さんじゅうなな
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ハクくんに連れられてきたのは前に水たまりがあった場所。
前見た場所とは違う場所からみてるのかな、大きかったもんね。
まだ水は残ってるけどそこまでないみたい。
ワフン!
え、葉っぱ加えてどうしたの、ハクくん。
うーん、なんだろう、何かを伝えたい…あ、身分証出せってことか。
はいはい、出しますよ〜
「いでよ、身分証」
追跡されるなんてこと初めてだしテンションがおかしくなってしまった、反省。
葉っぱ持ったけど、何を伝えたいんだろう…
葉っぱに向かってジャンプしてる…?入ろうとしてるの?葉っぱに?
何このハクくん、可愛すぎる。
ここは異世界だし葉っぱにも入れるのかもしれないもんね。
ハクくん信じてやってみるか!
「入りたいです…」
ちょっと弱気になってしまったし敬語になったけど、入れるのかな、葉っぱに。
手には葉っぱそのままなんだけど、なんか起こったかな。うーん。
あ、ハクくん、私のズボンの裾そんな噛むと千切れちゃう…
ガサガサガサッバキ
「おい!遊び人いなくなったぞ!見失った」
「どこにいった!気づかれないはずだ」
「これじゃどこが家か分からないぞ」
「というよりここはどこだ。おい、帰りの印は付けてるだろうな」
ひえええー、なんか武装集団の獣人が4人もいる!!!
すぐ現れすぎじゃない!?
…獣人は獣人でも顔が動物の人と人の人がいるだけどなんでだろう…
いや、今はそんなこといってる場合じゃないんだけど、え、私の姿がみえないのかな?
ハクくんをみると得意気な顔してる。最高か!
「匂いも辿れない。一体どこに消えちまったんだ」
悩んでる悩んでる。私は結構近くにいるけど見えないんだな。
音は聞こえるかもしれないから、動けないけど。
…ズリィ…ズリィ…
ん?私の後ろからなんか聞こえるんだけど、水たまりだったところからだよね?なんだろ。
はい、振り向かなければよかったー!!!
蛇!!!黒い!蛇!!!
え、ハクくんここ本当に大丈夫??私食べられない??
目は合ってないけど、獣人みてるから!横顔しかみてないけど!
目がギョロついてるし、めっちゃ怖い。悲鳴あげなかった私えらい。
「ひえええ、で、で、で、でた!黒大蛇がでたぞ!!退散しろ!!!」
「急げ!喰われるぞ!!ここは大蛇がでるところだ!!」
「遊び人の居場所よりも命のが大事だ!!逃げろ」
おおう、獣人たち早いな。一目散に逃げてる。
…さて、私はどうしようかな、ハクくん。
まだいらっしゃるのはハクくんをみても背景に黒色がはいってくるので、わかるのですが。
黒に赤と黄色の模様なのね、毒持ちか?
あ、こういうときこそ鑑定かな、スマホ…うおお、手が震えてちゃんと持てない。
『そこの者…いるのは分かっておるぞ。でておいで』
あーー、これはバレてますね。
ハクくん尻尾ふってるから敵意はないの!?スマホも何も言わないし、平気ってことね。
「すみません、でます…」
葉っぱを持って出るっていったけど、出られたかしら。
『聖なる葉持ちの遊び人だったか。ほう、母が渡したのか。珍しいこともあるものよ。お主、名はなんという?』
「ひとみです」
『ヒトミか。覚えておこう。ふむ、まだ日は高いのでもうひと眠りするか。またな、ヒトミ』
「あの、ありがとうございました!」
蛇って喋るんだ、とか表情が案外あるんだ、とかありましたが、また水たまりに帰っていった。水たまり、住処なの…
「ハクくん、一体なんだったんだろう」
ワフ!
ドヤ顔だと思われる顔を向けられても私は分からない。
ただ、助かったことだけは分かる。
おうち、かえろっか。
・・・・・
あのあとはスムーズにおうちに帰れました。
結局、蛇を鑑定できなかったね。
鑑定できたやつをスマホの中で図鑑できたら楽しいだろうなあ
「神様、レンゲちゃん、ただいまー!」
いつも通りに中に入ると家だった。
ナニコレ
そろそろ一区切り…なはず…
そしたら章や題名をつけていきたい…です




