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第4話 妹

 三回目のループ。木曜日の朝。土曜の夜まで三日。


 六日、四日、三日。結衣の死の手前に着地する猶予が、確実に縮んでいる。やはりリープは、結衣の死を起点にして動いている。前のループで土曜の死を回避したとき、結衣は翌週の木曜に死んだ。日付はずれた。しかしリープが引き寄せられるのは、変動した実際の死亡日ではなく、最初の時間軸で確定していた「土曜の夜」という窓そのものらしい。だが今回は、縮まったことが必ずしも不利ではない。


 前のループで、智也は「使い方を変える」と決めた。生前パートで情報を集め、死後パートで結衣の周囲の人間に接触する。土曜の夜までが前半、日曜以降が後半。その両方を使い切る。


 そのためにはまず、結衣の家族を特定する必要がある。死後に接触するためには、事前に相手が誰で、どこにいるのかを知っておかなければならない。


---


 木曜日。智也は会社を休まず、昼休みと退社後の時間を使って調査する。


 ITエンジニアとしてのスキルが、ここで初めて役に立つ。といっても、ハッキングのような違法行為をするわけではない。公開情報の収集と照合。それだけだ。


 小野寺結衣の名前で検索する。SNSのアカウントはほとんど出てこない。MRという仕事柄、実名での発信は控えていたのだろう。ただし、大学時代のサークルのブログにわずかに痕跡がある。出身大学がわかる。薬学部。


 家族。小野寺という姓で関連情報を探す。SNSの断片を辿ると、一人の人物が浮かび上がる。


 小野寺菜紗。大学院生。心理学専攻。SNSのプロフィールに「姉がいます」と書いてある。投稿をさかのぼると、結衣と一緒に撮った写真がある。顔立ちが似ている。同じ笑い方。


 妹がいる。


 菜紗のSNSの最近の投稿は普通の日常の写真。カフェのラテアートと「今日もがんばる」というコメント。直近一週間も更新がある。当然だ。まだ結衣は死んでいない。


 菜紗の在籍する大学院を特定する。都内の私立大学。心理学研究科。


 日曜日以降——結衣が死んだ後——ここに行く。結衣の妹に会う。結衣の死に疑問を持ってくれる人間がいるかもしれない。いてほしい。


---


 金曜日。


 会社に出社する。午前中、エレベーターで他部署の人間と乗り合わせる。相手は智也を完全にスルーする。視線が智也の上を滑っていく。目が合わない。


 ループのたびに、少しずつ何かが削られている。前のループでは「この人誰だっけ」という反応だった。今回は「視界に入っていない」。段階が進んでいる。


 昼休み、智也はゼノファーマのビルの近くまで移動する。結衣が営業先から戻ってくる時間帯。ビルの外から、結衣が出入りするのを確認する。


 夕方。前のループでも見た場面が再現される。結衣がビルから出てくる。後ろから、あの男が追いかけるように出てくる。


「小野寺さん。ちょっといいかな」


 今回は声が聞こえる。前のループより近い位置にいるからだ。


「永尾部長、お疲れさまです」


 永尾。永尾部長。名前を、初めて聞いた。


「あの件、もう少し話したいんだけど。君のためを思って言ってるんだよ」


 結衣の体がこわばる。笑顔を作る。「はい」と頷く。二人はビルの中に戻っていく。


 永尾。営業部長。「君のためを思って」。善意を装った支配の言語。


 智也は名前を記憶する。永尾雅人。ゼノファーマの営業部長。結衣を追い詰めている人物。


---


 土曜日。


 結衣が死ぬ日。


 智也は今回、結衣を止めに行かない。


 前のループで学んだ。死を一日止めても、根本原因が残る限り、日付が変わるだけで同じ結末が来る。この土曜の夜を乗り越えさせたとしても、来週の別の日に結衣は死ぬ。


 だから、この死を通過する。


 そう決めることが、どれほど苦しいか。結衣が生きている最後の日を、何もせずに過ごすことが。マンションの四階に明かりが灯るのを見て、あの部屋の中で今夜起きることを知っていながら、立ち去ることが。


 でも、結衣自身が言った。「逃げたら、あの人たちの思うつぼです」。彼女は逃げなかった。一時的な救出を受け入れても、結局は同じ場所に戻って戦い続けた人だ。


 今の智也にできるのは、結衣が何と戦っていたのかを明らかにすること。そのために、この死の「後」の時間が必要だ。


 土曜の夜。マンションの明かりが消える。


 智也は通りの向こう側から、暗くなった窓を見上げている。


 ごめん、と心の中で言う。今回は助けに行けない。でも、あなたが戦ったものを無駄にはしない。


---


 日曜日の朝。


 結衣が死んでから数時間。まだニュースにはなっていない。発見は月曜日以降になるだろう。しかし智也は知っている。もう結衣はいない。


 智也は大学に向かう。菜紗の在籍する大学院。木曜日に調べておいた場所。


 ただし、日曜日に大学にいるかどうかはわからない。院生室に来ているかもしれないし、自宅にいるかもしれない。この時点では結衣の死はまだ公になっていない。菜紗にとっては「普通の日曜日」のはずだ。


