童貞VSパリピその2
ー俺は唖然としていた。
これだけ綺麗な笑顔をいつぶりにみただろう。
そんな事考えてる場合じゃない!
頭を振って、素早く立ち上がった。
「近い!馴れ馴れしいんだよ!お前俺と仲いいわけじゃないだろっ!!何で俺にそこまで絡むんだよ...」
思いをぶちまけてしまった。荒れる息遣いのせいで上手く伝えられたか分からないが...
「理由かぁ...中学が一緒だった。からじゃダメ?かな。」
照れくさそうに彼女は笑いながら答えた。
てへへへっじゃねぇよ!
クソォ可愛い、、このままじゃ俺が暴走してしまう。
取り敢えず時間が時間だ、早く帰ってもらいたいんだが。
「まぁ理由はなんでもいい。とりあえず今日は帰ってくれないか?もう時間も時間だ。何よりお前と話すのが疲れた。」
これで帰ってくれなければ俺は意地でも家に戻ってやる。
恨めしい顔で彼女を見ようとしたが...顔が可愛いので直視できず下を見てしまった。
俺はカスかっ!
心の中で嘆きながら彼女の返答を待った。
彼女は少し考える素振りをして閃いたようにこう言った。
「ならっ!連絡先交換しない?
それなら帰ってあげる!」
彼女は得意げに言った。
まぁ、それぐらいならいいか...
俺はそう思い携帯を出した。
「ん、じゃあ帰ってくれ、わざわざ家まで来てくれてありがとう。」
彼女は満足そうな顔でこう言った。
「ありがとっ!あ、あと私の名前は和泉あかりね!あかりんって呼んでねっ」
ウィンクしてんじゃねぇよ、呼ばねえよ。
「そうそう!知らないと思うけど私の家向かいのマンションだから!颯汰君の部屋2階だよね?いっつも電気ついてるからさ分かっちゃった!」
怖っ!逃げられねぇじゃねぇか!何で見てんだよ!
「それじゃぁ今日は楽しかったよ!中学の頃とは少し違ったけど、、やっぱり颯汰君おもしろい!」
「それじゃっ!またねっ」
彼女そう笑いながら手を振って去ってった。
嵐が通り過ぎたみたいだ...
彼女背中がみえなくなった。
「よっこらしょ」
俺はおじいちゃんかよ...
そう思いながら肩を落とし部屋に戻った。
またねっ、、か、
久しぶりに聞いたなそんな言葉。
アイツの笑顔可愛かったな。
そんな事を思いながらゆっくりと椅子に座って携帯を見た。
「颯汰君!楽しかったよ〜♪また話そうねッ」
もう送ってきてんのかよ。
だけど、可愛い...!
そう思いながら
「俺は楽しくなかった!出来ればまた話したくない♪」
こんな感じで良いか。携帯をそっと閉じた。
ん、俺なんで外に出ようとしたんだっけ。
あっジュース!もっかい買いにでてくるかて
ジュースを買って彼女の事を考えながら自販機にすがり1口飲んだ。
ん、今日は特別美味しく感じるな...
これもアイツのせいか。
「あかりん、ね」
そう呟き、ジュースをもう一口飲んだ。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
最後の方が雑になったのかな?って思いが若干残りつつの話になっちゃいました笑
あかりんのキャラ好きですけどねぇー
主人公の童貞キャラがなぁって笑
次回頑張って書きます!