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サイキッカーの異世界調査録(サーベイレコード)  作者: TOMA
第1部 異世界グラスティアの異変 第1章 アルミナ編
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第2話 ディアーナ <後編>

 ディアーナは、俺の提案に対し、しばらく考え込んだ後、

「たしかにー、私一人で原因を調べるのは限界を感じていたのでー、手伝っていただけると助かるんですけどー、よろしいのですかー? 別に気にせずに、自由に暮らして貰ってもよいのですよー? 出来うる限りのー、支援もしますしー」

 と、頬に指をあて、首を傾げながら言ってくる。


 そんなディアーナに対し、肩をすくめてみせる俺。

「なんというか……俺は、目的もなくただフラフラするより、目的に向かって試行錯誤しながら突き進んでいく方が好きなんですよ」

 もちろん、可能性を高める為というのが一番大きな理由だが、何の目的もなくフラフラとうろつくよりも、何かの目的をもってうろつく方が、俺の好みだからだという理由もあるので、そう告げる。


 もっともそんな風に、目標に向かって突き進んでいった結果が、地球でのアレなんだが……ま、まあ、今度は死なないように気をつけるとしよう。


 ……おっといかん、思考が脱線してしまった。

 これ以上脱線しないように、俺は一呼吸置いた後、腕を組みながら改めて続く言葉を紡ぐ。

「――なので、原因を調べるという目的を得られるのは、実は願ったり叶ったりという奴なんですよ」

 俺の言葉を聞いたディアーナは、そういう事ならばと納得し、笑顔で、

「でしたらー、是非よろしくお願いしますー。私は地上に降りてー、直接人々から情報を収集するというような事は出来ないのでー、その辺をして貰えると助かりますー。あ、コミュニケーションに関してはー、この世界の全ての言語をあなたに刷り込んであるのでー、困らないはずですー。私の声もあなたの一番慣れ親しんだ言葉で聞こえているはずですよー」

 と、そんな事を言ってきた。


 ……そういえば、最初に全ての言語がうんぬんかんぬんと言っていたな。たしかにディアーナの言葉は日本語――正確には日常的に使われている外来語を含む日本語――に聞こえるな。


 まあ、『刷り込んだ』とか、なにやら深く追求したい単語も飛び出したが……とりあえず、これに関しては便利だし、特に害もなさそうなので一旦置いておくとして、それよりも気になるのは――

「ディアーナ様は、地上に降りる事が出来ないのですか?」

「いえー、降りる事は出来ますがー、先に述べた通りー、私は見る人のイメージによって姿が変わってしまいますー。そして、グラスティアの人々はー、私の事を女神のように扱っているのでー、『女神が降臨したぞー』みたいな感じで祀り上げられてしまってー、情報収集どころではなくなるのですよー」

 そう言って、心底嫌な事を思い出したと言わんばかりの表情で、大きなため息をつき、首を左右に振るディアーナ。


「あー、なるほど……そういう事ですか」

 たしかに、目の前に女神――正確には違うが、そう思われている者――が現れたりしたら、大騒ぎになるか。

「そんなわけなのでー、あなたもー、様づけとかしなくていいですよー」

「そうですか……?」

 ……いやでも、心の中でならともかく、さすがに言葉にする時に呼び捨てにするのはちょっとなぁ。うーむ……


「でも、やっぱりディアーナ様で」

 しばしの葛藤の後、結局そこに落ち着いた。


「呼び捨てでもいいんですけどねー」

 心を読んだかのようにそう言ってくるディアーナ。


 ……まあ、たしかに心の中では呼び捨てにしているけど、さすがに面と向かってだとなぁ……

「そ、そこは追々という事で……。で、そ、それはともかく、理由は納得したので、地上に降りたら、色々な人に話を聞いてみますね」

 そう言って強引に話の流れを変えた所で、俺は視線を眼下に広がる世界――グラスティアの大地へと向けた。


 そして、それ――グラスティアの大地を指さしながら、ディアーナに対し質問する。

「……ところで、どうやってあそこへ降りればいいのですか?」

「あー、えーっとですねー、真下に広がっている大地はー、実際にそこにあるわけではなくてー、私の力で地上の様子を映しているだけなんですよー。なのでー、グラスティアへ降りるのにはー、こちらを使いますー」

 ディアーナがそう答えつつ、右腕を正面へと伸ばす。


「そーい!」

 という、若干気の抜ける掛け声を口にしたかと思うと、右手を包むように六芒星の魔法陣が出現し、それと同時に右の掌から1メートル程度前方に、楕円形の渦のようなものが生み出される。


「降りる先はどういった場所がよろしいですかー? 強力な結界に護られている場所だろうと、瘴気に覆われた場所だろうと、海中だろうと、どこでも好きな場所に降りられますよー」

