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直ぐに塞ぎ込む僕と、そんな僕を慰めてくれる君。

作者: 七瀬








僕と君の関係は、“君の方がずっと大人で、頼りない僕を慰めてくれるヒーロー

みたいな関係。”


僕は直ぐに落ち込んで塞ぎ込むから、君が僕をいつも元気にしてくれる!

君の笑顔で、僕はたくさんのパワーをもらっているんだ。

なんでかな? 君の方がずっとずっと年下なのに、僕の方が頼りない。

僕だって! こう見えてもカッコイイところがあるんだぞって見てほしい!




・・・と言ったとたん? 

僕は小さな石に躓いてコケた、そしてそんな僕に手を差し伸べ

転んだ僕を引っ張って起こしてくれる君。




『僕だって君の力になりたいんだ!』

『分かってる。』

『僕は弱虫じゃないよね?』

『そうね。』

『僕は君の支えになってる?』

『・・・まあ、なってるのかな。』

『いつも、僕の傍に居て!』

『うん。』

『“好きだから意地悪な事も言うけど、”』

『“知ってる。”』

『僕の事、嫌いにならないでね!』

『うん。』

『“なんで僕よりも年下なのに、そんなにしっかりしてるの?”』

『“私の相手が貴方だからかな。”』

『うん?』

『そこは、知らなくてもいいと思うけどね。』

『・・・ううん、』







・・・なんて情けない! “僕の方が子供で君が大人の対応の会話だよね!”

それでも僕は君がいい!

君じゃないとダメなんだ!


でも? “君は本当に僕でいいの?”

そう言えば? 君に直接聞いた事がないな。

君も僕と同じ考えならいいのだけど、、、。

僕はふと空を見ると? 今日の空は青空だった。

きっと明日もいい事があるよ。

僕は君と居るだけで、“いつもいい事だらけだけなんだよ。”





『僕ね!』

『・・・うーん?』

『“君が居ない生活には、もう戻れないよ! だってもう出逢ってしまった

んだから、僕の世界にはいつも隣に君が居る! ずっとずっとおじいちゃん

おばあちゃんになっても、ぼくと一緒に居てくれる?”』

『何? いきなり、“そんな、ロマンティストになるのね!”』

『そうだよ、僕は君だけにロマンティストになるんだ!』

『歳は幾つよ?』

『・・・えぇ!? 今年で52歳かな、』

『そういう年なの?』

『ど、どうかな?』

『だけどそういうところ、私! 嫌いじゃないかな。』

『僕はいつも君が好きなだけなんだけどね!』

『うんうん! 寒いし、もう寝る?』

『えぇ!? あぁ、うん。』







・・・朝起きると? 僕のテンションはガタ下がり。

でも? 彼女の笑顔を見ると? 僕の下がったテンションがじわじわと

上がっていく。

君はまるで? エネルギーを僕に充電してくれる太陽みたいなひと。

なんとも、僕の居心地の良い場所に変わる!

君の入れてくれるコーヒーも僕の朝の胃袋には丁度いい!

心も体も、因みにお腹もいっぱい満たさる、そんな君が僕は大好きだ!

これからもずっと僕の傍に居てくれる?


あぁ! 

“愛って? こういう何気ない日常生活の中に僕はあると思うんだ。”



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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