♦︎見習いMEMO♦︎まとめ③
13話〜16話までの♦︎見習いMEMO♦︎まとめ
*読まなくても内容には影響ありません
♦︎見習いMEMO♦︎まとめ③
♢錬金術の種類…大きく分けて2種類がある。①『物質を変化、錬成する』術
②『魔力を糧に事象を錬成する』術
♦︎どちらも根本的には同じなのだが、目に見える『物質錬成』と目に見えない『事象錬成』
♦︎♦︎魔石を使う『日用品の魔道具』は『事象を錬成』し『物質に付加する』ので①②のカテゴリ外。ちなみに魔道具は高価。
♢魔術…②の、錬成陣によって魔力を留め置き、循環や増幅、変化をさせる術を『魔術』と呼ぶ。
魔法はファンタジーだが、魔術は錬金術から派生したひとつの学問として成り立っている。
♦︎例)工房の森にある守護結界
『錬金術師』が事象を錬成するための『理』を『錬成陣』という形で記し、『魔力』(と精霊の力)を使って錬成したもの。
目には見えないが、錬金術師による術の錬成物である。
♢国家機関…王立騎士団、王立魔術師団、王立錬金術研究院の3つが大きなもの。それぞれに横のつながりもある。
♢レッテリオ・コスタンティーニ(騎士さん)…23歳。ヴェネスティ侯爵家に仕える騎士。ヴェネトスの警備が主な仕事。
ちょっと垂れ目ぎみな蒼い瞳、明るい金髪。柔和な物腰はお伽話の王子様のようだが、仕事となるとその表情も引き締まり厳しくなる。
騎士団服は紺地に赤ライン、金糸で飾りが入ったちょっと派手なデザイン。同生地の帽子も。
♢オイルトットゥ乗せパン…オイルトットゥを乗せたパン。今回のパンは『古代パン』
鼻に抜ける森大蒜の香りと、赤茄子の酸味と甘みが美味しい。トットゥは新鮮なうちに処理し焼くと、臭みもなく香ばしい。
♢アイリスの『古代パン』…材料は小麦粉と塩と水だけ。ふんわり柔らかなパンではない。
*イグニスが焼いてくれたのと、状態保持の保管庫で焼きたてで保存したので固くはない。もう少し焼いたり時間をおけば携帯食にもなる。
【オイルトットゥ乗せパンの作り方】
①パンを適当な大きさに切る
②オイルトットゥのオイルをパンに染み込むくらいに塗る。具材を乗せる。またオイルを塗る。
③保存紙で包むと良い。笹芭蕉の葉でも代用可。
*保存だけでなく、食べる際に手を汚さない為にも耐水・防水性のもので包むと良い
♦︎初夏の森大蒜の匂いはそれ程強くないので外で食べるのにも適している
♢薄荷水…水に薄荷の葉を入れたもの。スーッと爽やかな味。葉の量はお好みで。臭い消しにもなる。
兎花の蜜などを入れると、甘味も加わり口当たりが更に良くなる。
♢王国の騎士…大きく分けて2種類がある。
① 王国直属の王立騎士団
王都・王宮・王族の警護の他、王国全土に散らばり警備を行う。
♦︎地方の騎士…騎士団の構成ではだいぶ下っ端。部下として地元の警備兵がいる。
『お巡りさん』のようなもの。
♦︎王立騎士団の騎士団服…黒地に紫水晶色のライン/飾りは銀糸
*紫と銀は王家の色で、それぞれ王族の瞳と髪の色が由来
②各領地、貴族家設立の騎士団
レッテリオはヴェネスティ侯爵家の騎士。
♦︎騎士団服…紺地に赤ライン/金糸の飾り/揃いの帽子のちょっと派手なデザイン
♢レオンツォ王国の貴色…紫水晶色。透明感のある濃く、明るめの紫色。王族の瞳の色である。
*血が濃い/魔力が強いほど濃い色であると言われている
♢炎の精霊の姿・大きさ…煉瓦2個分ほどの大きさ、トカゲの姿が普通。
イグニスは掌サイズでサンショウウオ姿。精霊だとは気付かれにくい。
力が強い者は大きな姿をしていたり、人の姿を取ったりもする。有名なところでは『赤炎のドラゴン』など。
♢レッくん…イグニスによるレッテリオのあだ名。
イグニスの口では「レッテリオ」と言い難いらしく、「レッくん」となった。
♢商業ギルドの受付嬢…受付の他、査定も出来る。
細身で色白、仕事中は明るい薄茶の髪をまとめてアップにしている。柔らかい笑顔と口調が特徴。癒される微笑み。
♢商業ギルドの持込品箱…なんの変哲も無い鉄の箱に見えるが魔道具。
質量変換の術がかかっていて、箱の何倍もの物質を入れることが出来る。
高度で高価な魔道具。普通は滅多にお目にかかれない。