 と、渦――テレポータルというらしい――の方に右手を突き出したまま、そんな事を言ってくる。どうやら降りる先を自由に指定出来るらしい。……しかし、結界に護られた場所にすら降りられるとか、さすがは管理者というべきだろうか。


 もっとも、そんな所にいきなり降りたりしたら、色々と面倒な事になるであろうというのは、容易に想像がつく事なので、やるつもりはないが。

 さて、それはそれとして、降りる場所かぁ……


「情報が得られる場所……つまり、人の多く住んでいる場所でしょうか?」

「ふむー。となるとー、フェルトール大陸のイルシュバーン共和国ですかねー」

 そう言って、一旦渦を消すディアーナ。


 直後、眼下に見えていた楕円形に近い形状の大地が、縦長の形状の大地へと変化した。これがフェルトール大陸なのか?

「特に人が多いのはー、やっぱり首都のルクストリアでしょうねー」

 なんて事を言いながら、突き出したままの右手を左右に振るディアーナ。

 と、眼下の大地が拡大されていき、湖畔……というか、若干湖の上にまでせり出している巨大な都市が見えてきた。


 ……って、これデカすぎないか? 日本の地方都市並――いや、下手したらそれ以上あるぞ……?


 そのまま眼下の虚像は地面へと更に近づいていく。そして、それにつれて、徐々にその都市が思ったよりも近代的な造りである事がわかってきた。

 レンガ造りや土壁造りの建物が多いものの、日本の都市部の街角にある雑居ビルくらいの大きさの建物が結構建っている上、道もきっちりと舗装されている。


 更にそれらの道を、結構な数のバイクっぽい乗り物が走っているのも見えた。逆に馬などの騎乗動物の類は、見える範囲では確認出来なかった。

 ただ、バイクっぽいものがあるなら、自動車っぽいものもあってもよさそうだが、そっちはなさそうだな……


 その代わりなのか、いくつかの大きな通りには、路面電車――架線は見当たらないので、内燃機関の類で動いているのであろう――っぽいものが走っているし、都市の南側には大きな駅らしきものも見える。


 そんな風に文明が進んでいるかと思えば、湖の中心あたりに中世色の濃い城――古城かもしれないけど――があったりするので、なんとも不思議な感じではある。

 なんというか、いわゆる中世ファンタジー世界のその時代から、1000年くらい過ぎたかのような……そう、一番近い例えを出すとするなら、近代――産業革命後のヨーロッパといった雰囲気だ。


「この都市はー、人口100万を超えるのでー、情報を得るには良いのではないかとー」

 さらっとそんな事を言ってくるディアーナ。

 人口100万って……そりゃデカいはずだ。っていうか、確かに人は多いのだが、これではむしろ多すぎるし、街もデカすぎて迷いそうだ……


「確かに人は多そうですが……逆に多すぎて、いきなりここに降りても苦労しそうな気がします……。なにしろ、俺はこの世界の一般常識とかさっぱりわかりませんし」

 とりあえず、俺はそんな風に答えた。

「あー、なるほどー。それはそうですねー」

 先程の渦を生み出そうとしていたディアーナが、俺の言葉を聞いてその手を止める。


「ただ、情報収集には良さそうな都市ではあるので、一旦、人口が少なめな街に降りて、そこでこの世界についてのアレコレを確認してから、この都市を目指すのが良いように思います。――この都市の近郊で、人の少ない街とかありますかね? あ、出来ればなるべく人の目に触れない場所で」

「ふむふむー。それでしたらこの辺でしょうかー」


 眼下の虚像が南へと移動し、荒野を貫く一本の線路上にある比較的小さな街が見えてきた。

 ……おや? 街の近くに結構大きな森があるな。周囲は荒野なのに、ここだけ自然があるというのもなんだか不思議だ。


「ん? んんー?」

 不意に、そう呟くように言って首を傾げるディアーナ。

「どうかしましたか?」

「あ、いえー、なんだか次元壁の歪みを少し感じたのですがー、すぐに感じなくなったものでー。……うーん、気のせいかもしれませんがー、もしかしたらなにかあるかもしれませんのでー、一応心に留めておいていただけるとー」

