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フェルナンドと帝国の秘密  作者: 宙道
シーズンごとの内容(ネタバレ)
15/15

シーズン1 内容をまとめたもの

フェルナンド・リベルゴは商人を夢見る村長の次男。産業のない祖国を変えるため、隣国レナシータ共和国を訪れ、発展した都市と飛行船に感動する。魔石取引を経験し、商業の大切さを実感。16歳で行商を始めるが、護衛探しに苦戦。冒険者ギルドで強者のオーラを放つ女性剣士を見つけるも、実はドジで空腹のあまり気絶していた。彼女はどのパーティーにも入れてもらえず困っており、フェルナンドは彼女を雇うことにする。

翌朝、僕らは5台の馬車と共に商業ギルドを出発した。

途中、山賊らしき集団を見かけたが、ルナは護衛の荷物にワインばかり詰め込み、独り占めを企んでいた。

やがてルズカの森に入り、大トカゲが襲来。ルナは一瞬で仕留めたが、夢中で料理の話をしているうちに飲み込まれた。僕が救出し、串焼きにすると、依頼主たちも絶賛した。

しかし、突如森が静まり、巨大な堕龍が出現。馬車を粉砕するも、ルナは震えながらも瞬く間に討伐。報酬金貨100枚を得るが、酒代で消え、一週間後にはまた餓死寸前になっていた。

一年が経ち、俺らは輸送や討伐のクエストをこなし生計を立てていた。金貨250枚貯まったが、ルナの借金で消えた。ある日、隣町へ向かう途中、大爆発の跡と震える少女を発見。彼女を助けるも、狼の群れに囲まれる。ルナの剣が折れ絶体絶命の中、少女が「守護術式・炎海」を発動し狼を退けた。少女は記憶喪失で、魔術師の診察が必要と判明。名前を「ミレア」とし、王都へ向かう準備を進めるが、盗賊に襲われ俺は負傷した。盗賊は隣町のギルドが仕組んだもので、彼らは警察に逮捕された。重傷の俺は翌日目を覚まし、ミレアやルナが看病してくれたと知る。回復後ギルドへ行くと、盗賊が裸で土下座しており、ルナかギルドの姉さんの仕業らしい。謝礼の金貨百枚を受け取り、商業都市ウルティレジスへ向かう。到着後、宿を探すがルナを検問所に忘れる。探しに酒場へ行くと、彼女は酒飲み大会で新記録を達成。商人コメルと出会い、彼の助けでルナを宿に運び、一日が終わった。

次の日の朝、ミレアに起こされ、フェルナンドは隣のカフェへ。ぼんやりしたまま彼女に頬を叩いてもらうが、効果はなし。「ルナに頼もうかな?」と言うと、ミレアは「殺されるの?」と心配する。

カフェでパンケーキを食べた後、宿へ戻るとルナが部屋にいたため、一度ドアを閉める。市場でルナに頼まれた買い物を断りつつ、フェルナンドはコメルとの約束を思い出し、市場へ向かう。

ウルティレジス街の活気を感じつつ、コメルを探し当てる。彼から「需要と供給」について教えられた後、皆でレストランへ。コメルはこの街の歴史を語り、300年前の戦争で帝国軍が7万の敵を打ち破った伝説を語る。その皇帝は戦場では冷酷だったという噂があり、コメルの表情に一瞬、何かがよぎった。

ゴーレムの攻撃が街を破壊し、人々は混乱と絶望に包まれる。ルナが加護を使い応戦するも、ゴーレムの圧倒的な力には敵わず、ついには壁に叩きつけられ剣が折れる。兵士たちは固定砲台で迎撃するが、ゴーレムは盾で防ぎ、逆に砲台を破壊。絶望の中、街の防衛システムが発動し、区域ごとにシールドが展開される。しかし、フェルナンドたちはゴーレムと同じ区域に閉じ込められた。逃げる途中で瓦礫に埋もれ、絶体絶命の状況でゴーレムの銃口が向けられる——。


魔法使いの一撃でゴーレムは崩れ落ち、フェルナンドは意識を失う。目覚めると病院で、ルナが腹の上で寝ていた。ミレアも無事だったが包帯まみれ。魔法使いヘリーネが現れ、事件現場へ同行を求める。ルナは逃亡を図るが失敗し、縄で拘束される。現場には破壊されたゴーレムがあり、解析中だった。しかし術式の痕跡がなく、未知の技術で動いていたことが判明。ヘリーネは上層部への報告を命じ、事態は新たな局面を迎える。

ヘリーネが独り言をつぶやく中、僕らは解析中のゴーレムを見学していた。ルナが不用意に装甲を叩いたため、彼女は縄で縛られ宝箱に閉じ込められる。

すると、ゴーレムの心臓部から時計の音が聞こえ、調査すると時限爆弾が仕掛けられていた。爆発まで60秒。全員が急いで倉庫を脱出し、爆風に巻き込まれながらも無事だった。

しかし、ルナの入った宝箱が見当たらない。絶望する中、地面から巨大な芋虫が出現。それは縄で縛られたルナだった。彼女は生きていた。

宿で寝る前、ヘリーネに帝都行きを依頼された。馬車不足のためで、報酬は金貨20枚。了承し、予定変更。途中コメルと遭遇し、ルナが宿代を懐に入れていたことを知る。翌朝、ミレアに起こされ、ルナは宿代を酒に使い果たし、たんこぶを作っていた。朝食時、ルナとミレアは巨大な苺を無理に食べようとし、フェルナンドは呆れる。コメルも帝都行きを頼まれており、荷物の内容を疑問視。ルナは酒を飲みすぎ泥酔。準備を終え、ヘリーネと共に帝都へ出発した。

へリーネさんに世界の全体図を尋ねると、彼女は笑顔で了承した。しかし、その前に鞄を取ってくるよう頼まれる。馬車内を探しても見つからず、困っているとルナが枕にしていたことが判明。へリーネさんが鞄からノートを取り出すと、それは大きな地図へと変わった。彼女はシルバー連邦帝国、獣人族国家・白狼王国、そして魔王国家・モーレス王国について説明する。魔族の実態は未だ謎が多く、異常な能力を持つという。僕はふとルナを見た——お前じゃね? しかし、まだ何が起こるのか誰も知らなかった。


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