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第一話 森のエルフ。傍らに天才

 涼しい風が頬を撫でる。


十七夜はその風に呼び起こされるように、うっすらと瞳を開けた。

そして物凄い勢いで飛び退いた。


「死んだかと思ったわ。ま、息してるし心臓も動いてるから、死んではいないと直感してたけど」


「な、なんでお前が…!」


そこには桃野姫華が居た。

 先程同様に学校指定の制服を着こなしている。大学で指定制服があるのはかなり珍しく、意外と黎明大学の制服はオシャレである。コスプレショップ何かではたまに見かける程度には人気だ。

 男子はブレザータイプ、女子も同様だが、男子は茶色、女子は紺色となっている。女子はスカートの丈が少し短くなっていて、改造制服風味に超ミニなスカートで学校に来る女子も居た。勿論目の前の桃野に関してはファッションセンスなんてものは皆無なので、学校規則の丈を守っているようだ。


「(ってか…もしかしてファッションならコイツに勝てるんじゃないだろうか?)」


一瞬浮かんだが即座に打ち消す。

十七夜も人に自慢出来るほどファッションに詳しいわけではないからだ。


「ってか…なんだここ?」


「貴方気づくの遅いのね。頭の回転おかしいんじゃないの? いかにも鈍そうな顔してるし」


「どんな顔だ! 外見で人を判断するな!」


「ま、貴方がそう言い張るなら私も深くは言わないわ。真実は残酷なのだから」


「暗に語ってるだろうが!! 優しさみたいな感じでさらっとディスんの止めろ!」


初っ端から毒舌全開の桃野。

十七夜のツッコミは虚しく残響し、いつしか空に吸い込まれた。


「空…」


そこで思い出した。

 桃野の毒舌のせいで忘れかけていたが、十七夜は謎の場所に居る。決して某ポケット系モ○スターにありがちなバグステージではない。花束で形態変化する奴や、悪夢を見させる奴が居るような場所ではない。

 空は見慣れた感じだが、そもそも学校に居るのならば空を見る機会は滅多にない。行き帰りと昼休みに屋上で過ごす時くらいだろうか。そして次に周囲に森があること。今いる場所は切り開かれた場所なのか意外と広く、人数人が一挙に集まる事程度ならできそうだ。


「……わけわからないわ。貴方が目を覚ます数分前くらいに目を覚ましたのだけれど、はっきり言って見たことない風景ね。地球上には存在しないような、そんな感じよ」


「なんで分かるんだ?」


「大体の国の名所や有名な風景とかは覚えてるからかしら。こんな背の高い木々と背の低い木々が混在する森なんて見たことないわ。その上、こんな崖にある場所なんて…」


そこまで言われて淵まで行くと、かなりの高さに驚いた。

断崖絶壁、まさにその一言に尽きる。


「……ははは…」


「腰を抜かすほどでもないでしょう? ま、貴方程度なら当然かしら」


「……」


既にツッコミを入れる気力もない。

高所恐怖症なわけではない十七夜が死ぬ程恐れ戦いた。

かなりの高度だったのだろう。

未だに足がゾクリとする。


「それと……」


「…?」


「あまりよろしくない状況みたいよ。私達」


そう言って周囲を見渡すと、ぐるるぅ、と唸る黒い四足歩行動物がいる。

オオカミだろう。しかし何故だか図鑑で見たようなオオカミとは違う気がした。


「…って、死亡フラグビンビンだろうが…」


「いざとなったら飛び降りるしかなさそうね」


「馬鹿!? お前馬鹿なのかぁ!? 早速フラグ回収しようとするなよ!」


「馬鹿……? それは貴方でしょう。馬みたいな顔に鹿みたいな角を生やして、何を言うのかしら」


「生えてねぇよ!! っつか俺はそんな馬面じゃねぇ!」


場違いな雰囲気になりつつある二人を、牽制の意味でオオカミが吠え立てる。

その声にどちらも軽くピクリと反応した。


「今はそれどころじゃねぇぞ…」


「そうみたいね」


この状況においても特に焦った様子を見せない桃野。

頼りになるとも取れるが、色々と不安な面もある。

 桃野の運動能力は高い。其処ら辺の部活動でスポーツをやってる程度の連中なら圧倒的差で桃野は勝ってしまうだろう。しかし、桃野は対人では個人戦以外で大きな活躍は出来ない。連携プレーという言葉が脳内に存在しない桃野にとって、大人数VS大人数は苦行である。

