表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
炎のクリハ懲悪所  作者: 海野いか
一 炎の拳とミヨ
PR
13/22

怪しい

『うわぁ~!いろんな本があるんですね』

「じゃあ、このフロアにミヨが読みそうな本が沢山おいてあるから、このフロアにいててくれ」

『了解しました!』

「おう!すぐ戻ってくるからな」

 クリハはそういうと三階のライトノベル・マンガ売り場へエスカレーターに乗って行った。

『うーん、どの本にしましょう……』


「なんかミヨにあんな表紙のラノベ買ってんの見られたら恥ずかしいしな」

 クリハは苦笑いした。

「欲しい本が無かったことにするか……」

 そう小声で言いながらライトノベルの新刊コーナーへと歩いた。

「お!あったあった」

 クリハは二冊の本を手にとってレジへ向かった。「ポイントカードはお持ちでしょうか」と聞かれる前にポイントカードを財布から取り出した。

 クリハはお金を払い、レジ袋をカバンにしまってエスカレーターでミヨのいる二階へ降りた。


『この本が欲しいのですが……』

 その手には東野圭吾の作品が一冊握られていた。

「おお、いいね!この本は母さんも持ってなかったはずだ」

『では、お会計お願いします』

 ミヨは本をクリハに両手で差し出した。

 クリハはまたポイントカードを素早く出し、ミヨの本の全額をポイントで払った。

「ほい」

 クリハは本をミヨに手渡した。

 ミヨがクリハの袖を引っ張った。

「なんだ?」

 ミヨは小声で言った。

『あの人、怪しくありませんか……』

 ミヨが指さした人は黒いパーカーのフードをかぶっていた。その人は二冊の本を持ったまま。本棚の周りをウロウロしている。

「確かに怪しいな」

 クリハも小声で言った。

『今こそ、正義のあの炎の拳を使う時ですよ!』

「そうだな」

『しっかりチェックしましょうね!』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