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プロローグ 集会、そして

 国公立黎明大学。


そこは、少し変わった大学だ。

 元々国公立というだけあって、頭の良い優秀な生徒しか受からない。パーセンテージで行けば、100人受けて10人程度の割合だ。

しかし、それは普通科の場合である。


【特別待遇科】


そう呼ばれている学科だけは、少し違う。

 部活動・学校活動、その他活動において日本及び世界へと活動範囲を広げるであろう、【天才】達が集められたエリート学科。入試・面接などは無く、通う意思さえあれば、自己申告制で受かってしまう。現在10名程度の人数であるとの話を聞く。

唯の国公立大学ではない。そこは【天才】達が屯する、伝説でもあるのだ。


しかし、ある少年は確信していた。

いつか、自分はあの【天才】達に絶対に勝利するのだと。


少年の名は古川十七夜ふるかわかなぎ

普通科一般枠の中でも落ちこぼれとされる、最弱の存在だった。






◆◆◆






「古川ァァ! 何度言わせれば気が済むんだ!」


「す、すいません!」


現国担任である菱川隆治が憤慨した。相手は勿論十七夜だ。

理由としては二つ程ある。

 一つは対していい点数を取るわけでもないのに授業中にぐーすか眠っていること。そしてもう一つは何故か自分や周囲が気づくのが圧倒的に遅いこと。後者に関しては自分自身への苛立ちも含まれている。


「後で生徒指導室へ来い」


生徒指導担当でもある菱川は十七夜に対して脅迫顔で言い放つ。

非力な十七夜は当然首を縦に振るしかない。


既に授業時間は無いに等しい。


「(またやっちまったよ…)」


後悔と怒気入り混じる表情で、十七夜は項垂れた。





授業が終了し、クラスを出る。

 校舎は六階建てとなっており、一階には職員室や生徒指導室といった先生が主に利用する部屋が整備されており、残りの五階中四階が一般枠の生徒達の教室、最上階がエリート達の教室となっている。


十七夜は大学二年生、三階から一階へと向かう。


「…遅いぞ」


一階階段下で、般若面のような顔をした菱川が居た。

その後菱川に連行される形で、生徒指導室へと向かう。

もう見慣れてしまった風景だ、十七夜は色々と残念な気持ちになっていた。


「さて、何故寝ていたのか理由を聞こう」


「眠かったからです」


「それは当たり前だ!! 他に理由があるのだろう?」


「ないです」


「眠いから寝る……ほぉ、お前は本能的に動く事をモットーにでもしているのかァ…?」


「先生の見解からすれば、そうでしょうね」


「……殴るぞ?」


菱川の額に青筋がピキリと浮かんだ。

失策だったか、十七夜は思わず唇を噛んだ。


「…はぁ。お前は…確か入学式の時にあの天才共を越えるだか何だか言ってたが、やる気はあるのか?」


「あります」


「……」


菱川は半信半疑だった。

 入学式、生徒代表挨拶でスピーチをしたエリート枠代表、桃野姫華もものひめかに対して、十七夜は生徒席から大声で「お前達天才共に勝ってやる!」と宣言した時は吹き出しそうになるのを堪えるしかなかった。

