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怠け者の王  作者: 田中 太郎
4/8

ルーシィーの場合

どうも田中 太郎です

誤字脱字があればご報告よろしくお願いします!


「ルーシィー!!大変よー!王国専属の回復魔法師が戦死したらしいよ!!!これでルーシィーは、王国専属は間違いないね!!」


同じクラスで情報通のキャルが、スクープを持ち込んだ。


「興味無いわ。」


ルーシィーの一言で盛り上がっていた教室は静まり返る。


「えっ?ルーシィーは、回復魔法師を目指してたんでしょ?王国の専属になるために」


「私は王国専属なんて興味無いわ。忠誠を誓う程の理由が見付からない。もう忠誠を誓う王は決まっているのよ。」


キャルの戸惑いながらの質問に、堂々と答えるルーシィーを見て、皆が王とは誰なのかを疑問に思った。


「王って何処の王なの?」


キャルは、新たなスクープだと感じ、メモを取り出してルーシィーへ詰め寄る。


「我らの王よ」



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