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目覚め-9

「光?あっ、光!こっちだよ。」

香が光に手を振る。光は香に気がついて、駆け寄ってきた。

香はニコッと笑う。

この日をどれだけ待ったか。久しぶりの光とのデート。香は胸が高鳴っていた。

「よ。入場券買いにいこうぜ。」

「うん。」

香は光と手をつなぎ、入場券売り場へ行った。機械に光が5000円札を入れる。光が画面に大人と表示されているところを2回軽く触れる。すると、入場券大人が2枚機械から出てきた。少し遅れて、おつりが出てくる。光がそのおつりを財布にしまいこんだ。

「よし!行こう。」

香と光が入場口から中に入ると、そこは別世界だった。

「まず、何からにする?」

「う〜〜〜ん。やっぱ最初はジェットコースター!!」

「・・・おまえなあ。はじめから絶叫系かよ。」

「いいじゃんいいじゃん。細かいことは気にしない気にしない。」

光はしばらく考えるそぶりを見せた。

「・・・ま、いっか。わかった。ジェットコースターに乗ろう!」

香の顔から笑みがこぼれる。それが、ピンク色の服とあっていた。

「やった。じゃあいこ。」

香は光の手をしっかりと握る。そして、ジェットコースター乗り場に移動した。

ジェットコースターに乗りこむと、しばらくして、ベルがジリリリリと鳴った。これは、香が何度も聞いたことのある開始の合図だ。

ジェットコースターがゆっくりと上に上昇していく。光はこういう絶叫系が苦手でジェットコースターが一番高いところまで行って今にも勢いよく落ちるというとき、目を閉じていた。

香は光とは違い、結構好きなので目を閉じない。

そして、ジェットコースターが下に落下しだした。

「ワーーーーー!!」

周りには人が2、3人ぐらいしかおらず、絶叫している声のボリュームは小さかった。

香は、このスリルがたまらなくジェットコースターがすきだ。

まず、輪を描くようにジェットコースターがぐるりと1回転して、右に左にと大きいカーブをする。そしてさらに、3回転ほどする。ここが一番スリル満載で楽しい時だった。つぎに右へ小さくカーブし、また一回転。最後に2回転と左に小さくカーブをして終わりだ。

「あー楽しかったーー。」

香はだいぶ満足のようだったが、光は少しテンションが落ちたようだ。

「次いこー!」

「ん、あぁ・・・。次はどこにする?」

「えーとじゃああそこがいい!!」

香は、メリーゴーランドを指差す。

光は助かったと思っているようなホッとしているような表情だった。

「じゃあいくか。」

と、この時、後ろにある男がいた。

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