 その後目立った活動をしていない。なのだが、何故か菱川の心には「出来るのではないか」という謎の根拠を元に感覚が生まれつつあった。


とは言っても、所詮は戯言。

菱川は意識を話題に戻した。


「で、その天才に勝利するお前が、俺の授業をろくに聞いてなくて大丈夫なわけか?」


「問題ありません」


「即答するな! 現国をナメてるなら基礎から全て教え込むぞ!」


「それは困るので……はい、今度からちゃんと聞きます」


「そこも即答するな! そしてやっつけ感半端ない感じで返すな!!」


調子が狂う、菱川はこめかみを抑えた。

対して十七夜は十七夜で、なんでこんなにツッコミを入れるのだろう、などと考えていた。


「……まぁいい。どうせ次は自由授業だろう?」


十七夜はコクリと頷いた。

 自由授業。単位制の学校などにはよくある、授業選択制度の別名だ。黎明大学には選択肢が山ほどあるので、二・三個に絞って受けておかないと、後々自分が苦労する事になる。

十七夜は特に選択する科目もないので、基本五教科の内二つを選択してある。


「腹立たしい事に何故か単位が取れてるお前に、少し変わったものを見せてやる」


「変わった事?」


「…お前の最も興味のある事だ」


言うなり、菱川は席を立つ。

十七夜は生徒指導常連だから分かる、ついてこい、という意味だ。


「(……?)」


疑問を抱えつつ、生徒指導室を十七夜はあとにした。






◆◆◆






階段を上る音が静かな校舎に響く。

時刻は既に授業開始時間を過ぎており、当然と言えるわけだが。


「何処へ行くのでしょうか」


全く敬意の篭ってない敬語で問う十七夜に、菱川は振り向きもしない。

要はお楽しみ、という事だろう。


その後も階段を上る。

十七夜が所属する階を越え、三年生の階を越える。

そして、四年生の階を越える。


「まさか…」


「ま、お前のモチベーションが上がるならば、それでいい。少しくらいの刺激は必要だろう?」


菱川は振り向いてニヤリと笑った。

無骨な顔には、やけにその笑い方が似合っていた。


「さて、一応今日はアイツ等全員が教室に介して授業を受ける日なんだ。ま、週に一回程度の学力低下措置なわけだが……滅多にない機会だ、お前も参加してみろ」


菱川は現国の担任で、生徒指導担任、そして特別枠の担任をしている。

学校側からも一目置かれる存在であり、ルックスさえ良ければモテる事間違いなしだろう。


「何か失礼な事考えなかったか?」


「いえ、気のせいでしょう」


案外鋭いな、十七夜は今度から無意味に罵るのは止めようと誓った。

そんな十七夜を気にかけるでもなく、菱川はスタスタと歩いていく。

校舎南端に位置する、教室へ。


 六階はエリート達の溜まり場になっている。五階以下の者は先生であれど何か用事が無ければ立ち寄る事は滅多にない。他の階層と違って縦に長く、教室を連結させれば第二の体育館が出来上がりそうな程だ。先程言った通り五階以下の者は滅多に来ない、そして逆に言えば六階のエリート達も帰る時及び昼食時以外には基本階層を降りない。

何故なら、彼らの特徴に合わせて個人的に部屋が割り振られているからだ。


 スポーツ関連なら広く大きな部屋を。勉学やその他活動ではそれに合わせた部屋を。そう言った割り振りがあるからこそ、六階だけは以上に天井が高く、そして異様に広い。六階層以下の空間ならば、柱や壁で補強されてある空間ギリギリまで横に剃り伸ばすように作られている。


「よし、ここだ。ちゃんと挨拶ぐらいしとけよ? 一応年上も居るからな」


「失礼する」


「って、早いわ!」


菱川の渾身のツッコミ及び恫喝は無残にも薄く反響した。

十七夜がドアを開けた瞬間、異様な雰囲気を感じた。

言うなれば、真っ白な部屋に全身真っ黒な服で入り込んだような、排斥的な何かだ。


「……誰ですか、この人は」


目に付いたのは10名程の生徒。

一発目に反応してきたのは、黒く艶やかな髪が腰まである、線の細い少女だ。


「あー、コイツはアレだ。入学式でお前に喧嘩ふっかけた奴だ。取り敢えずコイツ暇そうだからな、授業に参加させてやってくれよ」


 桃野姫華。偏差値90を誇るオーバースペックな頭脳を持つ天才。今のところ十七夜が最も敵対視する人物である。


「……あぁ、あの礼儀知らずな無知ですか。記憶の片隅に残ってただけ良く思って欲しいわね」


「そうかい。天才級の頭ですら片隅に残る程度なら、余程俺は影が薄いんだろうな。それとも記憶能力に欠陥があるとか?」


「くだらない。私よりも、麗華に聞いた方がいいんじゃないの? 記憶に関しては」


「そうですねぇ~。記憶にありますよ~……古川十七夜さん、ですよねぇ~? あんなに堂々と宣言されたりするとぉ~、記憶に残りやすいものですよぉ~?」


まったりとした口調で柔かに微笑みつつこちらを見ている人物。

 天音麗華。絶対記憶能力と呼ばれる記憶したものを忘れない力を持っている。ルックスだけなら余裕でモテそうだが、中身が中身なだけに色々と勿体無い。俗に言う残念美少女というやつだ。


