小噺 変態人形クリスマス
この娘、難儀な気質をしておりましてね。
アニメに気に入られやすい性格をしておりまし。
家に組み立てていないプラモデルがあったのにござります。
今年のクリスマスの日に組み立てようと悠長に過ごしていたのにござります。
青い人形
(本当にクリスマスに組み立てられるか賭けをしようじゃないか…聞いてないだろうけど。
出来なければ誰もが真っ赤になる恥知らずな女になってもらう!!
なんということでしょうか!
知らずのうちに娘は組み立てていないプラモデルから勝負を挑まれていたのにござります。
さて娘
そんなことはつゆ知らず娘は青い人形ををクリスマスの日に本当に組み立てたのでございます。
で、その人形腰が座らないんですねー。
愕然としたのは人形の方でござります。
あーあ。
見えぬものを意図せずドツボにはめることが得意な娘に呪詛なぞ(謎かけるからにござい。
(※本当にクリスマスに組み立てられるか賭けをしようじゃないか…聞いてないだろうけど。
出来なければ恥知らずな女になってもらう!
これが一方的に秘密裏に人形から押し付けられた賭けの内容にござりました。
さて娘。
その人形、組み立てたはいいんですが腰が座らないんですねー。
・・・
腰砕けというやつでござい。
何も知らない娘、しょうがないからボンドを腰の中に入れてくっつけました。
すると。
大変なことに。
娘の方も意図せずしまったと思いました。
・
腰に入れすぎたボンドで人形の股が大変なことになってしまいました。
人をのろわばあなふたつ。
約束守らばこれ君の結界なり。
人、人形問わず、激情に任せて勝負をやたらめったら挑んではいかんという話にござりました。
ボンド
ナンバーナイン。
No.9
苦悩
くのーが多い世の中ですね。
お後がよろしくて。