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序章

桜の季節。

僕にとって桜の季節は思い出が沢山ある。

彼女と出会って恋をして、笑ったこと、驚いたこと、泣いたこと。


彼女はとても不思議な人だった。

なんにも知らなくて、冷徹な人かと思ったら、危なっかしくて。

全然笑わないと思ったら、ふとした時に口元が緩むんだ。

ほんの少しの違いだけど、僕は彼女が笑う所を見ると、懐かしさとともに寂しさを覚えるんだ。


今度会った時にはどこに行こうか。

甘い物が苦手な彼女にイジワルでケーキ屋にでも行ってみようか。

そんなことを考えて僕は思わずクスッと笑みをこぼしてしまう。


彼女は今、何をしているだろうか――――。


教室の窓から雲一つない青い青い澄み渡る空を眺めていた。


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