かと言って、一人で数人を相手に出来るほどの能力はない。

あるとすれば川澄、西宮、赤城くらいだろう。


「そういや、アイツ等はいないんだな…」


「散らばって、しまったんでしょうッ!」


オオカミが話を折るようにして突っ込んでくる。

桃野に二匹、十七夜に二匹だ。

十七夜はそこまで運動神経がいいほうではないが、躱す程度なら出来る。


直線的な突進を避けて、場所を入れ替える。

オオカミが居た場所に十七夜と桃野が、十七夜と桃野が居た場所にオオカミ達が居る状況となった。


「躱すだけなら何ら難しくはないわ。問題はスタミナのようね。それとこちらは攻撃手段を持ち合わせてないわ。西宮君なら蹴り、川澄君なら殴り、赤城君ならどちらも出来るでしょうけど、私や貴方では入ったとして何らダメージになりはしないわ」


冷静に分析していく桃野。

完全なる劣勢だ。ジリ貧で押し負けるのは確実に十七夜達だろう。


「くそ……っ!」


わけわからない変な場所に来てオオカミに殺されるなんざ御免だぞ。

十七夜は唇を噛み締める。


じわり、じわりと。

オオカミ達四匹は範囲網を広げるように、じっくりと広がっていく。

十七夜は思わず地面を蹴りそうになる。


「(部が悪い……)」


ガゥル!


鋭い咆哮と共に桃野に噛み付こうとするオオカミ。

それをすらりと避けてバックする桃野。

好機と見てか、桃野が居なくなった十七夜に三匹が襲いかかる。


「…ッ! あの馬鹿…!」


桃野は地を踏みしめて走り出そうとするが、残る一匹がそれを遮る。

既に十七夜は絶体絶命だ。行動を開始したところで、確実に何処かしらを怪我する。

運良く怪我で済んでも、行動力は格段に落ちる。

そうすれば、負け色濃厚となるのも時間の問題だ。


「(……ダメ…かしら…)」


思考のノイズが走る。

桃野の思考は、こういったエマージェンシーに強い方ではない。

どちらかといえば弱い方だ。

もう手遅れ、ここは素直に負けを認めるしかない。

桃野が目を閉じた時だった。


「蹴散らすがよい。【インフェルノ】!」


ハリのある声が響いた。

瞬間、桃野のすぐ横を火炎に包まれた鳥が飛来し、オオカミに巻きついて爆発した。


「【カットシールド】!」


間髪いれずに謎の声が叫ぶ。

ぼんやりと青いオーラのような何かが十七夜にまとわりつく。

すると、爆発は十七夜を避けるようにして火炎を撒き散らした。

オオカミは、消し炭となったのだ。


「帰るがいい。今ならば許してやらんこともない」


残ったオオカミは劣勢を理解してか、低く唸ってその場を後にした。

桃野は信じられないといった様子で十七夜を見た。


「……さて、お主ら」


声が近づいてくる。

昼間だというのに何故か妙に薄暗い森から、声だけが。

ガサリ、と草を踏みしめる音が連鎖する。


ザザァ。木々の枝葉を掻い潜るようにして声の主は現れた。


「何者かのう?」


それは、20代後半くらいのお姉さんだった。

 腰より下まである銀髪と燃え上がるような紅蓮の瞳が目に付く。線の細い華奢な体付きだが、何故か脆弱そうな雰囲気を微塵も漂わせていない。

 十七夜もショックから気を取り直して振り向く。目の前で起きた爆発、加えてぼんやりとフィルターのような何かが掛かった感触。不思議でならなかったが、今はそれどころではない。


「お、女ァ!?」「女性、なのかしら?」


ほぼ同時に似たような反応を示す二人。

対して不機嫌そうに眉を釣り上げるのは謎の女性(?)だ


「命の恩人に無礼も程があるぞお主ら……。まぁよい。何やらワケありっぽそうじゃからな、近くに私の家がある。そこでゆっくりと話を聞くとしよう」


言うなり、謎の女性は歩いて行ってしまう。

十七夜も桃野も、行くあて等あるはずもないので、静かに後ろをついて行った。






◆◆◆






「ちゃんとついてきておったか」


案内されたのは小さな小屋だった。

 林間で貸出してそうなログハウスだ。丸太製で屋根だけがベニヤ板に似た木材で出来ている。古風ではあるが、小洒落た感じが上手く目の前の女性とマッチしていた。


「ようこそ、幻魔イリア・ミーシスの家へ」


スカートの裾を摘んで小さく礼をするイリアと名乗る女性。

 中は意外と広かった。五人くらいなら余裕で暮らせそうな広さだ。ベッドは何故か二つ、テレビやその他の家電道具がなく、あるのは木製テーブルと敷居で仕切られて向こう側にあるキッチン、そして何故か階段がある。


