用なんですね。」


「清湖に言われても何とも思わないが、小野美に言われるとダメージを受けるな。」


「何で、私に言われても大丈夫なのよ!」っと横で騒いでいるが、それを、無視した。


「じゃあ、次 小野美の番だぞ。」


小野美が俺達の前に皿を置いて言った。

「私が作ったのは、煮込みハンバーグです。」

とろとろなソースを、かけたハンバーグと横に野菜の盛り付けが、皿の上に乗っている。


「見た目で分かる、これ絶対に美味しいヤツじゃん。」


「そうね、見た目は、完璧よ!」


実際に食べてからの感想。


「後味も良くて、ご飯が何杯でも食べれるわ。」


「凄く美味しいかった。 というか、もうお腹いっぱいだから清湖のは、食べる気にならない。」


「なんてこと言のよ! って言いたいけど、私もお腹いっぱいなのよね。」


「ちなみに何を作ったんだよ。」


「そうよ、私が作った一品を、聞いて驚きなさい。

私が作った一品は、[パエリア]よ!」


「凄いじゃないですか。この短期間でよくそんなの作れましたね?」


「作ってみたら意外と簡単だったわよ。それより良多も何か言ったらどう。」


「よくもまあこんなの作ったな。」


「そうでしょうもっと褒めてもいいのよ。」


「そんな事より、俺お腹いっぱいだから一口だけしか食べないから二人で食べてくれ。」


「私もお腹いっぱいだから、少ししか食べれないわよ。」


「なら、私が残りを、食べましょうか?」


結果俺と清湖が一口だけ食べて残りは、小野美が、一人で食べてしまった。


「小野美凄いな。」


「凄いわね、良多にも見習って欲しいわ。」


「俺は、少食なんだよ!」


数週間後ー調理実習当日


午前中の授業で調理実習そして、昼休みの時間に実食する今日は、清湖のクラスが、そして俺のクラスは、明日の午前中が、調理実習だ。調理実習では、班ごとで料理を、作る事になっている。清湖は、クラスの人とコミニュケーションがとれそうだけど小野美は、大丈夫かな?まあ昼休みに、見に行くとしよう。


昼休みー家庭科室

私が、作った料理を、食べていると私の班の三人の女の子が話しかけてきた。


「さすが青波さん、料理も出来るなんて凄いですね!」


「そんな事ないわよ、私も人並みにしか出来ないから。」


「でもでもこのクラスでテキパキと動けているのは、青波さんと小野美さんって人だけですよ。」


「本当に凄いですわ。青波さんって苦手な事ってあるんですか?」


「そうね、最近で言ったらよく男性に告白されるんですが、その対応に少し苦手かしら。」

そう私は、高校に入ってから凄くモテモテでよく男性に告白されている。最初は、少し嬉しかったが、最近では、すごく迷惑。


「さすが青波さん、私達が経験した事が無いことが苦手だなんて。」


「そう言いのって普通にごめんなさいするか他に好きな人がいますって言うしかないと思いますよ。」


「そうなのよね 、私は、いつも普通にごめんなさいしてるんだけど、告白される頻度が多くて大変なのよね。」


「なら、いっその事誰かと付き合ったらいいんじゃないですか?誰か好きな人は、いないのですか?」


「そんな青波さんが好きになる様な人なんてこの学校には、いないわよ。そうですね青波さん?」


「いえ、そんな事ないわよ。

好きかどうかは、分からないけど少し気になる人ならいるわ

よ。」


「えーーー!!!」


「一体どんな人ですか?」


「少し変わった人かしら。」


「それ本当に大丈夫ですか、変な男に引っかかってませんか?」


「いや、青波さんぐらいになると普通の人では、物足りないかもしれませんわ。」


「その人の見た目の評価は青波さん自身は、どれぐらいだと思

ってますか。」


「まあ、良くて中の上ぐらいかな、ちなみに性格は、自己中心的で自由感があるわね。」


「頭の良さは、どれぐらいなんですか?」


「それは、分からないわね。」


「なら、今度の中間テストで勝負したらいいんじゃないですか?もし、テストで青波さんより成績が良かったら、恋人候補に入れてみては、どうでしょう?」


「それは、確かに良いかもね、よしなら今度の中間テストに向けて頑張ろうかしら!」

と勢いよく言っていたら、廊下に自己中心的で自由感のある変な人が歩いていた。

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