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交鎖十字・歌名連想

作者:マカロニサラダ
 それは、ある平行世界で起きた物語。
 彼、見世字壬は少なくとも第三者から見ればギャルゲーの主人公の様な生活を送っていた。
 事実、その日もヒロインその五から〝空から美少女が落ちてきたらどうする?〟という謎の問いかけをされる。〝殺して、埋める〟と堂々と答えた字壬だったが、現実はそう甘くなかった。
 実際に宇宙から謎の少女が飛来。ソレをやむなく受けとめた彼等は、彼女が記憶を失っている事を知る。しかも彼女が言うには〝自分の記憶が戻らなければ地球は消滅する〟らしい。この嗤うしかない状況を前に、字壬はヒロイン二~四に彼女を引き合わせる事にする。字壬により二瀬栞奈と名付けられた彼女は、ヒロイン達の手を借り記憶を取り戻すべく奔走した。
 だが事態は急変し、同じ町に住む橋間派の戦闘員から栞奈の身柄を引き渡すよう迫られる。
 それを断る字壬だったが、地球の消滅の事を知ったヒロイン達は彼を裏切り橋間派につく。孤立無援と化した彼等は次に友人である『宇宙皇』を頼るが、それさえ橋間派の罠だった。 
 橋間派の当主である橋間言予はこの件を機に、見世派を潰す事を決意していた。
 その事を嘆く字壬だったがやがてこの世界そのものがある種の別空間であると知らされる。ある条件を満たせばハッピーエンドを迎えられると聞かされた彼は、橋間派打倒を誓うのだった。
 かくして第六次鴨鹿町大戦の最終幕は開き、遂に字壬は橋間言予と相対する事になる。
 だが、それを期に、彼はこの世界の歪みを知る事になる。
 明かされる栞奈の正体と、その目的。
 ただひたすらハッピーエンドを迎える為、足掻き続ける字壬は今最後の戦いに挑む。
 そして、彼女は問うた。
〝見世君。もし空から女の子が落ちてきたらどうする?〟と。
 その問いに答えた時、彼は夏のカゲロウを前にし、視界を歪ませる―――。

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