「幻魔…?」


十七夜は意識をイリアへと向けた。

イリアはにっこりと微笑む。口調さえ普通だったら軽くメロメロ状態だろう。


「そう。幻魔じゃ。元々エルフという種族は聖魔と呼ばれる種族でのう。私はエルフの中でも貴重な血統であるピクシーエルフという種族なのじゃ。聖魔から生まれる幻の血統、故に幻魔じゃ」


「え、エルフ? ピクシーエルフ? ……何の話をしているんだ?」


「? お主ら……エルフを知らぬのか?」


驚いた表情を隠そうともせず、イリアは目を見開いた。

十七夜も桃野も静かに頷く。


「と言うか、ここは何処なのかしら? そこから教えてもらえますか?」


「……お主ら、もしや迷い人じゃあるまいな?」


「迷い人?」


「うむ。昔漁った文献の中にそんな事が書かれておった。奇妙な話だから妙に頭にこびりついてのう。迷い人、もしくは来訪者、そう呼ばれておっての。説明しづらいのだが、異世界とでも言うべきかのう……取り敢えず、この世界とは全く違う世界からの使者の事をそう呼んでおるそうじゃ」


イリアは話しながら席に座るように促す。

二人共謝辞を込めてコクリと首を振って、静かに座る。

 十七夜は思った。これは、今いる自分たちの現状と酷似しているのではないかと。異世界、もし仮に十七夜が暮らす地球が、この世界の視点からして異世界ならば、異世界からの来訪者…つまりは地球からの来訪者こそが、その文献の元となっているのだろう。そして、十七夜たちも。

 しかし、こうやって全く違う世界がある事を知った以上、地球とこの世界だけが異世界と言うのも何だか信じられない話だ。もしかしたら無数に存在する世界の中で、十七夜はたまたま地球という星に生まれ落ち、そして何の因果か今異世界へと来ているわけだ。


十七夜の中で異世界がゲシュタルト崩壊しつつある。

隣の桃野も軽く唸っては思案顔をする。流石の桃野でも厳しいようだ。


「…では、お主らはこの世界の名を…知っておるか?」


「地球、なわけないよな…」


「ちきゅう、とやらが何かは知らないが、全く違うな。ここはミズガルズと呼ばれる世界じゃ。私たちエルフや亜人と呼ばれる獣人族と人間が共存しておる」


イリアの話す内容が突飛すぎて、十七夜は脳がオーバーヒートしそうになる。

桃野は唸ったままだが、先程より顔色が良い。何やら色々と勝手に理解し始めたのだろうか。


「すいませんが、貴方はエルフなのですよね?」


急に改まった態度で桃野が問う。

イリアはきょとんとした顔をして、不審げな顔をしつつも頷いた。


「この世界についての文献があったら貸してくれませんか? 今の話を聞いて推論したのですが、エルフという種族は人間より基礎スペックが高いはずですよね? つまりは人間以上の思考ができる、ならば、もっと詳しく何か情報があると思うんです」


「……今考えついたのか?」


「イリアさんの話し方から推測しただけです。それに地球におけるファンタジー小説では大抵人間よりも強い種族として登場しますから」


折角の推論が台無しだった。

十七夜は深くため息をついた。桃野はその声すら聞こえていないのか、目を輝かせて返答を待つ。


「お主、中々の切れ者のようじゃな。その通り、エルフは人間より遥かに高等な生物じゃ。何より脳の出来が違う。人間が最高100個しか物事を暗記できない脳を持っていたとすれば、エルフは約10倍、1000個近い情報を収集・管理できる。更にモノを忘れるような脆弱な造りではない。単純な運動能力だけでも人間との一対一なら否応なくエルフが勝つじゃろう」


「なら…」


「だが、それでも限界はあるのじゃ。実際のところじゃ、あるかも分からない現象を追求し解明するのは中々厳しい。色々な事から当てはめていって、応用して人間や私たちエルフは栄えてきた。しかし、土台が不安定なものから、強固な家を建てようとしても崩れる可能性の方が高いじゃろう? 要はそういうことじゃ。推論・推測だけで進めるにはまだ危なっかしいレベルまでしか、調査は進んでおらん。そして、私ははぐれている。強さを理由に、私はエルフの森から逃げ出した身だ。持ち寄りの本なんてものはたかが知れておるぞ」


