第三百五十六話 再逢・其之肆
あれから7日ほどが経とうとしている。
紫蓮たちは[西方領の中央都市]も陥落させた。
そうして、およそ18万の兵数で[中央大陸第二十六神国の北方領]に向かいだす。
残る[ニッショウ軍]は、西方の完全制圧を請け負っている……。
10日が過ぎた。
北方領の最南端で、主だった部隊が[野営]している。
ここに、“ニッショウの宰相&副将軍/ゴッド・スレイヤーズ/ピース・メーカーズ/名も無き旅団と護衛”などが到着した。
その報せを受けた数名が[本部のテント(ゲル)]から出てくる。
「やあ、来たね。」
〝ニカッ〟と笑みを浮かべたのは“オワ-リンの国主 ラーザ”だ。
「お久しぶりです。」
丁寧に会釈したのは、“サガーミィー国主の娘 ナーガリー”であった。
挨拶し終えた宰相が、
「それでは、私どもは交代しますので、これにて。」
お辞儀する。
ここから、副将軍であったりと一緒に、“男性魔術士”によって【瞬間移動】した…。
数十秒後。
“ニッショウの国主や大将軍”などが、魔術士の【テレポート】で渡ってくる。
サガーミィー側と自己紹介した流れで、軍議となった。
主だった者だけ、作戦本部のテント内にて……。
午前10時を回っている。
オワ-リンは北西を、ニッショウが北を、サガーミィーは北東を、目指す。
三つとも、兵士の数は、同じぐらいだ…。
半月が経過している。
領内の各地で反乱が起きたのもあって、第二十六神国は敗れ去った。
あっけないほどに。
現在、[ニッショウ/オワ-リン/サガーミィー]の“首脳陣”は、政務を取り仕切るために帰国している。
紫蓮であったりはなおも進んでいた。
北に隣接する[第十四神国]の近くへと。
夕方、16時。
その野営地に、[ヒーゴン]と[チークゥゴン]の軍勢、合わせて1000万が揃い踏みしている。
【テレポーテーション】できる者らが何度も往復して、ここに集結した。
“侍王 清虎”の“長男 政虎”と“次男 晴清”の姿もある。
更に、全員ではないが[隠密隊]も訪れていた。
隊長は、[黒猫の半面]を装着している男性だ。
“影”と呼ばれている。
なんにせよ。
清虎がヒーゴンとチークゥゴンの200万ずつを率いることになった。
ヒーゴンの300万は政虎が、チークゥゴンの300万を晴清が、指揮する。
……、翌朝。
国境を越えた。
そうして、政虎は西方領に、晴清が東方領へと、向かってゆく。
総帥は、南方領の攻略を行なう。
この400万のなかに、紫蓮なども含まれている―。
To Be Continued・・・・




