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異世界の魔女の探しモノ ーmemoryー  作者: 夜虎
1週間が経ちました
8/37

委員会

放課後。

僕は図書室に向かう。

昼休みの事が少し気になるけど、気にしないことにする。

委員会早く終わるといいなー。


「失礼します」


図書室に入ると他のクラスの図書委員の人は揃っていた。

どうやら僕が最後のようだ。

一瞬遅刻したかと思ったけど、チラリと時計を見ると、間に合っていた。

皆来るの早いなー。


「どうやら揃ったようですね。

では委員会を始めましょう」


まず司書の先生の自己紹介から始まり、主な図書委員の活動の説明等が行われた。

司書の先生の話を聞いていると、隣の人につんつんと突かれ、犯人を見ると不思議そうな顔で、僕に質問を投げかけた。


「なあ、お前のとこのクラスは図書委員1人なのか?」


彼が小声で訊いてきたので、僕も小声で簡潔に答えた。


「僕のクラスは人が足りなかったんだ。

だから図書委員は僕一人だよ」


訊いてきたのは彼からだというのに、彼の反応は興味をなくしたようなものだった。

なんだよ、興味をなくすなら訊くなよ。

内心そう思いつつも、声には出さなかった。


「何こそこそ話しているの! 人の話は黙って聞きなさい!」

「「はーい」」


どうやら小声で話していたものの、司書の先生には気付かれたようで怒られてしまった。


その後は、委員会は司書の先生の一方的なお話しで終わった。




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