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第1話

俺はただの平民。幼馴染はなんでか貴族のお嬢様なのに俺にベッタリだ。


隠れんぼをしていて、大きなお屋敷だったから、隠れるのにちょうど良くて…


庭にいた女の子に手助けして貰って隠れただけ。


遊びにまた来てほしそうにするから、ちょこちょこ会いに行った。


なんでか、家の人にはバレてたらしく、ある日女の子の護衛?に手紙を渡された。字は読めなくて返したら、家に今度来いって。


女の子がものすごく来てほしがったから緊張しつつその日行くと、怒られるでもなく平民の俺を家に招き入れて食事までご馳走になった。人生で食べたことない程の豪華な食事に、ガツガツ食べて礼儀も何もわかないのに、幼馴染の父親は爵位のある貴族なのにニコニコしてて、母親も優しげな夫人でニコニコして変わった家だった。


女の子が勉強をし始めて、なぜか俺も一緒にすることになった。俺に女の子がベッタリだったからかもしれない。


貴族のことを学んだ。礼儀作法も。字も読み書きできるようになった。

魔法も使えるようになった。


ただ、女の子は何をやっても完璧だった。

気付けば凄い天才になっていて、俺なんて平凡なもんだった。ちょっと悔しくなった。


貴族でもないのに平凡くらいに勉強も魔法もできるのは凄いことらしいけど、年下の小さな女の子に負けててその女の子に慰められてもな…


有難かったけど、やっぱり平民には敷居が高いから、一緒に学園にも通おうと言われた時は断った。


それなのに、いつの間にか俺の両親にも話が行き渡ってたみたいで、女の子が俺が行かないなら行かないと駄々をこねるもんだから、なぜか一緒に行くことになった。


平民クラスがあるらしく、年齢もバラバラ。オッサンもいるみたいなところだ。


もちろん、貴族クラスは同い年のお坊ちゃんにお嬢様ばかりだ。平民クラスとは縁遠いはずなのに、女の子は俺のクラスに来るもんだから、ひと騒動になった。


なぜか、平民クラスでも女の子は徐々に受け入れられ、可愛がられていた。貴族のお嬢様なのに、そんなに平民相手に撫でられたりして大丈夫なのか?


俺は、平民クラスでは断トツの成績だった。ちょっと自信を取り戻せた。


女の子はなんと、王子を抜かして学園1位になっていた。


王子との婚約話が女の子に出た。なのに、俺と結婚すると断った。王族に逆らって大丈夫なのか?


俺、平民だし…結婚できないけど。


なんらかの功績を残せば、一代限りでも貴族になれるとか。女の子は俺を貴族にすると俺を鍛えだした。


待て、今は平和だ。そんなに鍛えられても結婚は…そもそも、なんでそんなに俺に懐いてるんだ。


平凡な俺はもちろん、鍛えられてもそこそこにしかならず。女の子は泣いていた。ごめん…



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