 と、そんな事を言いつつ、突き出した右手を動かし、渦を生み出し始めるディアーナ。


 次元壁の歪み? 名前からすると次元の壁――つまり、世界と世界を隔てるものといった感じだが……

 まあ、よくわからんけど一応覚えておくとしよう。


 と、そんな事を考えているうちに、術式が完成したのか、

「テレポータルー、オープンー!」

 という声が聞こえた。


 声の聞こえた方を見ると、ディアーナの正面に生み出されていた渦が、水鏡のようになっており、そこに灰色の岩肌と、抜けるような青空が映し出された。


「これはー、夜明けの巨岩と呼ばれているものですねー。眼下に見える町――アルミナの町というのですがー、その町の近くに見えるあの森の中心やや東寄りの所にありましてー、普段はここまで人が来る事はありませんー。ここから町まではすぐですのでー、今言われた条件にぴったりかとー。まあ、岩から下に降りるにはー、テレポータルの出口から後方へ少し移動した所に設置されているー、昇降路を使う必要がありますがー」

 俺はその言葉を聞きつつ、テレポータルに近寄り、映し出されている風景に向かって右手を突っ込んで見る。

 すると、突っ込んだ右手は何かにぶつかる事もなく、そのまま向こう側に突き抜けた。


 ……ふむ。どうやらこれは映像や虚像の類などではなく、本当にその夜明けの巨岩っていう名前の場所と直接つながっているらしい。まるで未来の猫型ロボットが持っているなんとかドアみたいだな。

 

 俺がそんな感想を抱いていると、後ろからディアーナが問いかけてきた。

「どうですかー? ここで良いでしょうかー?」

 俺は右手をテレポータルから引っ込めてディアーナの方を向き、

「そうですね……ここで問題ないと思います。……あ、ところで、俺はこの格好のままで大丈夫ですかね?」

 と、告げた。……まあ、良いかどうかと言われても判断のしようがないだけなのだが。


 問題があるとしたら俺の見た目の方だ。今の俺の服装は、現代の地球――日本で一般的な普段着だ。

 日本では特に目立つような服装ではないが、異世界であるグラスティアではどうだか分からない。服装で目立ちすぎて、要らぬ誤解を招くのはなるべく避けたい。

 なにしろ、さっき都市を上空から見た時、人影も結構見えたけど、服装まではきっちり確認出来なかったからな……


「ううーんー、特に問題はないかとー。衣服――普段着に関してはあなたがいた地球という世界と大差はないですよー。ただまあ、戦いを生業とする人々の中にはー、その上に鎧……胸当てのようなものを身につけている人も少しはいますねー。まあ、なくても困らないんですけどー、あった方がー、少しだけですが安全性が増しますのでー」

 俺の服を上から下まで一通り見回しながら、そう言ってくるディアーナ。


 グラスティアの技術レベルや文明レベルが、地球と比較した場合どれだけ違うのか良く分からないが、少なくとも甲冑を鎧った騎士がいたりはしなそうだ。

 あと、交通機関や服飾に関しては、最低でも地球の近代ヨーロッパと同等レベルにまで技術的には発展しているようだし、他もそれと同等、もしくはそれ以上であると考えておこう。


「あー、ただー、グラスティアではー、異世界とか異界とかいう言葉はー、魔獣や霊獣といった危険な生物が住むようなー、邪悪な場所を指す言葉……という認識を持っている人が多くー、基本的に忌み嫌われていますー。またー、地域によってはー、あらゆる災いのもととしてー、禁忌中の禁忌である事すらありますー。なのでー、そこから来たー、とかは言わない方がいいですねー」

「え? そうなんですか?」

「先ほどお話したー、異世界へと繋がる門を生み出す研究でー、古の時代の文明を崩壊させるレベルのー、大規模な災厄を引き起こしましてー、それで一気に人々の間でー、忌み嫌われるようになりましたねー」

「な、なるほど……そういう事ですか。わかりました、気をつけます」

 ……良くわからないが、どうやら、昔とんでもない事が起きたみたいだな。ちょっと気にはなるが……ま、今は横に置いておくとしよう。


 それよりも、だ。異世界や異界といった言葉が、禁忌とされているような所もあるというのは、何気に厄介だな。うーん……この世界の人々と出会う前に、俺の『出身地の設定』を考えておいた方が良い気もするぞ……


 腕を組んで、設定についてどうしたものかとあれこれ思案していると、

「ソウヤさんー、これを持って行ってくださいー」

 と、ディアーナがいつの間にかその手に持っていた肩掛け鞄を、俺の方へと差し出してきたので、思案を中断する。


 ……そのままその鞄を受け取ってもよかったのだが、ここいらでサイキックを試しに使ってみるのもありか? と、ふとそんな風に思う俺。


 というのも、さっきディアーナが、俺の力が強くなっていると言っていたからだ。

 地球にいた頃は、この鞄くらいの大きさの物に対しては、『アレ』を使うのが無理だったんだよなぁ……。お陰でイマイチ使い道のない力だったんだが……

 ってまあ、それはともかく……早速、右手に意識を集中させ、見えない手で鞄を引き寄せる、というイメージを頭の中に思い描く。


 ……と、その直後、俺はその鞄の肩掛けベルトを右手で掴んでいる状態になっており、同時に、ディアーナの手から鞄が消えていた。

 よし、上手くいったぞ! 完璧だ!


