rapid rabbit
随分と久しぶりの投稿です。
今回は今年が兎年ということで考え作ったものです。
よろしければ感想などもらえるとうれしかったりするかもしれない。
あのうさぎを追いかけてゆけば
もしかしたら・・・
‐rapid rabbit‐
孤独というゲージの中で
俯いて垂れ下がったその耳は
どんな声も拒み続ける
寂しいと死んでしまうなんて
そんなことあるわけないだろ
誰かが駆けて行く
楽しそうに飛び跳ねながら
ピョンピョンと僕の目の前を走っている
何がそんなに楽しいんだよ
ラピッドラビット駆けて行くよ
パーティー会場から森の中へ
赤い目が見つめ僕を惹きつける
ラピッドラピット駆けて行くよ
後ろ足で地面を蹴って
長い耳が揺れて僕を呼んでいる
世間というゲージの中で
皆と合わせたのそ足並みは
いつしか変えることが出来なくなった
退屈だと死んでしまうなんて
そんなことあるはずないだろ
誰かが駆けてく
嬉しそうに飛び跳ねながら
ピョンピョン僕の横を軽々と抜き去って
何がそんなに嬉しいんだよ
ラピッドラビット駆けてゆくよ
つまらない今日から明日に向かって
その足で叩く僕の胸の奥底を
ラピットラビット駆けて行くよ
君の足音は鼓動となって何かを刺激する
忘れてた想いが僕を待っている
諦めというゲージの中で
僕は挑戦することをやめた
走ることはただ疲れるだけなんだって
停止してしまえば死んでしまうなんて
そんなことあたりまえじゃないか
君が駆けて行く
語り掛ける様に飛び跳ねながら
ピョンピョン僕に問いかける
お前にも走る足があるんだろ
踏み出せる足があるんだろ
ラピッドラビット追いかけて行くよ
変わらない日常から冒険の旅へ
白い尻尾と一緒に僕の心も弾む
ラピッドラビット追いかけて行くよ
世界の喧騒を振り払って
脱兎の如く僕もうさぎになって
ラピットラビット駆けてゆくよ
このゲージから外の世界へ
ラピッドラビット駆けて行くよ
現在から未来に向かって