決着、そして予選開始!
「退けよぉ!」
豆鉄砲みたいに瓦礫を連射してくんじゃねぇよ!もう凄まじい強化が入ってるから一撃当たっただけでも即死レベルだぞ!?っと発見!そこそこいい位置にいるじゃねぇか!
「うわっ全部撃ち落とされるのはちょっとクルなぁ……」
「やぁ」
「ちょっと!?」
悪いけどこいつ強化してると筋肉でメチャクチャ飛べるんだよね。じゃあ顔を掴んで投げ飛ばさせてもらいますよぉ!
「まっ」
「死ねよやぁっ!」
おーおー吹っ飛んでいったな……まだ死んでないみたいだな。咄嗟に防御したみたいだな。んで追いかけますがね。そんで追いつきましたがね。こりゃ酷いや建物五個ぐらい貫いてんじゃね?っと。
「流石に全一だなぁ……痛いよ」
「悪いか?」
「いや?追いかけてきてくれてありがとうって感じだ!」
鉄骨……!なるほど飛ばされながら触れてやがったか。けどな、この程度で死なないから突っ込ませてもらうぞ!
「体の半分に鉄骨が突き刺さって……よく動けるね?」
「リアルじゃねぇし?」
これゲームだからな。まぁ多少いてぇけど知ったこっちゃねぇな正直。じゃあぶっ飛ばす!今度は防御も出来ないように……正面から殴る!
「防ッ!?」
「やかましい!」
顔面にクリーンヒット……。あれで倒れてなかったら流石に無理だからな?まぁ流石に倒せてたけどな。
「いやー負けた負けた」
「だいぶきつかったなぁ流石にHP三分の一になっちゃったよ」
「うーん皮肉?」
「皮肉だったらもっとウザく言ってるよ」
ダメだな相変わらず皮肉って取られてるみたいだな俺の言葉……と言うかなんかこのイタリアの奴、どっかで聞いた声してんだよなぁ……最近会ったんかなぁ?うーん……とりあえずログアウトするか。
「じゃ俺ログアウトするんで!」
「了解!また戦おう!」
「ねぇ、今の誰?」
「ん?あぁ、僕らがいずれ戦うことになる奴だよ」
「へー……全一って呼ばれてる割にはそんな強くなさそうだけど……?」
「まぁそれは思うさ……実際に戦うとね、ヤバいよ。奴は……」
~ログアウト~
「さーてと……」
「そう言えばデートはイツからデス?」
「うおっ!?あぁデートか?!うん午後の……五時からでどうだ?」
「いいデスね!」
あぁそう言えばなんか手紙が入ってんなポストに……誰からだ?俺の住所知ってる奴とかそんなにいないと思うんだがなぁ……?和紙て。和紙で手紙を送って来るんじゃねぇよわざわざ……この和紙はあいつか。
「金山か、久しぶりだな。何々……?」
『園歌様へ
お久しぶりです。初夏の陽気が近寄っているような心地の毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。こちらは元気にやっています。それで今度、久しぶりにお会いしたいのですが店に来ていただけないでしょうか。㎰,兄貴も暇そうなのでたまには顔見せてくださいね』
「金山……」
久しぶりに向かうとするか……第二の故郷、スラムに。今度な!今はちょっと無理かな!
~予選日~
「今日はデートの日……そして大会の日だ」
ホントこっちの事情を考えないスケジュールだよな。前までは特に予定とかも無いし問題なかったけどさ?今はちょっとね、あいつがいるから……と言う訳でとっとと行ってとっとと全員ぶっ飛ばして帰る!
「さて……早く始まらねぇかな」
「さて。と言う訳で皆様お待たせしました!ただいまより予選大会を開始します!それでは参加者の皆様はVRカプセルの中にお入りください!」
「……よし」
『さぁ始まりました予選大会!実況はおなじみエクスタと!』
『解説のマジキです』
『『よろしくお願いします』!』
『ところでマジキさん』
『なんですかエクスタさん』
『今回の注目選手はどなたでしょうか?』
『そうですね……やはりカエン選手でしょうか。それ以外で言うと日本二位のロメジュ選手などでしょうかね。二人共今回の大会に向けて仕上げているようですね』
『そのようですね!そんなカエン選手が選んだのは……えっ『黒武士』!?』
『おや珍しい……しかしHPを減らすことで攻撃力が上がるスキルを持つキャラというのはバトルロイヤル形式には向かないのでは……?』
~五分後~
「とりあえず三人始末したが……」
今回の作戦は簡単だ。このキャラは自らのHPを消費することでガンガン攻撃力が上がる。つまりこれを使っていればたとえ自害しても文句は言われないという事だ!邪魔だぁ!
「死にてぇ奴からかかって来いよ!もちろんぶっ殺しに行く!」
不意打ちとは考えたね、でも無駄です死んでくれ。目立つように街の十字路に立ってるけどホントみんな来るなぁ……しかしちょいと面倒なことが起きた。
と言うのも今の時間は午後一時。午前開催って言ってたけど午前十一時からで、そっから二時間待たされて更に一時間も待たされたんだからなぁ……え?四時間もかかんないだろって?あいつのいるとこまで一時間かかりますが?待たせてる場所と正反対なんだが?
「つまり俺に残された時間は三時間……からもろもろ引いて二時間だ!」
やっぱあいつより前に待ってたいじゃん?まだあいつは来てないと思うが……あいつ結構時間にルーズだし……それも含めて二時間って訳だ。
「おっ遠距離キャラ?」
悪いけど弾くね……で大体の居場所はつかめたから……じゃ、死んでもらうね。この剣、投げても戻ってくるんですよね。余ったスキルを付けておいてよかったねぇ。
「るらぁ!」
「刀を自ら手放すとは馬鹿め!」
「刀が無けりゃ戦えないわけじゃねぇよ!」
素手でも首はへし折れます!死ななきゃ安いとは言うが死んだらおしまいだからな!死ね!そして戻ってきた刀を握って次に向かってくる奴をぶっ潰す!何度だろうとぶった切ってやる!
「次に死にてぇ野郎はどこのどいつだ!?」
キャラ紹介
ザ・メン:その少年はただの少年だった……しかしとある神社に置かれていたお面を被ってしまった結果、百を超える人格を流し込まれ精神が崩壊してしまう。そしてその結果、全てを破壊するだけの物質へと成り代わった。願いは一つ、ただ少年は戻りたいだけである。
メインスキル:お面を交換する事で色々な効果がある形態に変化する。コストゼロ(お面にコストがあるタイプ)
スキル:『懐王』を装着する装着すると目の前のもの全てを破壊するだけの物質に変化する。(アイテムが使えない代わりに火力がバカみたいに上がる。なおコストは15)
グロスエス:版権キャラ。『ハチャメチャサイコキネシスの日常』と言うギャグ作品。もうめちゃめちゃ強いサイコキネシスであるが、スカートをめくったり女子更衣室を透視したりとまぁ使い方が変態である。いろんな意味でバカだが義理人情に厚い奴で案外人のために戦えるタイプの人間。願いは特にないがとりあえず美少女のパンツが欲しいと言う感じ。
メインスキル:サイコキネシスで物質を動かせる。




