積極的&あざとい&ヤンデレ
はぁ、どんな事聞かれるんだろう。
「タコさんって童貞ですよね?」とか
「タコさんって何でブサイクなんですか?」とか
「いつ死ぬんですか?てか死にましょう!」とかか?
いや最後のもはや質問でも何でもないだろ。
ただの自殺教唆じゃねーかよ...
などと有りもしないような妄想でアユの「質問」とやらを待っていたが、どうやらアユも質問する内容でも決めたのかやっと口を開いてくれた。
「じゃー一番最初に思ったことなんですけどー
何でこんなにタコさんゲームにハマってるんですか??」
俺はその質問に対してすぐに返答を返した。
「皆とゲームするのが楽しいからだよ。」
するとアユは「えっ!」と声を上げた。
「もータコさんって積極的なんですね!アユとゲームするのが楽しいなんて♪これから2人だけでゲームする時間作りますか??」
いやいや彼女は何を言ってるんですかねぇ。
彼女の脳内変換機能はどうやらバグっていらっしゃる様だ。
「いやいやアユちょっと待てよ。別にアユだけじゃないぞ。ノメさんやフニさんとゲームするのも楽しいし
ユウナやハルさんとするゲームも最高だぞ!」
するとアユは、まるで小学生の様にいじける様に
「何でですかぁ。そこはアユとやるゲームは特別に面白いよ!とか言ってくださいよ~。タコさんモテないって察しがつきますよ~。」
アユは「もういいですっ」と拗ねて次の話題に移ろうとした。
「それじゃそれじゃタコさんの好きな人のタイプ教えてくださいよ~。」
好きな人のタイプか~。
よく昔から理想高いとか言われたな~。
俺は中学の頃を思い出しながら答えた。
「好きなタイプはね。顔が可愛いのは絶対として、色が白くて、目が二重で、よく話してくれる人が好きかな!」
やっぱり色白が最高だよね!よく性格を第1にするとか言う人もいるけど性格悪くてもそのうち治せるし!
美少女最高!
俺が勝手にテンションを上げているにも関わらず
アユは冷たい一言で俺を殺しに来た。
「へぇ~。タコさんは人にそれだけ求めれるほど自分に自信があるんですか?」
「無いです。すいません。調子乗りました。
自分の事を一番愛してくれる人が一番好きです。
ほんとすいませんアユリさん。」
怖いよ!アユさん怖いっ!
しかしアユは口調を元に戻して
「まぁタコさんが今言った好きなタイプの条件私に全部当てはまりますけどねっ♪」
「クスッ」イタズラめいた笑い方をし
俺がその事について答えを求めるのを拒むかのごとく
新しい話題を振ってきた。
「あ、それとそれと。タコさんはユウナさんやアカリさんの事どう思ってるんですか?気になります。」
俺は少しの間悩んだ。
実際どう思ってるのだろうかと考えたらどうなんだろうな。まぁ二人共同い歳で俺と仲良くしてくれる良い奴らだしなぁ。
「いやー二人共イイ奴だよ。アカリはわざわざ不登校になった俺の家まで来てくれるしユウナもなんだかんだ話すると楽しいしね。」
アユは何かに驚いたのか恐る恐ると言った感じでこう言った。
「タコさんって不登校なんですか?」
言った事無かったっけな、
まぁ隠すような事じゃないし気を使われるのも嫌だから答えとくか。
俺はアユに気を使わせないようにわざと明るいテンションで答えた。
「そうだよ。まぁ両親が亡くなってさー。ゲームにハマったのも不登校になってからだったし。
全然アユが気を使う様な事じゃないよ!ほんとに!」
しかしアユは、さっきのテンションとは裏腹に
寂しそうな声で
「タコさんもそんな出来事があったんですね。」
と言った。
『も』?って事はアユにも何かあったのか?
あんまり聞いていいような事じゃないきがするのだが...
俺は少しの間迷ったが、もしアユが悩みや不安を抱えてるのであれば協力したいと思い
俺はアユに優しい声で聞いた。
「アユも何かあったん?辛い事あるなら聞くけど大丈夫か?」
するとアユも湿っぽい声で無理矢理明るく振舞っている
といった様子で答えてくれた。
「いえ、私も過去にお兄ちゃんを亡くしたんですよ。
いつも一緒にゲームで遊んでくれたりしてて。
それでお兄ちゃんが亡くなった後、お兄ちゃんとの思い出のゲームばかりやってて。」
アユはそこまで言うと少しだけのマイクを離して
泣いていた。
そうか。アユも俺と少しだけ似ている。
だからその分アユの気持ちが痛いほど伝わってくるし、
どうにかしてやりたいと思う気持ちも強くなってくる。
今まで頼っていた存在が消えると何に頼っていいか分からなくなるもんな。
俺はアユに「大丈夫か?」とだけ言った。
するとアユも、元のテンションに戻りマイク近づけた。
「もーせっかくタコさんとの楽しい会話が
悲しい会話になったじゃないですかー!」
アユは笑いながら続けていった。
「今こうしてタコさんと話しているとお兄ちゃんと話してるみたいで楽しいんですよ。
アユの話を聞いてくれる歳上の人ってタコさんしかいないですしね。それに少しだけお兄ちゃんに声似てますし...」
俺もテンションを戻し明るい口調で口を開いた。
「俺だって好きで話を聞いてるわけじゃねーよ!
アユが何でもかんでも駄々こねるから仕方なく聞いてるだけだけ。」
するとアユも笑いながら
「ならこれからも仕方なくアユの話を聞いてくださいね?」
とマイクをさらに近づけてまるで耳元で囁いてるかのごとく吐息混じりに言った。
まぁ本当は仕方なくじゃなくて楽しいからなんだけどね。
口には出さず心の中でそっと呟いた。
「てゆか、話しとる内にそこそこ時間たったなー。
徹夜するんだろ?これから何するか決めてるのか?」
しかしアユは全て計算済みのようで新たな話題を考えていたらしい。
「そうですね。
質問をもっとしようとおもったんですけど忘れちゃったので次のは『もしもゲーム』でもしましょう♪」
俺は戦慄した。
もしもゲーム...だとっ?
最後まで読んでくださりありがとうございます。
受験勉強を全くせずに
周りがする中なんとも言えない気持ちで日々を過ごしています。
ただ、小説を書いてる時読んでいる時はは小説の世界に入り込めるので幸せですね。
皆さんが僕の小説に入り込めるように努力致しますのでこれからもよろしくお願いします。




