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ハンドレッドシール  作者: ブンブン
第1章
2/2

WDT

「風太郎、お前変わったなー昔は、にーちゃんにーちゃん言ってたのによ~」

風太郎は顔を強ばらせて言い返した。

「ガキの頃の話だろほっとけクソ!」

龍貴は笑顔でこう言った

「お兄ちゃんを糞呼ばわりするのは、良くないな~お兄ちゃん関心しないぞ」


バタン!!(扉が開く音)

そこには隣の部屋のおばさんが...

「桜塚あんたさっきからドタドタうる…なんだい?この部屋の荒れようは。」

すると龍貴が

「こんばんは、風太郎の兄の龍貴です。

お騒がせしてすみません。先程までちょっとした兄弟喧嘩をしてまして…」

おばさんはニヤニヤしながらこう言った。

「いえいえ、こちらこそいつも弟さんには、お世話になってましてね。」

風太郎は、不機嫌そうな態度でおばさんを部屋から出した。


「それでやるのか?さっきの続き..」

風太郎がそう言った。すると龍貴が

「やらないやらない。別に僕を倒さないでも、1発でも入れば合格だからね。」

風太郎は不機嫌そうにもこう言った。

「なるほどで龍貴はWDTのもんなんだろ?」

「さすが僕の弟、察しが良いなあ、僕はWDT日本支部の隊長だよ」「よく分からんから聞きたいんだが、WDTってなにすんだよ?」

「それは、9月1日に、東京ドームで説明するよ。じゃ、僕は失礼するよ。あとこれハイ」

龍貴は風太郎に鍵を投げこう言った

「○○○ホテルの鍵だ、とりあえず9月1日までは、そこで過ごして、この部屋もWDTで片付けておくから、そこのとこは、安心していいよ。それじゃ!」

龍貴は、瞬く間に夜の街へ姿を消した。


「おい!待てよ!……でもこれって部屋代ガス代その他諸々浮くんじゃね?ヤッター!」


そして時は流れ



9月1日 東京ドーム


某ホテルにて

「着替えと歯ブラシがあれば後は、どうにかなるだろ」


東京ドームには、風太郎以外に4人の人達がいた。

すると見るからに中学生くらいの男が、話かけてきた。

「あんたも合格したの?せいぜい俺の足を引っ張らないよう頑張ってね。」

風太郎は、顔を強ばらせて言い返そうとした瞬間、髭の長い爺さんがこう言ってきた。

「そう怒らんでくれたまえ、あれでも健心は、高校生じゃ、頭が悪いのじゃよ。

それと、わしは、春水これからよろしく頼むぞ」

風太郎は呆れた顔で

「は、はあ。」

すると坊主の男が、

「俺は、冥。俺と健心は、春水さんの元で武術を教えてもらっていた。これからなにとぞよろしく頼む。」

「おう、こっちこそよろしく。」

(なんだ皆意外と話しやすいな)


そして、龍貴と見覚えのある男がきた。

龍貴は、マイクを手に取りこう言った。

「今日、集まってもらったのは、俺が急募をかけ、その中から厳選したメンバーだ。これからWDT総隊長から挨拶をしてもらう。

それでは総隊長」


男はマイクを片手にこう言った

「私の名は、アレックス。木のパラディンだ!!」


(第三次世界大戦の英雄じゃねえかよ…)


驚きが収まらない内にアレックスは喋り出した

「あまり長い話は好きではないので手短に話す。

先程、龍貴が言ったようにお前らは選ばれし日本人だ!

それと、WDTは、日本以外にもほか三カ国に声をかけた!!その国とは、我が母国アメリカ、イタリア、スペイン、それに日本!!

これら4つの国を集めたのは、他でもない!今世間を騒がせてる3人の悪党パラディンを倒すためだ!!

