やり過ぎ注意
流石に毎日投稿がキツくなってきた事と、霞の龍や獅子と戯れてたら中々時間が取れませんでした。
毎日投稿してる人って本当に尊敬します。
女に産まれたからには美しくあれッ!!
カッコいい幼馴染くんの隣に立つのに今の私で良いのか?断じて否!!
それは何故か?そう!それは匂い!そう!匂いは異性としても重要な要素!
幼馴染くんの為に、ラブラブオーラを放つ匂いを放つのよッ!!
…と言っても一朝一夜で解決するかって言われると違うのよねぇ…
私個人の匂いがそんな直ぐに変わる訳無いし…
よし!ならば幼馴染くんの好みの匂いをリサーチするのよッ!
幼馴染くんの理想に!私はなるッ!!
「お、お兄ちゃんの好きな匂い?」
やっぱり持つべきは幼馴染くんの妹ちゃん!…まあ今回は流石に期待出来ないかな?匂いって結構デリケートな問題だし…
「そう!何か聞いたことある?」
「うーんあんまり聞いたことないかなぁ…あ、でも強い?濃い匂いは嫌だって言ってたよ?」
強い匂い…ならナチュラル系?果物系?ちょっと薄めの匂いが良いのかな?
これは結構有益な情報ね!
「だ、男子の好きな匂い…?」
聞きやすさで言えば親友ちゃんが一番!
「そう!親友ちゃんは何か心当たり無い?」
「…そんなの1つしか無いじゃない」
「そ、それは?」
お?これは期待出来る?何々!?
「そう!」
人差し指を私に向けて親友ちゃんは言った!
「女から涌き出る汗の匂いよッ!!」
………
「…無理に聞いてゴメンね」
「え!?私すっごい真面目に答えたんだけど!?」
「好きな匂い?そんなの人それぞれじゃない?」
「ねー。花とかオレンジとか色々あるよね」
クラスの女友達にもそれとなく話を降ってみた。変に聞くと話が反れるからあくまでもそれとなく。
「あーそういえば、ガソリンの匂いが好きって人割りと居るよね」
え、が、ガソリン??
「そんなに良いかなぁ…」
「あたしは分からん」
「えー?私はあの匂い好きだよ?」
結局拗れました。
「え…男の子の好きな香り…?」
後はオタクちゃん!
「うん。オタクちゃんって心当たりある?」
「うーん…知らないかな…でも制汗剤の付けすぎが嫌だって聞いたことはある…かな」
制汗剤かぁ…確か、運動部の子達や親友ちゃんが使ってた事があったような…
私はあんまり気にした事無かったけど、そこは男子と女子との違いかなぁ?
「後はシャンプーとか柔軟剤とか香水とか…単品では良い匂いでも複数同時に使うと異臭になるから使いすぎには注意…かな」
つまり過剰に使うなって事?私も香水の匂いがキツイって思うことはあるし、これは注意すべき点ね!
「へぇ~!オタクちゃん詳しいね!」
「まあ実体験だし…」
トラウマ掘り起こしてゴメン…
とりあえず纏めると…
「濃い匂いは苦手」
「制汗剤はNG」
「付けすぎ禁止」
「汗の匂いのケア」
最後のはともかく、残り3つは意識した方が良いかな?
んー…うまく纏まらない…
よし!そんな時はお姉ちゃんに相談しよ!
「薄めねぇ…こんなのはどう?」
お姉ちゃんに相談したら、オススメって言われて柑橘系の匂いがする香水を貸してくれた。
確かに良い匂いだし、キツくもない!
「香水とかの匂いもあるけど、口臭も大事だよ?歯磨きとかね」
あ…肝心な事を忘れてた…
いくら体から良い匂いを出しても、口が臭かったらおしまいだし…
それに、幼馴染くんに口臭いって言われたら3日は寝込む自信がある。今まで以上に頑張らないと…
「いくら良い匂いを纏っても会話の時に口が臭いと幻滅しちゃうからね。お口のエチケットも大事だよ?」
「おっしゃる通りです…」
するとお姉ちゃんは、鞄の中から小さくて薄い物を取り出した。
「余ってるミ◯ティアあげるからどうしても困ったら使いな。本当は歯磨きをしっかりやったり定期的に水を飲むのが一番だけどね」
ありがとう…お姉ちゃん…みんな…
私、頑張る!!
次の日…
よし!歯磨きも完璧だし、香水も程よく付けたから校則にもギリギリ引っ掛からない…はず!
それでも何か言われたら、石鹸や制汗剤って言って誤魔化そ…
いざ!出陣じゃッ!
『お、弥生。今日は早いな』
『弥生さん、おはようございます…あれ?何かみかんみたいな匂いが…?』
『あ、弥生…あれ?あんたシャンプー変えた?』
『おー弥生!今日何か甘い匂いしない?』
『ホントだ!何してきたの!?』
『弥生さん…どう…?新しいヤンデレのラノベが出たので放課後本屋にでも…』
放課後in弥生ホーム
妹ちゃんに親友ちゃん、クラスの女子は香水に気が付いたけど、幼馴染くんやオタクちゃんは気付いてくれなかったなぁ…
口臭も気になって気になって、ミ◯ティアずっと食べてたけど、特に言われなかったし…
いやいや!あくまでもこれはエチケット!気付くとか関係なくやらなきゃいけないことッ!!
毎日注意してれば、急に幼馴染くんからデ、デートのお誘いが来ても問題無『ピコンッ』…あれ?幼馴染くんから?
『妹がスイーツ食べ放題の店行きたいって行ってるんだが弥生も来るか?』
うそ!?これって、で、で、で…デートだよね!?
妹ちゃんが一緒とは言え、そういうことだよね!?
行く行く!!絶対行く!!可愛い服も少しは増えたし、絶好のアピールチャン…
「うぐぅ!?」
その瞬間、私のお腹から激しい痛みが走った。
うそ…まさか下痢…?こんな時に…!?
あ、そういえばお姉ちゃんが…
『それ食べ過ぎんじゃないよ。お腹壊すから』
確かそんな事言ってた…完全に自業自得じゃん…
でもこんなチャンス…薬飲んででも…でも万が一があったら…それに度々トイレに立つのも不自然だし…
うううううううう……!!!もう…耐えられない…!!
『行きたいのは山々だけど、お腹の調子が悪くて…』
『なら仕方ないな。お大事に』
あああ…幼馴染くんとのデートが…千載一遇のチャンスが…
みんなも…やり過ぎは注意だぞ…
本作品を読んで下さりありがとうございます。日に日に伸びてるのを見るとモチベーション維持に繋がりますので、良ければ評価やブックマーク等よろしくお願いいたします。




