四日目：カエンVSロメジュ
「中々厳しいじゃねぇかよ……！」
今どうなってるかって？釘を重力で逸らしながら攻めようとしてるところだよ！……いや本当に狂ってるけどな！あっちも重力に対応してきて途中で釘を爆発させて分裂弾にしてくるとかも平気でしてくる！
「まぁだけどな！負ける気はないんでな！」
当然だが俺の重力は他の物にも付ける事が出来る。奴の床は既に重力をかけている！壊れやがれ！
「おっ！？」
「そしてもう一発！」
態勢が崩れたところで蹴りを叩き込んでや……ロメジュも迎撃に入ったか！だがまぁ知った事じゃねぇよそのまま死ね！
「ッらぁ！」
腕でガードされた……が！その程度のガードで止まる攻撃だとでも思ったか！？
「チッ起爆！」
腕を爆発させて逃げたか！だがまだ近くに……ッ！？足に釘が刺さってるじゃねぇか……！じゃぁこの足を捨てる！んでぶつけてやる！
「そう来ると思ったよ……！」
「ネイルガンの方を……！」
ネイルガンを盾にしたか！中々面倒なことをしてくるじゃねぇかよ……！この一撃はモロに喰らってやる！……だが、それでもHPはまだ死んでねぇんでな！カウンターを叩き込んでやるよ！
「……俺の負けか」
「そう言う事だ！」
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『第一回戦ではカエン選手がロメジュ選手を下し、二回戦へと駒を進めました！』
『中々ハイテンポな戦闘でしたね……特に二人が出会ってからは本当にすぐに決着が付きましたね。それにしても今回の大会は初めての試みが沢山ありましたからね……』
『そうですね！さぁお次はディグ選手とシーズ選手！一体どんな戦闘を見せてくれるのでしょう！』
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「そういや葛城」
「なんだ骸」
「俺今回の試合観戦チケット当たっちゃったんだけど見に行ってきていい？」
「駄目だ」
「そんなぁ！せっかく当たったのに！」
「……ハァ。ならお前はスタジアムの中を見張れ。俺は外を見張る。そして何かあればすぐに連絡する。それを徹底できるなら見に行ってもいい」
「何マジで！？んじゃ早速行って来るからなー！」
「……流石に俺達が出張るような事件は起きないと思うが……念のために、な」
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「戦うのは……ダブルスぶり？」
「だなシー。……今回はマジで負ける気ねぇから」
「私も。だからぶっ飛ばす」
『同時進行していた一回戦は我謄緒怺選手が勝利しましたからね、次戦う時のは果たしてどっちか！』
