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幕間 これまでの主要キャラ紹介

ここまでの主要人物の簡単な紹介になります。

【 魔王 】


 本作の主人公にして世界に唯一の魔王。本名不明。

 年齢はおおよそで二一六歳前後。封印期間もある為詳細は本人にも不明。

 種族は特殊で、【人型上位種・魔王】となる為人族とも言えるしどこにも属さないとも言える。

 外見は十六~十八歳位の長い紫の髪色をした目鼻の整った可愛らしい女性。髪に癖はないが後ろに伸ばされた髪は若干ウェーブがかかっている。

 肌は色白でスラリとしてスマートなスタイルをしている、バストサイズがAな事がコンプレックス。

 身長は一五四センチ。

 普段は濃い紺色と白のツートーンで作られたフリル付きのワンピースに、冒険者用の皮のロングブーツという格好をしている。


 性格は若干押しに弱く、頼まれると断れないタイプ。しかし魔王である事にプライドがないわけではない。

 メイドから常々威厳を持てと言われているのが悩みの種。

 基本的には平和主義者だが、必要があれば力を行使する事には躊躇しない。

 勇者という存在に関しては、不倶戴天の敵と言うよりは、お互いを高め合うためのライバル的な存在として認識している。

 色々な知識を有してはいるが、大体が書物などから齧ったものであり、実体験からくる知識は少ない。

 家事炊事など、生活面はメイド任せのため壊滅的。


 無限魔力という特殊能力を持っており、戦闘能力は高く、特に魔法を使った遠距離戦、広域戦闘に置いては比類なき強さを発揮する。

 反面、これは本人の技量不足によるものだが、精密な魔力操作やピンポイントを狙っての攻撃など、細やかな事が苦手。

 また、これも本人の怠慢によるものだが、肉体強化の魔法を苦手としており、近接戦闘を行われると非常に脆い。

 しかし上記二つとも修練次第で魔力さえあれば補えるものであり、実際のスペック的には他の追随を許さない圧倒的能力を持っている。



 【 メイド 】


 魔王に付き従う従者。こちらも本名不明。カミオには『氷の姫君』と呼ばれていた。

 年齢不詳、過去の大戦時から前魔王に仕えていた事から察するに少なくとも三百以上と考えられる。

 種族は本人曰く人族らしい。

 外見は二十歳前後の黒髪を後ろで一本に結った美しい女性。バストはBカップ、本人は特に気にしていない様子。

 身長は百六十四センチ。

 特徴として常に目を閉じており、基本的に開く事は無い、これは彼女の蒼い瞳が『冷血の魔眼』と呼ばれるもののため。

 自由にコントロールできるが、それまでの間に目を閉じて生活していた期間が長く、今では目を閉じている方が周りがよく分かるから、という理由で目を閉じている。ちなみに目の代わりをしているのは周囲に対する魔力感知であり、メイドは全方位に約二百メートル範囲で感知する事ができる。

 普段は白と黒のフリルのついたメイド服を着ている。


 性格は冷静沈着そのものだが、全魔王に関する話題、現魔王の教育方針等を語る時は熱が入る。

 ある意味前魔王、現魔王至上主義であり、そこにはある種の狂信が見られる。

 魔王との関係は主従もあるが、魔王誕生時から世話をしている事もあり、親子のような近さの距離だったりもする。

 知識は魔王以上に深く、魔王の知らない事を知っている事も多い。

 魔王の世話から家事炊事全てを一人でこなしていたので、家事スキルは一流。趣味は魔王いじり。


 戦闘力では、過去の大戦時に前魔王を支え続けただけあり、極めて高い。

 無限では無いが大量の魔力を有する上、魔力を消費せず凍結の効果を起こせる魔眼を持つため、中遠距離での魔法も使え、更に近距離では肉体強化と魔眼によるピンポイント攻撃も可能であったりと隙が無い。

 現状の魔王であれば問題なくいなせるが、スペックを遺憾なく発揮できるようになれば、相手にもならないだろうと自覚している。

 得意属性は氷。



 【 カルヴァリア・エルデリス 】


 通称カル。

 魔王城に突然現れた冒険者。

 年齢は二十二歳。

 種族は人族。

 外見は金髪で細い切れ長の目をした美形でスラリとした長身、表情は微笑んでいることが多い。

 身長は百七十六センチ。


 性格は飄々としており、腹の底を伺わせないフシがある。

 何事にも狼狽えない性格だが、お金には若干うるさい。

 一人で冒険者をしていただけあり、実は隠れ家事スキルマスター。


 戦闘能力は魔王、メイド程ではないが高く、冒険者ギルドでも世界に十人しか許されない最高ランクの十を除けば、実質最高ランクとなる九の位置にいる。

 特殊な体質をしており、任意の相手から魔力を奪い、それを自分のものとする事ができる。

 その吸収できる容量も膨大で、魔王の魔法を受けても平然としていた。

 しかしその反面、魔法を扱うことが出来ず、例外として肉体強化の魔法だけが使えるようになっている。

 その為カルの戦闘能力は相対する相手によって大きく変化する。

 魔王のような魔力を膨大に持つ者相手なら、吸収する事によって強力な肉体強化を行う事ができる。

 逆に魔力の無い相手だとあまり吸収できず地力での勝負になることもあるようだ。

 得意とする獲物はナイフ・ダガー。



 【 リズレイン 】


 通称リズ。

 最近魔王に仕える事になった元非合法奴隷。

 年齢は十八歳。

 種族はダークエルフと人族のハーフ。

 外見は浅黒い肌に金眼と肩口で切り揃えられた銀髪の美少女。バランスの良いスタイルをしているが、バストはCと三人の中で一番大きい。

 身長は百五十五センチで魔王とほぼ変わらない。


 性格は大人しめだが、流されやすいという訳ではなく芯はしっかりとしており、時にはメイドに反論する等強気な態度を見せる事もある。

 奴隷から開放してくれた魔王を心から敬愛しており、魔王をいじるメイドやカルと希に衝突することがある。

 奴隷時代にやらされていた事もあり、家事スキルはそれなりに高い。


 戦闘力は並といったところで、あまり高くはない。

 ダークエルフの血を引いているためか、植物系の魔法の適性が高かったり、弓や小剣の扱いにセンスがあるなど、磨けば光るものが多く有るとメイドは評価している。



 おまけ【 カミオ 】


 魔大陸の第二都市メルウスの議会の代表を務める初老の男。

 年齢不詳、全魔王時代からのキャリアを考えると四百歳以上か。

 種族は珍しい悪魔族。

 外見は肩に小鳥を乗せた優しげな初老の男性、身長は百八十六センチ。

 しかしその男性の身体は擬態であり、本体は肩に乗った小鳥の方である、がそれも魂のある場所ではなく、彼を殺すのは不可能とされている。

 

 性格は落ち着いており、戦闘を好まない。

 弁論や論争に長けており、それを活かして全魔王時代には魔王の側近として仕えていた。

 戦闘能力に関しては未知数。

矛盾点などありましたらご指摘下さい、お待ちしております。

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