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戻って飯食って色々あって


「さてログアウトするか……」


あれから十人くらいと戦ったけどマジで疲れた……ダブルスは考える事が多すぎてマジ厳しい。それに流石に腕も限界って感じ。後ルーが普通に腹減ってるみたいだし。しかし今何時だ……あ。


「もう五時か……腹減ったな」


「もうお腹ペコペコデース!」


「あー……今から料理作んの面倒だしどっか出前取る?」


「いいデスね!たまには中華食べたいデス!」


「ならいいとこがある」


たまには飯屋に注文するか……でも飯屋って出前やってたっけ?ちょっと調べてみるか……あぁやってるよ普通に。よし注文……


「お前は何頼む?」


「メニューはありマス?」


「ほれ」


こいつ結構考えてんな……ちなみに俺は基本的に店に行ったら頼む焼き飯セット(大盛り)にするか。さてあいつは……


「ではこのラーメンセットと餃子二人前、炒飯小とオレンジチキンでよろしくデース!」


……食うな……。と言うかオレンジチキンマジ?あるの?あるのか、じゃ俺も頼もうっと。電話電話……語呂合わせ出来てない飯屋の電話番号だなおい。


『はいもしもしネー』


「えーっと出前でラーメンセットと餃子二人前、炒飯小とオレンジチキン二つ、焼き飯セットで」


『ラーメンセットと焼き飯セット、餃子二人前とオレンジチキン二人前、それと炒飯小でよろしいネー?』


「はい」


『店長ー!今のでよろしくネー!』


良いのかよ今ので……あっ怒鳴られてる。そりゃそうよもっと頑張れよ……。毎回あいつ店長に色々と言われてるからなぁ……。あと個人的にその語尾いる?凄い適当に付けた感じがするよ。にしても暇だな……


「なんかゲームでもしマス?」


「いいね!何する?リモッコとかパレステⅥとかあるよ?」


「VVBOXはありマス?」


「あー……VVは無いな残念ながら……」


うーん露骨に残念がっている……VV海外人気はあるけど日本じゃ売れないってあれは……。よしここは無難にリモコでいいな。こいつは気楽に遊ぶなら一番なんだマジで。でゲーマーはパレステに行く……これが世間の流れって奴だ。VRをしろって?お前それ子供に言える?


「ではヌリオパーティーでもしまショー!」


「よっしゃ負けねぇからな!あっコレコントローラーな」


「フッフッフ……私の強さを見せてやるデス」


~五分後~


「ファック!ファック!」


「やーいやーいザーコ!」


「リアルファイトがお好みデスか!?」


うん俺やっぱ最強だわマジで!一敗も無いわここまで!俺自慢じゃないけど友達と遊んでる時接待以外で負けたこと一切ないからな!運ゲー?もろちん乱数調整で全勝ですが何か?あっ待ってこいつ本気で殴りかかってきてヤメロ


「おいリアルファイトは駄目だろ!暴力反対!」


「ヤカマシイデース!ぶっファックするデース!」


「なんだぶっファックって!?」


えぇ!?リアルファイトするかぁ?!俺は強いぞぉ!?でも体格差で負けそう!誰か身長をくれよ!


「お待ちどうネー料理を届けに来たネー」


あっ助けが来た!今俺は関節技を仕掛けられています!頼む助けてくれ!俺はまだ死にたくないのだ助けてくれ!こんな場所で死んでたまるかってんだクソォ!ちょっと待ってあっマジで首痛い痛い!


「オー……お楽しみネー?」


「違う助けてくれ!殺されるかもしれない!」


「おファックデス!」


「丁寧に言えば何とでもなる訳じゃねぇぞ!」


「と言うか関節技ってどう外すネー?」


~三分後~


「いやホント悪かったって……」


「まぁ……いいデス……次からは普通にゲームしてもらいマスからね!」


「分かってる……」


「うーん……イチャラブするなら人目のない所でお願いネー焼いちゃいそうネー」


イチャラブって……そんなねぇ?してないよなぁ?ルーもそう思うってお前はなんで頬を赤らめてんだお前。心当たりがあるのか?俺には少なくともそんなものは無い。……と思っているけどね?


「じゃ、お代は受け取ったから帰るネー」


「じゃあまた」


さてと……ようやく届いた届いた。熱々で旨そうですね、早速食べましょ食べましょ。ここの店は大体旨いから安心していいぞ!でも毎回言いたいけどあの店いつもガラガラだからなぁ。


「コショウいるか?」


「ハイ」


「ほれよ」


焼き飯と炒飯って何が違うの?って言われるとだな、正直に言ってほとんど分からん。俺的に言えばグリーンピースくんがあるかないかの話だけだ。値段も変わらんから特に気にしなくて結構だ。しかしこの店の焼き飯は旨い。焼き飯と言えばパラパラ触感をイメージするだろうがこの店の焼き飯は少ししっとりしている。


「んー!旨いデース!」


具もしっかり入っていて食べ応えがあり、なおかつこれを頼むと中華スープが付いてくる。これが本当に旨いんだマジで……これだけで金取れるよホント。そして餃子だ。この店の餃子は肉がぎっしり詰まっている焼き餃子とあっさり美味しい水餃子の二種類があるんだがどちらも旨い。特に水餃子は一旦スープの中で分解して飲むと最高なんだこれが……!


「炒飯もベリーグッドデース!これなら普通に頼んだ方がよかったデス……」


オレンジチキン……こいつは中々ヤバいぜ。オレンジチキンって言うとアメリカ系チャイニーズのメインディッシュみたいなもんだがこの店のオレンジチキンは甘辛のソースが丁寧に絡んでしっかり味が付いている。これ一品でも十分満足できる量だしな。ラーメンも旨いんだがこの店、いかんせん米系の料理がそれ以上に旨いのがな……


「おまけでフォーチュンクッキーが付いてマスね」


ちなみにここのフォーチュンクッキーはおまけにしちゃなんか美味しいんだよね、ミルキーでサクサク触感、デザートにゃ物足りないけどなんか好きなんだよなコレ……美味しいかと言われるとちょっとアレだけど。


「フー……美味しかったデース!」


「ごちそうさまでした……っと」


しかし考えてみれば俺午前十一時から午後五時までゲームしてたのか……まぁいいか。気にする事でもないからな!それに一回午前八時から午後十時くらいまでやったこともあるし……うん問題ないな!


キャラ紹介


ヤブサメ:未来から来た矢を手に戦う遠距離近距離どちらも得意なキャラクター。腰までかかる黒髪をなびかせ、恋人の浴衣を纏い今日も夜に舞う。弓の腕を認められ戦っていたが恋人と出会いそんな戦いから足を洗った……が、国にその恋人を殺され復讐鬼になってしまった。


戦いに参加する理由は恋人を生き返らせるため。


スキル1:一の矢の場所に移動する(コスト10)


スキル2:二の矢が刺さった物を強制的に移動させる(コスト10)


マグナゲート:どっかのバカが作りやがったバカ筋肉兵器。顔には笑顔の仮面を被り両腕に付けられた鉄球を使って戦う。ちなみに制作途中で色素が変化されており、どす黒い赤色に変わってしまった。戦う理由は特にない。目の前に敵がいるから戦っている。


スキル1:『バルクアップ』一定時間筋力を増加させる(コスト15)


スキル2:『金剛筋』メチャクチャ硬くなる(コスト2)

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