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男子なう  作者: U1
1/4

一人二役するんですか?

短編を予定しております。また、これの更新は他の作品と比べてかなり遅めになるかも知れません。ご了承ください。


「……」

「……」

重い。沈黙が重い。


とりあえず何かしゃべってほしい。


「お母さん…あの、」

「声まで低い…!!」

「うん…」


お母さんは撃沈した。

机につっぷして、なにやら肩をふるわせている。


もしかして、この姿から別居中の夫を思い出してしまっているのかもしれない。お父さんには元々似ていたから、今はもっと似ているはずだ。


「………いい」


「へ?」


「いい、可愛い!やっぱり男の子もほしかったわね。でもこれでいいわ!一石二鳥!いや、一人二役!」

「ちょっと違うような」


母はがばっと起き上がると、私の身体をぺたぺた触ってくる。やめい。


まあ、気に入ってくれたようなのでいい。普通気味悪く思うだろう。


「でも、ちょっと困った」

「なぁに?」

「学校どうしよう」

「…あ!」


そうなのだ。私は女子校に入っている。このままじゃあ学校から退学を言い渡される。


「…この際転校しようか。兄さんに言えばなんとかなるかもしれないわ」

「あ、そっか。うん、お願い」


…うーん、お母さんはやっぱり変人だな。普通はもっと焦ったり困ったり気持ち悪がったりする。

娘がいきなり息子になった…とか。

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