 キャンパスに入る。心理学研究科の建物。古い校舎の三階。院生室のドアの前で待つ。


 一時間ほど経ったとき、階段を上がってくる女性がいる。菜紗だ。SNSの写真と同じ顔。ただし、SNSよりも実物のほうが目の力が強い。髪をひとつに束ね、ジーンズにパーカーという休日の格好。


 菜紗が院生室のドアに手をかけたとき、智也は声をかける。


「小野寺菜紗さんですか」


 菜紗が振り返る。警戒した目。智也の顔を上から下まで見る。


「……どちら様ですか」


「突然すみません。藤波といいます。お姉さんのことで、話があります」


「姉? 結衣姉ちゃんのこと? 何かあったんですか」


 菜紗の声に緊張が走る。「何かあったんですか」。まだ知らない。結衣の死をまだ知らない。当然だ。発見は明日以降。


 智也は言葉を選ぶ。ここが難しい。結衣が死んだことをまだ菜紗は知らない。智也が「お姉さんは死にました」と言っても、信じてもらえないし、混乱を招くだけだ。


「お姉さんの身に、危険なことが起きているかもしれません」


「危険……?」


「お姉さんの勤務先で、何か問題があるようなんです。お姉さんが追い詰められている可能性がある」


 菜紗の表情が変わる。警戒が困惑に変わり、困惑がある種の——何かを思い当たったような顔に変わる。


「……姉のことで? あなた、姉とどういう関係なんですか」


「関係はありません。毎朝同じ電車に乗っていただけです。名前も最近知りました」


「それだけの関係で、大学まで来たんですか」


「はい」


 菜紗はしばらく智也を見つめている。心理学の院生の目だ。


「変な人ですね」


「はい」


「……上がってもらえますか。立ち話もなんなので」


---


 院生室。窓際のデスク。菜紗は自分の椅子に座り、智也にはパイプ椅子を出す。


 智也は慎重に話す。言えることと言えないことの境界を探りながら。


「お姉さんの勤務先のビルの前で、上司の男性がお姉さんに話しかけている場面を見ました。永尾という人です。そのとき、お姉さんの体がこわばっていた。あれは普通の反応じゃなかった」


「永尾さん……」


 菜紗がその名前に反応する。


「知ってるんですか」


「名前だけは。姉が……一度だけ、電話で言ったことがある。『永尾さんが怖い』って」


「いつ頃ですか」


「二、三週間前。姉が電話をかけてきて——」


 菜紗の声が詰まる。


「姉が電話をかけてきたんです。『なっちゃん、話したいことがある』って。声がいつもと違った。切羽詰まった感じで。でも私、その日ゼミの発表の準備で忙しくて……『今度でいいかな』って言っちゃった」


 菜紗は手元のペンを握りしめている。


「そのあと改めて電話したんですけど、姉は出なくて。LINEも既読にならなくて。でも翌日には『大丈夫、なんでもない』ってメッセージが来たから、そのままにした」


「その電話のとき、永尾さんの名前が出たんですか」


「電話の前に、LINEで。『今日永尾さんにひどいこと言われた。電話していい?』って。でも電話では永尾さんの話はほとんどしなくて、すぐに『話したいことがある』って。永尾さんのこととは別の、もっと大きな何かを伝えようとしてた感じだった」


 智也は聞きながら、情報を整理する。結衣は永尾に追い詰められていた。そしてそれとは「別の」何かを菜紗に伝えようとしていた。永尾個人の問題ではなく、もっと構造的な何か。PMSの不正——という仮説が智也の頭に浮かぶが、まだ裏付けがない。


