新たな仲間
昨日体調悪くて投稿できませんでした、すみません。
「お前誰だよ! そして何故服を着ていないんだよ!」
「そっそのでっ出来れば見ないでいただきたいです」
頬を真っ赤にして体を隠すようにした少女。
「大きいと思うが、これでもいいから着てくれ!」
少しいつもと様子が違うトウヤさんはあの武器を出し入れしている紫色の門を出してそこから自分の服を取り出して少女に渡した。
「ありがとうございました」
その言葉に反応したように私たちがいた森は元の部屋に戻った。
「であなたは?」
私はその子に話しかける。
「私は第27代アスクル国女王アルカディア・フライデヒトです」
「女王様!?」
ここの人たち女王様を探していたみたいな感じだったけど、この子が女王様なの!
そうだとしてもさっきの老人の姿は?
なんで皆は女王様を探していたの?
疑問が尽きないくらい湧き出てきた。
「まあ、それが事実だとしてさっきの姿は何なんだ? それにここにいる人がお前を探していたように見えたがそれはどうしてだ?」
トウヤさんが私が疑問に思っていたこと質問してくれた。
「複雑なんですが――――」
私は第26代女王の子供として生まれました、しかし私は異常でした。普通、女王となる子は白い髪にエメラルド色の目で生まれてくるのですが、私は黒色の髪に血のように赤い目で更に耳が尖っていなかったのです。白い髪にエメラルド色の目は神聖なものと思われていて反対に私のような容姿はエルフ族の人たちから嫌われるものでした、殺したくなるほどに……
昔、人族とエルフ族の間で戦争が起こり多くのエルフ族の人が人族に殺されたのです。それからエルフ族の間では人族は憎まれる対象でした。そして、私は耳が尖っていない、つまり人族のような外見でした。
そこで父が私を皆に分からないように密かに育ててくれました。母は国を統べる女王として国のために働いていたのであまり私と関わりはありませんでしたが、優しい母でした。
突然、父は病に倒れてそのまま亡くなりました。そこで私は長老と初めて会いました。長老が私の面倒を見てくれました。しかし、じきに父の後を追うように母が亡くなりました。そこで長老は私にこんな提案をしてくれた。
――――女王にならないか?――――
しかし、当然今のままでは無理なので長老のスキル『生の型取り』というもので母、つまり第26代女王の姿になり女王となりました。このスキルは目の前で死んだもののになるというもので、スキルを使っている間は姿は勿論、記憶、スキルまでもがその人のものになりました。そこで私は母の記憶をたどりに女王としての職務を果たしました。
しかし、それは長くは続きませんでした。長老の寿命が尽きようとしていたのです。長老は『長寿』というスキルでこの国の最初つまり建国の時から生きていたらしいですが、不老不死になるというものではありませんでした。長老が亡くなれば私は元の姿に戻れなくなります。長老のスキルでしかこのスキルは解除できないのです。つまり元の私は死ぬようなものです。それは嫌でした、それは長老も同じで死ぬ間際、長老は『生の型取り』を私に使い私を長老の姿にしたのです。
その瞬間はどういう意味か分からなかったけれど、私が得た長老の記憶でそれは明らかになりました。
それは、私を守れる人が現れるときまで自分の身を守れるようにということでした。仮に私が元の姿に戻れば危険を伴います、しかし母の姿のままだと私は元の姿に戻ることができなくなります。
そこで長老の姿になることでいつでも元の姿に戻ることができるようになったのです。
「――――それで、その戦って強かったらと……」
「俺殺されかけたけどな」
「いや、その、直ぐにスキルで治療しようとしたんですけど、スキルで反撃してきたので……」
「それに、守ってもらいたい割に殺せとか言わなかったか?」
「それでも助けてくれるような人が良かったんです!」
少し頬を染めてそういったアルカディアさん。
トウヤさんは優しいから
そうトウヤさんに向かって心の中でいった。
「じゃあ、国はどうするんだ?」
「どうしましょう?」
首をかしげるアルカディアさんだった。




