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カタカナ、テンプレ、ムズカシイ

矛盾って自分で読んでると分かりにくいんですよね。

他人に指摘されて初めて気が付くパターンも多いです。

うーん…オリジナルのヤンデレ目指して頑張って来たけど、0から作るのって大変ね…

やっぱり完全なオリジナルにするより、少しはテンプレ要素を加えた方が良いのかな?


なら知ってる人に聞くのが一番ね!でも誰なら知ってるかなぁ…


うーん…幼馴染くんには聞けないし、妹ちゃんもその道には疎そう、親友ちゃんは普通に興味無さそうだし…


あ!なら詳しそうな人に聞けば良いじゃん!











「漫画やアニメ、ですか…?確かに、人並みには見ますけど…」


そう!オタクちゃん!アニメや漫画に詳しそうなオタクちゃんならヤンデレ要素がある作品も知ってるはずッ!完全に偏見だけど…


「じゃあさ!ヤンデレが出るアニメや漫画、何か知らない!?」


「ヤ、ヤンデレ…?まあ、知ってますけど…良ければ明日、小説で良ければ持ってきますか…?」


「ホント!?お願い!!」


よしッ!!ありがとうオタクちゃん!!これでテンプレ的ヤンデレの知識を増やすのよッ!!











オタクちゃんから結構読みやすくてオススメってされて3冊持ってきてくれた。


『出来るだけマイルドな本を持ってきた。ヤンデレメインだと流血表現が避けにくい』って言ってたけど…何をどうすれば血が流れるの…?


とりあえず確認っと。


『異世界ダンジョンでヤンデレハーレムを』


『ヤンデレの女の子達に愛されたい話』


『ヤンデレの幼馴染と妹に挟まれてる俺は同時に付き合うことにしました』


男の子の欲求の塊みたいな作品が多いなぁ…

でも、オタクちゃんがヤンデレのオススメで教えてくれたんだもん!


それに読まずに批判など、決してやってはいけない!!

四の五の言わずに読んでみろッ!!










「んー…これヤンデレなのかな…ヤンデレの皮を被った只のハーレムを築いてるだけなような…」


「はぁ?何この女達。それにこんな女の子に不誠実な男が何でモテるの?女も女だよ。何で受け入れてるの?ヤンデレの自覚あるの!?」


「二股の時点で論外よ論外!!」


3冊読み終えた感想は…


「ダメ!私に小説は合わない!それに純愛以外の恋愛に価値など無いッ!!」


オタクちゃんには悪いけど、創作のヤンデレは私に合わなかったみたい。


でも、これでテンプレ的ヤンデレの知識は付いたわッ!これからはそれを意識して、私だけのヤンデレになれば良いのよッ!



そして小説を読んで、私は気付いてしまった…!テンプレ的ヤンデレにおける共通点に…!


それは…!



カタカナ喋りよッ!!



読んでると、結構な割合でカタカナ喋りになっていた!このテンプレ要素なら私にも真似できる!!


物は試しッ!!新たにこの要素を追加する!!


んで、カタカナ喋りって言うと片言みたいな感じなのかな?

『ワレワレハ、ウチュウジン』みたいな感じで話せば再現出来そう!


よし!早速練習ね!











「オハヨー!」


「おう…何かアクセント変じゃね?」


「ソンナコト、ナイヨ」


「抑揚が無いと言うか…気にしすぎたか?」


「ウン、キニシナイデ」




「シンユウチャン、オハヨー」


「おはー…何その喋り方…」


「キニシナイデ」


「なんか胡散臭い宇宙人みたいね」


「宇宙人じゃないよ!!」


「あ、戻った」




「オサナナジミクン、コレ、オトシタ」


「おうサンキュー…まだその喋り方してのか」


「ウン。ドウ?」


「どうって言われても…変な人としか思わんけど…後聞き取りにくい」


ガーン…へ、変な人って…

…テンプレだとしても、安直な考えで真似するのは駄目だね。カタカナ喋りはもう止めよ…


あ、とりあえず、オタクちゃんに小説は返さないと…










「あ…弥生さん…その、どうでしたか?」


「んー…正直私には合わなかったかな」


「ぁ…そですか…」


そう言うと、オタクちゃんはちょっと落ち込んでた。流石にこの返しはデレカシーが無かったかな…?


「因みに…どんな所が、つまらなかったですか…?」


どんな所かー…色々とあるけど…


「あんな何人も女の子を侍らせてる主人公が、何でモテてるのが分からなかった」


「それは…そう言う話だとしか…」


まあその辺は男の子向けの小説って割り切れば何とかなる。でも!あのヤンデレ表現だけは認めたくないのよッ!!


「それに!あのキャラの何がヤンデレよ!あんなハーレムの一部みたいに使い潰されるのは納得出来ないッ!!」


「!」


「それに真のヤンデレは想い人が最優先!!刺したい?あんたは本当に愛してるのって言ってやりたいわ!!」









「弥生さん…」


「え?…あ」


ヤ、ヤバ…言い過ぎた…


「分かってくれますか…!」


そう言うと、嬉しそうに私の両手を掴んできた。


「確かに良く言うヤンデレには当てはまるのですが、そればかり意識して肝心の話は疎かになるしキャラの行動は統一性が無い。何かあれば刺そうとしたり暴力的になったり…あ…」


我に返ったように、オタクちゃんは手を離した。


「す、すみません…気持ち悪い…ですよね…今のは…忘れて…下…さい…」


オタクちゃん、話してる時凄い楽しそうだった…

よし!こうなったらとことん付き合うよッ!!


「ううん!!そんな事ない!!私もそう思う!!すぐ刃物だして変だと思ったし!!」


「弥生さん…!」


そこからは早く、2人でヤンデレトークで盛り上がった。











「オタクちゃん、私の思うヤンデレの魅力は、可愛さでもキャラでも無いッ!そう…想い人を永遠に絶対に愛する…その一途な所が可愛く美しいのよッ!!」


「そうです!ヤンデレは一途に1人を愛するからこそ美しく魅力的なんです!安易なハーレムルートや刃物表現、排除表現はヤンデレを知らぬ者の証拠也…!」


「その通りッ!ヤンデレは純愛こそ至高なのよッ!」


「イエス!!ヤンデレ最高!!」


友達が増えました。

皆さんのお陰でPVが1000を越えました!本当にありがとうございます。

評価や感想、いつでもお待ちしてます。


それと前回出たオタクちゃんも再登場です。親友ちゃんとは別のベクトルで弥生ちゃんと仲良くして貰おうと思います。

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