「菜紗さん。お姉さんに最近連絡は取れていますか」


「最後にLINEしたのは……木曜日です。『週末ご飯食べよう』って送ったんですけど、既読にならない。でもまあ、忙しいのかなと」


 木曜日。結衣が死んだ日の前日。いや——このループでは結衣はまだ死んだことになっていない。菜紗はまだ姉が生きていると思っている。


 智也は決断する。今ここで「お姉さんは昨夜亡くなった」とは言えない。まだ公式の発見がなされていない。智也がそれを知っていること自体が説明できない。


「お姉さんに連絡が取れたら、すぐに教えてください。それから、もし何か——お姉さんの身に何かが起きたら、僕に連絡をください」


「何かって、何ですか」


「わかりません。でも、嫌な予感がする」


 菜紗は智也を見る。不安と困惑。しかし、あの電話のこと——「なっちゃん、話したいことがある」の声が、菜紗の中でずっと引っかかっているのだ。


「……連絡先、教えてもらえますか」


 番号を交換する。菜紗は智也のことをまだ信用していない。しかし、姉への不安が、警戒を上回った。


---


 日曜日の夜。定食屋に向かう。


 暖簾をくぐる。カウンターの向こうに山崎さんがいる。智也を見て、笑顔になる。


「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりですか?」


 智也の足が止まる。


 「いらっしゃいませ」。「ご注文はお決まりですか」。


 客に対する、ごく普通の挨拶。初めて来た客に対する丁寧な対応。


 「あら智也くん、今日もいつもの?」ではない。


 智也の名前がない。「いつもの」がない。三年間通い続けた店で、山崎さんの記憶から智也が消えている。


 一瞬、呼吸を忘れる。


 これは「僕が地味だから」では説明できない。三年間、週に四回は通っている。生姜焼き定食。ご飯大盛り。味噌汁は豆腐とわかめ。その注文を、山崎さんは完璧に覚えていたはずだ。


 何かがおかしい。確実にわかることがひとつある。リープのたびに、自分の周囲から何かが失われている。名前を忘れられた。視線が合わなくなった。そして今、三年分の常連客としての記憶が消えている。段階を踏んで、智也という人間の痕跡が世界から薄くなっている。


「……生姜焼き定食をお願いします。ご飯大盛りで」


「はい。味噌汁は何にしますか。豆腐、なめこ、しじみがありますけど」


「豆腐とわかめで」


「はいはい、少々お待ちくださいね」


 生姜焼きが来る。味は同じだ。三年間食べてきた味。でも「いつもの」で出てきた生姜焼きと、注文して出てきた生姜焼きは、同じ味なのに違うものだ。


 食べ終えて、「ごちそうさまでした」と言う。山崎さんが「ありがとうございました。またどうぞ」と返す。常連客に向ける「またね」ではなく、初来店の客に向ける社交辞令の「またどうぞ」。


 外に出る。夜の空気が冷たい。


 帰り道、智也は考える。自分に起きていること。リープの代償。時間を巻き戻すたびに、自分という人間が世界から消えていく。


 どこまで消えるのか。最終的に、完全に消えるのか。


 わからない。でも止められない。結衣の真相がまだ何も明らかになっていない。


---


 月曜日。


 ニュースが出る。小野寺結衣、二十七歳。自宅マンションで死亡。


 菜紗から電話が来る。


「藤波さん……っ」


 声が震えている。泣いている。


「姉が、姉が死んだって。警察から連絡が。姉が……」


「……知ってます」


「知ってるって——嫌な予感って、これのこと? なんで知ってるんですか。なんで——」


 菜紗の声が崩れる。質問ではなく、混乱だ。怒りか悲しみか、区別がつかないものが溢れ出している。


 智也は黙って聞く。今は何を言っても届かない。菜紗が泣き止むのを待つ。


 三分か、五分か。菜紗の嗚咽が少しずつ収まる。


「……藤波さん。あなた、知ってたんですね。姉に何かが起きるって」


「確証はなかった。でも、危ないと思ってました」


「自殺だって。警察が。遺書があるって」


「その遺書の中身を、確認できますか」


「遺書……。警察がまだ持ってる。遺族には後日見せてもらえるって」


「見せてもらえたら、僕にも教えてください。お願いします」


 電話の向こうで菜紗が鼻をすする音。


「……藤波さん。姉は、本当に自殺したんですか」


「わかりません。でも——」


 智也は慎重に言葉を選ぶ。


「お姉さんは、『逃げたらあの人たちの思うつぼだ』と言っていました。自分から逃げることを拒む人が、自分から死を選ぶでしょうか」


 長い沈黙。


「……それ、姉が言ったんですか。姉が、直接」


「はい」


「姉と、話したことがあるんですか。面識ないって言ったのに」


 智也は答えに詰まる。「前のループで」とは言えない。


「……一度だけ。短い会話でした」


 菜紗は黙っている。嘘を見抜こうとしているのか、それとも姉の言葉を噛みしめているのか。


「藤波さん。私、姉の死に納得できません。自殺だなんて思えない。姉は強い人だった。私より全然強かった」


「僕も、そう思います」


「信じてくれなくてもいいです。でも——調べてください。姉に何が起きたのか。私も手伝います。私にできることなら何でもします」


 菜紗の声はまだ震えている。しかし、その震えの底に、折れない何かがある。


---


 火曜日。


 菜紗と、大学近くのカフェで会う。菜紗は目が赤い。眠れなかったのだろう。しかし、昨日の電話の最後に見せた決意は消えていない。


「藤波さん。永尾さんのこと、もう少し教えてください。姉が怖がっていた人ですよね」


「ゼノファーマの営業部長です。結衣さんの直属の上司。表向きは面倒見のいい上司として信頼されている。でも結衣さんに対する接し方は、支配的だった」


「どうやってそれを」


「結衣さんの勤務先のビルの前で、直接見ました」


 菜紗はコーヒーを両手で包んでいる。指先が白い。


「姉は、あの電話のとき、永尾さんのこととは別の何かを伝えようとしてたって言いましたよね。あれ、ずっと引っかかってるんです。永尾さんが怖いっていうのは前から聞いてた。でもあの日の電話は、もっと大きな何かだった。姉の声が、怖いというより……使命感みたいなものがあった」


