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異世界転生 〜俺が魔王になる理由〜  作者: 相度@益太
プロローグ
3/84

マジですか?

第3話

 気が付くと、見知らぬ部屋の中にいて、聞いたこともない女性の声が…


 でも、ぼんやりとしてはっきり周りが見えない。


 多分、ここは部屋の中のはず。布団?に寝かされている。体は、動く…?


 だが、何かおかしい。背骨を中心に、感覚がない。


 手は動いてるのか?動かせている気がするが、おかしい。


 なんだこの感覚。


 駄目だ、考えると眠くなる…。


 俺は誰で、何をしてるんだ。わからない。


 考えが纏まらない…



 あれ、今抱きかかえられた?柔らかい、凄く温かくて気持ちいい…


 「よし、よし、泣かないでいいのよ。大丈夫、よし、よし」


 なんて言ってるんだ?


 何か話しかけられて、っていうか、空中に、抱きかかえられて


 良い匂いが


 安心するっていうか、駄目だ、起きていられない…


 すぅ、すぅ…


 「いい子ね、私の赤ちゃん。ねんねしなさい。」


 遠くで誰かが、何かを言ってる。優しい声だ。


 意味が分からない、それなのに、


 妙にここちいぃ…そう考えるのと、完全に眠ってしまうのが、丁度、同じだった。


 

   マジか?


 どうやら、俺は、赤ちゃんになっているらしい。


 意味がわからない。だが、少し考えるとすぐに眠くなってしまう。


 考えなんか纏まるはずもないし、動けないんだから、本当にどうしようもない。


 それと、ママだと思うんだが、抱きしめられてミルクを飲んでいると体が温かくなって


 すぐに眠ってしまう。これも、どうしようもない。逆らえない。


 ただ、気持ちいい。というか兎に角、幸せだ…。


 赤ちゃんの時期って、記憶があったらもっと怖いのかと思ったけど、


 周りがぼんやりとしか見えないし、何より眠くなったら、もう逆らえない…


 そう、逆らえないんだ。


 だが、兎に角できる限り、考えていたほうがいいだろう…


 身体が、動かせるようになるまで1年半ぐらいかかるだろうが。



 その後、順調に時間は経過し俺の首は座り、寝がえり、ハイハイに成功し


 一人で、立つことができた。まだ、しゃべることはできなかったが


 周りの人の言っている意味が、何となく理解できるようになっていた。


 なんで、こうなったんだろう。


 俺は、どうなってしまうんだろうか。


 

 さらに時間は過ぎて、俺がこの世界に産まれて、4年が経過する。


 俺は4歳で、普通にこの世界になじんでいた。


 ここまでが、プロローグのようなもので、やっと物語がはじまる。


 つまらないプロローグにつきあってくださって、ありがとうございます。


 そして、この続きもどうぞよろしくお願い致します。


 

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