その名もHumanヒューマン extinctionエクスティンクション

彼らは極あk…なんだ?」


するとみるからにSPみたいな男が

「すいません、先程、マイク殿からアメリカに襲撃が来たとの連絡をうけました。どうなさいますか?」


アレックスは、悔やんだ表情でこう言った

「龍貴、こいつらを今すぐヘリで向かわせろ、俺は、【テレポート】の能力で先にアメリカに行く」


「分かりました。」


「お前らまた後で会おう。それでは」


アレックスはその場から一瞬で消えた。

すると龍貴が

「迎え用のヘリが来たら、俺達もアメリカへ向かおう。」



ヘリの中



「冥」

「なんだ?金髪」

「その呼び方やめろなんか腹立つ、俺は桜塚風太郎だ。

それとあの全然喋んない奴いるやん、話しかけてみてよ」

風太郎は黒髪の男を指差す

「やだよ、お前がやれよ」

「ムリムリムリムリ!陰キャっぽいじゃんマジきびーって!」

すると健心が

「金髪ーじゃあ僕が話してみるよ」

「金…じゃあ頼んだ」

健心は黒髪の男の方へ歩いていった


すると健心は

「ねえ、あんた童貞?」

冥と風太郎は同じことを思った

(何言ってんだアイツはー!!)

すると黒髪の男は

「あ、ううん、違うよ。僕は水野達也よろしく」

風太郎は目の色を変えてこう言った

「お、お、お前奥手そうな顔してやることやってんのか!?」

すると達也は

「うん、この仕事から帰ったら嫁と二人の子供が待ってるんだ」

「な、な、なんだとーー!?」

すると冥が

「水野って言ったな妻の名前は、唯か?」

「うん、そうだよ。なんで知ってるの?」

「そいつ俺の従姉妹だぞ」

「へえーそうなんだ世界は狭いものだね」

達也はニッコリ微笑んだ


そして健心がニヤニヤしながらこう言った

「なあ金髪その動揺の仕方、お前、童貞だろ?」

ギクッ!

「あーそーだよ!悪いか?このチビ童貞」

「は?僕、童貞じゃないし今朝も奈々とハッスルしてきたとこだし!」

「嘘はよくねーぞクソガキ」

すると冥が呆れた顔で

「風太郎、嘘ではないぞ」

すると健心が嬉しそうに

「ほーら!バーカバーカ!クソ童貞」

と言ってきた

「くそ!はらたつ、あ、そうだ!冥!お前はどうなんだ?」

「息子が一人いる」

ガーーン

(こんなかで童貞おれだけかよ…)

「その歳で童貞とかなんなの?いつまで守り抜いてんの?まじお前こそ陰キャだろ」

健心はそう言って笑い続ける。

「うるせえ!童貞も守れねえような奴に何が守れるってんだ!

ホント!リア充バ○ス!マジバ○ス」

すると達也が

「まあ、落ち着いて風太郎、いつかいい人が見つかるよ」

「グスン…ありがとな。ところで達也さん、あんたの妻可愛いのか?」

すると達也は照れながらもこう言った

「え///いやうんそうだね///凄く素敵な人だよ」


すると冥が「これ写真な」といい写真を見せてきた


風太郎は驚いた顔で「俺のバイト先の店員だ、そういえば水野ってシフト表にいたような気がしなくもない」と言った

健心は笑いながら「まあ、落ち着いて風太郎、いつかいい人が見つかるよ」と言ってきた。

風太郎は目の色を変えてこう言った

「お前が言うと腹立つんだよ!ボケこら!」


すると運転席の龍貴がこう言った

「そろそろつくから大人しくしてろー」

「そうだ!龍貴!お前は俺の仲間だよな!?」

「お前、俺に赤ん坊できたの知ってんだろ?」

「そうだったー!……じゃあじいさんは!?」

春水「わしは、孫までしっかりおるわい」

風太郎は心の中で^早く卒業しよう^と思ったのだった


龍貴「お?見えてきたぞアメリカ」

風太郎(おいおい、まじかよ...ニュースでしか見たことないけど、マジで焼け野原じゃねぇか)




赤いフードの男(クソ…またあいつらの仕業か)

「クリスさん奴らがまた動いたようです。」

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