「使命感」


「うまく言えないけど。『私が言わなきゃいけない』みたいな。追い詰められてる声じゃなくて、何かを決めた人の声だった」


 結衣は何かに気づいた。永尾の個人的な暴力ではなく、もっと構造的な何かに。それを外部に伝えようとしていた。まず菜紗に。しかし菜紗には届かなかった。


「菜紗さん。これからお姉さんの遺品が遺族に返されると思います。スマホとか、私物とか。そのとき、何か手がかりが見つかるかもしれない。僕は、公開情報の側から調べます。お姉さんの勤務先のこと、永尾という人物のこと」


「わかりました。私は遺品を確認します。警察にも、遺書を見せてもらえるよう頼みます」


 菜紗はコーヒーを一口飲み、カップを置く。


「藤波さん。一つだけ聞いていいですか」


「何ですか」


「なんでここまでしてくれるんですか。姉とは電車で見かけるだけの関係だったんでしょう。名前もニュースで知ったって」


 前のループでも聞かれた問い。答えは変わらない。


「……わからないです。正直、自分でもわからない」


 嘘ではない。


「ただ、彼女がいなくなったことに気づいたのが、僕だけだったんです。電車の中で、彼女がいつもの場所にいないことに気づいた人が、僕以外にいなかった。それが……引っかかって」


 菜紗はしばらく智也の顔を見つめている。


「……変な人ですね。でも、悪い人じゃなさそう」


「ありがとうございます」


「感謝されるようなことは言ってません」


 菜紗は立ち上がる。カフェの窓から、十月の空が見えている。薄い雲が流れている。


「姉は、空が好きでした。よく写真を撮ってた。空の色がきれいだって。雨の日でも、『雨の空には雨の色がある』って言って笑ってた」


 菜紗は窓の外を見る。


「そういう人が、本当に自分から死を選ぶかなって。ずっと思ってた。思ってたけど、警察がそう言うし、遺書があるっていうし……。藤波さんが来てくれなかったら、私もそのまま受け入れてたかもしれない」


 智也は黙って聞く。


「でも今は、受け入れない。絶対に。姉に何が起きたのか、突き止めます」


 菜紗の目に、静かだが揺るがない光がある。


---


 火曜日の夜。アパートに戻る。


 智也はベッドに座り、天井を見上げる。


 このループで得たもの。永尾雅人という名前。結衣が何か構造的な問題に気づいていたという菜紗の証言。菜紗という協力者。


 まだ足りない。PMSの不正についてはまだ仮説の段階だ。遺書の中身も見ていない。結衣のスマホに何が残っているかもわからない。


 次のループが必要だ。そして次のループでは、菜紗は智也のことを覚えていない。また「初対面」からやり直しだ。今日築いた信頼は、リセットされる。


 何度でも出会い直す。何度でも信頼を築き直す。菜紗にとっては毎回初めてでも、智也にとっては二度目、三度目の「小野寺菜紗」だ。彼女の話し方の癖。コーヒーカップを両手で包む仕草。空を見上げたときの横顔。全部覚えている。全部、智也だけが覚えている。


 それは喜びか、苦しみか。


 たぶん、両方だ。


---


 菜紗の声が頭の中で反響する。


「なっちゃん、話したいことがある」。結衣が最後にかけた電話。菜紗が受けられなかった電話。あの電話で結衣は何を伝えようとしていたのか。


 永尾の支配。それだけではない「もっと大きな何か」。結衣が「使命感」を持って伝えようとしたもの。


 リープのたびに消えていく自分と、リープのたびに深まっていく他者への理解。この非対称が、智也の中で奇妙なバランスを保っている。自分が薄くなるほど、結衣と菜紗の輪郭がはっきりしていく。


 まるで、自分を削って他者を描いているような。


 智也は目を閉じる。次のループへの準備が、頭の中で始まっている。


 遺書。結衣のスマホ。永尾の不正の中身。まだ見えていないピースが多すぎる。


 あとどれだけループできるかわからない。でも、次に繋がる土台はできた。


 菜紗がいる。永尾という名前がある。「もっと大きな何か」の輪郭がある。


 あとは——時間だけだ。

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