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仲良しー1
ーそれから1週間後ー
「あ、!碧音!お待たせ!」
「もう!歌遅いよ!ずっと待ってたのにぃ!」
「ごめんごめん、仕事長引いちゃってさ……」
「許す!今日もお疲れ様...♪*゜」
「ありがとう!」
あれから毎日の様に海辺によって碧音と他愛ない話したり歌ったりしている。いつの間には碧音と仲良くなっていた。碧音の事は実はそこまでよく知らない、東京のどの辺に住んでるとかどんな仕事をしているとかいつもはぐらかされる名字も知らない。それでも何故だか、聞かなくてもいいような気がして、不思議と、前から会ったことあるような、そんな感覚に包まれた。
「歌!」
「わっ!」
「さっきからどうしたの!ぼーっとしちゃってさ」
「いや、別に……」
「もー、、あんま抱え込んじゃダメだよ!」
「ありがとうね……」
「さっ!お話よしよ...♪*゜」
「うん!」