「うわわー、凄いですねー。今のもサイなんとかという力ですかー?」

「そうですね。今のはサイキックの1つで、『アポート』と呼ばれるものです。前はこのくらいの大きさの物だと引き寄せられなかったので、たしかに力が強くなっていますね」

 俺は、はしゃぎたくなる気持ちを抑えて冷静にそう説明する。……はしゃぐとなんか引かれそうだし。


 ともあれ、アポートが成功したならもう一つの方も問題なく出来そうだな。

 というわけで、左手で鞄を下から持ち上げ、

「ちなみに、こうすると……」

 と、呟きながら、鞄がディアーナの右手にあるイメージを頭の中に思い描く。


 すると、今度は俺が手にしていた鞄が、瞬時にディアーナが手に持っていた時の位置へと、寸分の狂いもなく転移する。

「おおー! これもアポートっていう奴なんですかー?」

「まあ、原理的にはほぼ同じですけど、こっちは『アスポート』って言われる事が多いですね」

 予想通り、アスポートの方も上手くいったか。この感じだと、他のイマイチだったサイキックもかなり強化された状態で使えそうだな。あとで色々試してみるか。


「なるほどー。なかなか面白いですねー。とまあ、それはさておき、改めて受け取ってくださいー」

 そう言ってディアーナが鞄を持った手を伸ばしてくるので、今度は普通に手で受け取る。

「それは次元鞄という代物でしてー、その中にいくらでも物を入れておく事が出来るんですよー。ちなみに、ある程度までなら鞄より大きい物でも入りますよー」

 と、鞄について説明してくるディアーナ。


 なんというか……これまた未来の猫型ロボットが持っている、なんとかポケットみたいだな。

「使い方ですがー、入れる時は普通に中に放り込めば大丈夫ですー。で、取り出したい時はー、鞄に手を突っ込んでからー、取り出したい物を頭の中で思い浮かべてくださいー。というわけでー、とりあえずこのオーブで試してみるといいですよー」

 そう言って、オーブをどこからともなく取り出すディアーナ。


 俺はそのオーブを再びアポートで引き寄せると、そのまま鞄の中に放り込む。

 鞄の重さは放り込む前と変わっていない。また、鞄の中を除いて見るも、何もはいっていない。どこかへ消えたらしい。


 続けて鞄に手を突っ込んだまま、先程のオーブのイメージを頭の中で描く。

 すると、その直後に手の上に重みを感じる。

 鞄を覗いてみると、たしかに手の上にオーブが乗っかっていた。

 うーむ、まさになんとかポケットって感じだな。物を大量に、しかも重量を無視して持ち歩けるというのは、実にナイスだ。


 と、そんな感想を心の中で抱いていると、

「その鞄の中には他にもー、この世界について色々書かれている本とー、イルシュバーン共和国で使われているお金をある程度とー、水を入れた水筒とー、霊幻鋼製の剣、それとー、聖天の守護印も入れておきましたー。ご自由にお使いくださいー。あ、あと、さっきのオーブはー、神聖な魔力――陽の側の霊的な力に満ちている場所に置くとー、私と会話する事が可能になりますー。聖域とか神殿とか祠とかー、そういう場所で使ってくださいー。ちなみにー、このテレポータルの出口である夜明けの巨岩もー、そういう場所の1つですー」

 そうディアーナが告げてくる。なるほど、さっきのオーブはディアーナとの連絡手段になるのか。


 それと、いくらサイキックが使えるとはいえ、丸腰かつ無一文というのは少々厳しいので、お金と武器が貰えるのは、実にありがたい。


「ありがとうございます。大事に使わせて貰います」

 俺は、ディアーナに対してお礼を述べると、テレポータルの方を見る。

 そこには、先程と変わらず灰色の岩肌と、抜けるような青空が広がっていた。


 よし……行くか!


 俺は心の中で決意した後、ディアーナに対して声を発する。

「――では、そろそろ行きますね。何か有力な情報が得られたり、気になる事があったら連絡します」

「はいー、お気をつけてー。連絡、お待ちしていますー」

 そのディアーナの声を聞きながら、テレポータルの方へと足を踏み出す俺。


 さて、俺が本来生まれるはずだった世界というのは、どんな世界なのだろうか。そして、何が待ち受けているのだろうか。

 地球のあいつらには悪い気もするけど、その事を考えると、俺は楽しみで気持ちが高揚していたりするんだよな、何気に。

そんなこんなで、ようやく謎の空間から異世界の大地へと足を踏み入れます。

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