「まぁ~、それこそ身の程知らずでぇ~、おバカさんな証拠ですねぇ~」


「さらっと俺をディスるなよ…! 味方かと思っただろ」


「敵味方なんてあるんですかぁ~?」


「…いや、何でもない」


言いかけて止める。これは十七夜本人の私怨に過ぎない。

すると、奥で腰掛けていた不良のような男が声を荒げた。


「おい菱川ァ!! どーいうこった、この状況…! なんで一般人なんかをここに呼んでんだ、あァ!?」


「生徒は先生を呼び捨てにしてはいけないって、教わらなかったか冬弥! お前は礼節を弁えるべきだ! 少し指導してやろうか!」


「知るかんなもん! それより、なんで呼んでんだよ。今日はくそかったりー授業のはずだろ? 余計にダルくなるぜ!」


 川澄冬弥。野球界の最強異端児。攻守兼用のプレイヤーで、ピッチャーに回れば相手が点数をとることはないと言われ、バッターに回れば20点は差がつくとも言われている。

見た目はもろ不良で、態度も悪く、喧嘩腰な態度はどう考えても成長しきれてない子供だ。


「少しくらいいいだろ? 一般人とこうやって交流するのも、中々無い機会だし。俺は賛成だけどなぁ……皆はどう思う?」


そこで妥協するように明るい声が飛んできた。

スポーツ系爽やかイケメン、西宮賢治。

 日本最高峰、果ては世界でもやっていけるサッカープレイヤーである。【天馬の右足】と呼ばれる右足から繰り出される強烈なシュートは、物凄い速度で飛び、曲がり、跳ねる。西宮のシュートが止められたという話しは聞いたことがないほどだ。


「……まぁいい。西宮に免じてお前は許してやろう、冬弥。さて、授業を始める……っと」


教卓にどさっと置いたプラスチックの箱を漁る菱川。

数秒間漁った後に、「面倒だな」といった顔を浮かべて教室の扉に手をかける。


「プリントを忘れた。今持ってくるから喧嘩なんかすんじゃないぞ!」


そう釘を打って菱川は出て行く。

張り詰めた弓のような緊張感が無くなり、ゆっくりと弛緩していく。


「……ふぃー! あーいうのは性に合わないんだよね、なんてーかさ、こー…もっと気張ってこうぜーみたいな、一致団結ぅーみたいな雰囲気が好きなんだよね。ってことで一般人君、君も今現在はあたし達の仲間入りだぁー! よろしくね!」


一瞬の静寂を破って、聞き入ってしまいそうなアニメ声が残響する。

 響希茜月。音楽界の伝説とも呼ばれており、多種多様な音階と声音でどんな曲種をも完璧に歌い上げる天才。また絶対音感の持ち主で、音を外すことは無いとすら言われている。


「茜月、煩い」


たった二言なのだが、逆らわせないような雰囲気を漂わせる少女。

 榊原輪廻。正体不明とされる謎の少女で、天才達の中でも異例中の異例と呼ばれる存在だ。十七夜自身も彼女が何者かは分からず、近寄るのも出来れば避けたいと思うほどだ。


「えー、りんちゃんは静かすぎるんだよっ! もっとはしゃいでこーよ!」


「榊原の言う通りだろうが。さっさと小うるさい口を閉じやがれ、響希」


「とうやっちはとうやっちで険悪なんだよぉー! やーい、かっこつけぇー! 中二病ー!」


響希のボキャブラリーの貧困さに思わず額を抑える十七夜。

と言うか、別に川澄は中二病じゃないぞ。十七夜は偏見思想な響希を見て反論しようとした。

が、そこで拍手が二回打たれた。


「はい、はい! 静かにしたまえ! 今は授業中だ、幾ら先生がいないとて許される行動ではないぞ! この僕、如月麟太郎の目が黒い内はそんな蛮行は許さない!」


気取った言い方で粛清を図る少年。

 如月麟太郎。生徒会長という役職を中学高校と全うし、その圧倒的なカリスマと判断力から、プレジデントマスターという異名がつくほどだ。性格は極めて生真面目、悪を許さない典型的なヒーロータイプだ。


「煩いな。少し静かにしてくれ。僕は眠りたいんだよ」


一番奥で机に寝そべっていた男が立ち上がってこちらへ近づく。

背が高い、それは赤城宏太の特徴だった。

 赤城宏太、バスケットボールをする為に生まれてきたと言わんばかりの恵まれた身体能力を有する。ワンマンプレイが目立つが、赤城一人でも充分にゲームを回せるという観点から、赤城の行動に制限が掛かることはない。掛かったとしても本人は無視するだろうが。


「(ここにはまともなのが居ないのか……? って俺もまともじゃないけど…)」


十七夜は目の前の光景に頭痛を通り越して頭がクラクラしてきた。

 視界の隅でノートパソコンをカチャカチャと弄る音が聞こえる。白峰桜月、天才級の廃ゲーマーだ。ヘッドホンをしている事から多分FPSをやっているのだろう、目線が色々な箇所に動いては一定の場所に留まったり、と忙しなく動いている。


「まったく! 貴方達はぎゃーぎゃーがやがやとお子様なのかしら! わたくしのように貴婦人らしく静かに清楚にしてはいられないの!? まったく不愉快だわ、こんなところに居るのが腹立たしい!」