「それでも、大丈夫です」


「……まぁ、そこまで言うなら貸してやらんこともない。この世界の知識と理解を深める程度にはよかろう」


「ありがとうございます」


イリアは立ち上がって後ろの本棚から本を何冊か取り出す。

それを桃野の前に差し出す。桃野は食らいつくように本を取って読み始めた。


「さて、それじゃ、次はお主じゃな」


チラリ、と視線を移されて十七夜もしっかりと前を見据える。

赤い瞳と目が合い、一瞬吸い込まれそうになる。


「えっと……イリア、さん、ですよね?」


「別に言葉遣いなど気にしておらん。普通に話していいぞ」


「いいんですか? んじゃお言葉に甘えて、で、イリアでいいよな?」


「…超馴れ馴れしいのう」


一瞬こめかみに青筋が浮かんだのが見えたが、十七夜は気にしない方向で話を進めた。


「イリアは……さっき、俺を救ってくれたけど、その時に何を使って助けてくれたんだ?」


「魔法じゃ」


「魔法ッ!?」


思わず叫んでいた。

 魔法と言えば、あれか。手から炎とか、雷を目の前に落としたりとか、氷を作って降らせたりとか……。十七夜は勝手に想像して体が興奮するのを覚える。これは、たまらん。

 十七夜とて男だ。大学生であれど、魔法や超能力といったものに憧れを抱くのは仕方無い事だ。それこそが男の性なのだから。中学二年の頃に発症した厨二病によってその手の話題からは足を洗ったつもりだったが、まさかこんな所で巡り会うとは。十七夜は六年越しの再会に歓喜する。


「そうじゃ。私が使えるのは炎と水。加えて誰でも使える無属性。オオカミを焼き焦がしたのは炎魔法で、お主を守ったのは無属性魔法じゃ」


「ほ、ほおお!」


「…? 何が嬉しいのかは知らんが、基本魔法を使える数は二つか、多くて三つじゃ。三つともなれば世界に数名程度の規模じゃのう。サードマジシャンと呼ばれる魔法使いじゃな」


「うおおお!」


「…で、何故そんな事を聞いたのじゃ?」


「いや、俺も使ってみたいな…って」


「ふむ、使えない事はないぞ?」


「まじでか!?」


椅子から立ち上がって両手をテーブルに付き、嬉々溢れんばかりの表情でイリアに問う。

予想外の行動にイリアの肩が大きく跳ねたが、一つ小さくため息をつくと、苦笑してこう言った。


「まぁ……そうじゃのう。素人なら、魔力を感じる程度になるには最低一ヶ月。属性を見極めた後にその属性に合わせて訓練をして、最低球状にして押し出す程度まで上げるのに一年。もっと応用して槍や剣状にするには三年。一定範囲を攻撃するまでには五年かかるのう」


「なぁぁぁぁぁにぃぃぃぃ!?」


「煩いのだけれど。静かにしてくれるかしら。馬」


「まだそのネタ引っ張んてんのか!」


露骨に嫌そうな顔をしてこちらを睨む桃野にツッコミを入れる。

 そして直様考える。最低一年で技を使える。応用変化は三年、範囲強化に五年。つまりは上手くすれば九年で魔法のスペシャリストになれるというわけだ。十七夜は何故か納得してしまい、もしかしてそれは破格の待遇なのではと考えてしまうほどだ。

これもそれも、十七夜が色々と頭が残念だからそうなるだけだが。


「そうじゃな。まぁ、もし魔法の修練なら見てやっても構わん。どうせ暇だしのう」


イリアは提案を下した。

 イリアからすれば、この二人は何処か危なっかしい雰囲気を漂わせている。二人共素質はある、特に桃野の方は見るからに分かる。しかし、力というのは人を驕らせる。しっかりと制御させる術を身に付けさせないと危険だ。本能的に、そう感知したのだ。

そんなイリアの心配もどこ吹く風、十七夜は喜びに吠えまわっている。


「いぃぃやっほぅ!」


「煩いと言っているの。静かにしてちょうだい。鹿」


「だから! ネタ引っ張りすぎなんだよお前は!」


「ネタを引っ張る事すら出来ない貴方に言われたくないわ」


「ギャグセンスゼロみたいな言い方止めろ! そして何かそういう言い方されるとお前がちょっとプロフェッショナルみたいに見えるから止めろ!」


「……え?」


「気づいてなかったの的な表情止めんか!」


イリアはそんな二人を見て苦笑した。

今まで一人で暮らしてきて、何一つ不自由はなかった。

しかし。


「(これは騒がしくなりそうじゃのう)」


謎の期待に胸を膨らませつつ、その日は暮れていった。





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