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じゅうろく

来ました。森です。

レンゲちゃんはお留守番をお願いしました。

私がいるところはいつでも森なんですけど、とにかく森です。

モーク森、広いんだよなあ…

早くマップを完成させたい。


にしても、レンゲちゃんの素材になりそうなもの、なーんもない。

いや、綺麗なお花とか適当に摘んだよ、目新しいものは片っ端から収納してます。

鑑定はあとですることにして。

マップと鑑定を交互だと迷うし危ないからね。

歩きスマホはやめましょう、ってやつよ。


布がほしい、切実に。

私のパジャマもぼろぼろだし、靴も草鞋だし、惨めだ。


それには人に会うか自分で動物を狩って解体をして毛皮だよね…

解体、やったことないけど無理よ、無理。

料理歴は10年以上はあるけど、動物解体したことないからね。

出来るとも思わないよ、屠殺現場もみたことないくらいだし、現代日本人だからね。

魚は捌けるんだけどお肉はねぇ…カエルの丸焼きくらいならなんとか…


現実的に考えるとやはり物々交換かな、お金はないので。

今売れそうなものは、ポーションと薬草とか?

身分証としては、聖なる葉っぱのキラキラ葉っぱがあるから平気だとして…この森に他の遊び人いるのかな、、

そっちも探しつつ現地人も探しつつ?

名字をスミレちゃんたちに名乗ってなかったけど、異世界といえば貴族だけしか家名が無いとかなんとかあるし。


スローライフはほぼ遠い。

にしてもなんもないなあ…



――警告します!ウィーンウィーン


んんん、地震速報みたいな音がした。

びっくりしたー。た、通知?


『現在の位置から北東2km先

魔物同士が抗戦中

ただちに避難してください』


うへえ、まじか。魔物いるんだ。

にしてもアシスタントは出ないけど、こういう警報はでるのか。


さーて、 逃 げ よ !


・・・・・


逃げたもののまだ夕暮れにならないので、マップを埋めるためにふらふらしてる。

アシスタントは機能しないけど、マップや鑑定はいけるし、もしかして、案内もいけるのかな。


ま、ここは村にしておこう。

…よし、村、と。ポチッ


『案内を開始します。音声に従って進んでください』


いけるんかーい!

え、もしかして、食材もこうやって探したらよかったのかな。


・・・・・


村がみえた。

検索した場所から歩いて15分くらいしたし、洞窟からはそこそこ遠い。


うーん、人?かな、入り口に小屋みたいなのがあるし、煙が上がってる箇所がある。

森の中にあるからそこまでの大きさでもなさそうだけど、囲いがあって、切り開いてある。

そこまで違和感なく村があるから、驚いた。

んー、今日のところは、場所が確認できたし、物々交換のものもちゃんと選んでおきたいし、撤収しよう。そうしよう。


さ、帰ろ。


「そこのモノ、何奴!動くな、動いたらば、射る。」


…うん、こちらから見えるならあちらからも見えますよね。おバカさんかな。というか視力よすぎでしょ、まだこちらは小屋から人がでてきたな、くらいしか見えないんだけど。


「怪しいものではありません。「葉っぱでてこい」うわ…」


収納からだしたのが悪かったのか弓で射ってきた。怖すぎる。

スミレちゃんのお母様の葉っぱみせれば、いけるはず…!

と思ったけど、それどころではなさそう。


「妙な動きをせずに手を上に上げてゆっくりそのまま来い。変な真似はするなよ」


うへぇ、罪人じゃん。そりゃ迂闊に近づきすぎたけど!

近づきすぎたほど近づいたかなあ、100mは離れてたよ、動体視力良すぎでしょ。

というか帰ろうとしてたのに、だめなの…許して…


近づいて分かったけど、人、大きい。

3m近くはあるんじゃないかな、私の身長の倍とはいかないけど。

因みに私の身長は160cmだよ!女性平均ちょい上だね。

それはさておきこの状況どうしようか、、


「さて、何者か。みたところ人族のようだが、何故このような場所に一人でいる。人族が一人で来られる場所ではないぞ」


あー、これは友好的に交渉して布を貰うとかではなさそうな予感がしますね、ううん、とりあえず葉っぱでもみせよう。


「すみません、あの、遊び人のひとみです。ここから20分くらい先の洞窟に住んでます。これ、身分証明書?みたいな感じで使えるってもらったのですが…」


そういってそうっと葉っぱを見せる。

話してる人ともう一人弓を持ってる人がこちらを見てる。

身長差があるせいか威圧感増し増し。

二人とも目つき悪い。日本の接客を見習ってほしいね。

…よくみると話してる人はモフモフの耳で、弓持ってる人は耳が尖ってる。


「そちらの葉は聖なる葉のようだな。この輝きはマザーから直接もらったのか、幸運な遊び人だな。…ふむ、先程は失礼した。なんせここらは大型魔物が住むエリア。人族がいるはずもないと思っていたのでな。」


そういって、モフモフの人はのっそりと手を差し出す。

…握手かな?


「私はエリック。獣人の副隊長をやらせてもらってる。こちらの弓を持っているのがエルフの書記官、サラだ。ようこそモーク森の要塞へ。おもてなしは出来んが、みていってくれ」


おお、エルフの人は女の人なのか。中性的だし筋肉あるから分からなかった。

よく分かんないけど、上手くいったっぽい。

よし、ここらで情報収集と布をゲットしますか!

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