キーの高い声が響くが、十七夜は誰が喋っているのか分からず視線を彷徨わせる。

すると、脛に尋常じゃない痛みが走った。弁慶の泣き所に入ったようだ。


「っつぅ…!」


「こちらですわ! 失礼な方ですこと!」


目線を下に下げると、小さな女の子が居た。

どう見ても中学二年生くらい、上手くいっても中学三年生だ。

豪奢なドレスに身を包み、扇で口元を隠して笑う様は色々とシュールだ。

 十六夜花楓。見た目に惑わされそうだが、こんな少女が世界を牛耳るかもしれないと言われている。日本でも名門家である十六夜の当主候補であり、見た目に反して行動力と知性を併せ持つ。


「(……もう、何がどうなってるのか理解できないぞ)」


十七夜は軽くおいてけぼりを喰らった。

 女子連中は固まって騒ぎ立てる(主に響希が)上に、川澄と西宮、加えて如月が口論。それをダルそうに見つめる赤城。十七夜の態度に怒りを顕にしてぷんすか怒りつつ女子の輪に入る十六夜。一人我関せずで静かにゲームをプレイする白峰、十七夜は目の前の空間と自分だけが隔離されたような感覚に陥った。


「(違う……。こんなにも違うのか、世界が。まるで次元が変わったかのような、それぐらいの違いを感じる……)」


改めて自分の宣言が物凄い事だったと気付いた。

 そもそも勝つと言っても何に勝つのかを把握していなかった。10人全員の土俵で一人ずつ相手をすれば確実に負ける。特に天音辺りと暗記勝負なんかしたら負けは目に見えている。


「(……俺の凄いところ、か? ないな…。そもそも勝てるのか? 土俵が違えどアイツ等は色々とオーバースペックな奴らだ。多少のハンディは余裕で詰めてくる)」


目の前で見せつけられた光景は、否応もなく十七夜にのしかかる。

 多少人より良い、天才というのはその程度の解釈だった。十七夜にとっては必死に頑張れば手の届く領域であり、出し抜ける中継ポイントなのだと、そう考えていた。しかし、現実は違う。十七夜がどんなに努力しても、勉強じゃ桃野には勝てない。暗記では天音に勝てない。野球では川澄に勝てない。サッカーでは西宮に勝てない……。


天才とは、そういう人物の事だ。

人とは一線を画す存在、必死に手を伸ばしても足をつかむのが限界程度の、脅威。


「(……)」


意気消沈した。

十七夜は目の前の光景に絶望を覚えるしかなかった。

 何が勝てるのか、何だったら相手は負けるのか。そんなレベルの話しではない。これは勝負ですらない。初っ端からワンサイドゲームなのだ。勝目や希望といった、可能性はもとより存在しない。

こんなに凄いなんてな、十七夜はただ冷静に見つめるしかなかった。


菱川が出て行ってから数分が経過した。

そろそろ戻ってくる頃合だろう。


「(いや、けど……!)」


諦められなかった。

 十七夜ははっきり言って彼ら天才達とは真逆の存在だ。センスも才能もなければ、何か特筆して凄い事が出来るわけでもない。だからこそ、十七夜にとっては彼らを超えたくて仕方がない。何もない自分が全てを持っている彼らを、超える瞬間を見てみたい。


そんな、新たなる感情が芽生えかけた、その時だった。


グィン。


奇妙な音がした。

まるで鋼鉄を強引に捻じ曲げたかのような、不協和音だ。

十七夜以外のメンバーも、その音を聞いてか周囲をキョロキョロと見回す。

ヘッドホンをしていた白峰すら怪訝そうに眉をひそめた。


「(お前も聞こえてるのか…? どんな聴力だよ)」


そんな疑問が湧いた瞬間だった。

ゴバァ!とダムが決壊して大量の水が流れ込むような音が鳴った。


気がつけば、教室の道具という道具が消え失せていた。

壁、机、教卓、黒板、伝統、窓ガラス…。

何もないまっさらな空間に、十七夜達は居た。


「はぁ!?」


「な、なんだこれは!」


「どうなっているんだ…?」


川澄、西宮、赤城が疑問を口にする。

他のメンバー達も口にこそ出してはいないが、皆疑問を隠しきれていないようだ。


「…う……」


そんな呻きを上げて、白峰が倒れこんだ。

そして次々に倒れ込んでいく天才達。


「どうなってやがる…!?」


残ったのは十七夜と桃野だけだった。

しかし、ぐらり、とハンマーで殴られたような衝撃が脳を襲った。

同時タイミングで桃野もふらついて床に倒れこむ。


「(……わけ、わからねぇ…)」


途絶える意識の中、何もない空間だけが整然と存在した。


そして、十七夜は意識を失ったのだ。



王道的……ではないですね。

語彙力の無さに思わず泣きそうです…。

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