私は病んでるのだ…
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ヤンデレと言えばやっぱり病んでるのが前提よね!
でも私って別にそんな病んでる訳じゃないし…何ならポジティブ寄りだし。
病む為にはどうしたら良いのかな…?
病んでる…つまりネガティブ思考…
そうよ!ヤンデレならもっと全体的に暗くならないと!明るいヤンデレってなんか矛盾してるじゃん!
ダウナー系?ネガティブ思考?…まーどっちでも良い!とにかく性格を矯正してもっとヤンデレに近づくのよッ!
「おはよ、じゃあ学校行くか」
「おはようございます弥生さん」
よし…とにかくテンションを落とさないと…
あ、そういえば前の小テストで補修食らったなぁ…はぁ…また幼馴染くんと会う時間が減るの…?
あ…行けそう…
「うん…行こっか…」
「…何か今日テンション低くね?」
「そう…?」
「何かあったの?」
「もしかして、また補修でも食らったか?」
うぐっ…また的確な指摘を…
…いや、今回は負けないよ!徹底的に病む!
「そんなんじゃないから…」
「…弥生?」
「弥生さん…?」
お…?これ…効いてる!?ウソ!?こんな綺麗に決まる事って今まで無かったよね!?
やっぱり病みキャラになるのが正解だったのね!
このまま続行よッ!
「弥生ー、おはよー」
学校での行動?そんなの決まってるわッ!
変に探られても困るから、今回は徹底的に病むのよッ!
今回の私は本気よ!
「あ…うん…おはよ…」
「ん?何かテンション低くない?」
「別に…」
「何?私何か悪いことした?」
「ううん…違うから…」
「何なのよ…」
よし!よしッ!完璧な演技ね!親友ちゃんすら欺けた!
この調子で暫く続けて、幼馴染くんの出方を伺うのよッ!
――――――――――――――――
病んでる演技を始めて3日…私の友人間で病んでるアピールが終了した日、皆が行動に出始めてた。
「おい弥生…」
「…何?」
「最近何かあったのか?」
「別に…」
「普段からあんなに明るいお前が暗いと心配なんだ。何か悩みがあるなら言ってくれ」
や、優しい…!普段なら速攻で泣き付くけど…まだ、駄目なの!
今回は徹底的にやるの!
「うん…でも平気だから…」
「弥生…」
おお!効果アリ!病んでるアピールは大成功ね!
でも幼馴染くんがすっごい悲しそうな顔をしてた…やっぱ辞めようかな…
ううん、せっかく成功してるんだもん!も、もうちょっとだけ…
「あんた…何なのよ最近…」
「何が…?」
「暗いっつーか…覇気が薄いっつーか…」
「そう…?」
「そうだって!あんたが暗いと調子狂うのよ…」
「へぇ…」
「とにかく!何かあるなら個人チャットでも良いから!絶対1人で抱え込まないでよ!」
「うん…ありがと…」
親友ちゃん…ありがとう!でも、半分以上は演技だからなぁ。幼馴染くんが告白してくれない事くらいしか悩みは無いし…
とにかく、友達は全員信じてくれた!後は、頃合いを見て幼馴染くんに大好きアピールさえ出来れば…
「弥生さん…もしかして前の料理の事、気にしてる…?心配しなくても私の方が酷かったし…」
「ほら!元気出しなって!どうしたのよ、そんな暗くなっちゃって」
「弥生さんに合いそうなざまぁ系のラノベ持ってきたよ…少しはスカッと出来るかも…」
こ、心が痛い…
病んでるアピールは成功したけど、成功し過ぎと言うか…
クラスの友達も妹ちゃんもオタクちゃんもすっごく心配してくれてる…
でもこれもヤンデレの為…多少の犠牲は…
…本当に?
本当に、幼馴染くんや他のみんなを心配させてまでやることなの?
断じて否ッ!!想い人を傷付けるなど、ヤンデレとしてあるまじき行為なのよッ!!
それに『とにかく明るいヤンデレ』の何がいけないのよッ!明るくても、私がヤンデレと言えばヤンデレなのよッ!
そう、私のあるべき姿は…
――――――――――――――――
「復☆活!」
やっぱこれよ!
「漸く治ったか。何だったんだよ」
「あははー…まあ乙女の悩みと言いますか…」
「ま、いつも見たいにバカっぽい方が弥生らしくて良いぞ」
「それどういう意味!?」
「ははっ」
私の、私だけのヤンデレで、絶対幼馴染くんから告白してもらうんだから!
何となく最終回を匂わせる感じの終わりでしたが、そんな事は一切御座いません。
今後も弥生ちゃんをよろしくお願いいたします。




